加音オーケストラ ブログ

加音ホールに付属するオーケストラとして創立。地域に根差した音楽活動を行い地域文化に寄与する、を趣旨に創立27周年目です。

ディートリヒ・フィッシャーディスカウ

2012-05-21 23:33:33 | 練習

昨日の練習で、
『ドイツのバリトン歌手、フィッシャーディスカウが5月18日亡くなったというニュースが届きました。』
と、ツルタ先生のお話がありました。


5月20日付朝日新聞より


留学中、フィッシャーディスカウの演奏会に行ったことがあるそうです
(サヴァリッシュ指揮とオケの演奏会・場所はウィーン)


フィッシャーディスカウはたいへん大柄な方で
客席を静かに見つめ、それから歌い始めたそうです。
自分の感情を表に出さないように歌っているけれど、
フィッシャーディスカウの内面が伝わってくる素晴らしい声で、先生は感激されたとのこと。
当日の演奏曲目はマーラーの曲とおっしゃっていましたので
むか~しの演奏会情報を探してみました。
これはわたしの想像ですが、この演奏会かな?違うかな??


1976年8月7日(土) 20:00~ フェストシュピールハウス ホール

ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ
ヴォルフガング・サヴァリッシュ

マーラー 「少年の魔法の角笛」から:
夏の交代
ラインの伝説
少年鼓手
番兵の夜の歌
この世の生活
魚に説教するパドヴァのアントニウス
二度と会えない
別れ
美しいトランペットの鳴るところ
起床合図
シュトラスブルクの塁壁で
塔の中の囚人の歌
この歌をつくったのは誰
いたずらっ子をしつけるために
自分の気持ち
私の歌をのぞかないで
私は穏やかな香りを吸いこんだ
春の朝
ドン・ファンの幻想


先生のお話は、私たちも、まるでその場に居たような気持ちになります。
いつか続きをお話していただきたいですね!

(Kanon)



3 コメント

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聴き返しています。 (あずき)
2012-05-22 22:58:15
訃報を知り手元のCDを聴き返しています。
奥が深い音楽の世界。今まで知らなかった演奏者や歌手の名前を知り、聴くことが出来ただけでも幸せだと思って、感謝です。
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寂しいものですね・・・ (まなべぇ)
2012-05-22 15:50:45
いつかは人は死んでゆくものですが、このような訃報に接する度に、寂しくもあり、ひとつの時代が終わった気がします。
でもディースカウ氏の歌声は、録音によって後世に残されて、いつまでも聴く人の心を満たしていくのでしょうね。
ご冥福をお祈り致します。
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フィッシャー デイスカウ (ツルタ)
2012-05-22 13:56:02
フィッシャー ディスカウのブログ 拝見しました。 探していただいた演奏会は、ザルツブルク音楽祭のものです。僕も同音楽祭でフィッシャーデイスカウの冬の旅をききましたが、 マーラーの同じ内容の演奏会はウイーンでの演奏会でした。  ウイーンでは一生歌うことはないと思っていたとおもうので、 会場もいつもと違う雰囲気でした。演奏が始まる前も後も 忘れることのできない素晴らしい演奏会でした。ドイツは大きな宝を失ったようなものです。86歳 誰でも最後を迎えますが、それでも惜しい この人に代わる人はいません。
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