以下は「2016.11.17」の掲載http://blog.goo.ne.jp/kanzeon123/e/573c5e7d9021f794c2ab7793baf82ca4?fm=entry_awc記事です。
こんにちは。明日は,私の知り合いの人の誕生日です。18日は観音様の縁日ですから忘れません。知り合いと云ってもお互い個別に連絡を取り合ったりする間柄ではありません。ですが,立派なお母さんでもあり,子供を4人も育てている方で,少子化の日本にとって何よりも有難いことです。このご時世で子供を4人も育てているのですから,いろいろな面で大変なことがあると思います。私の存在を忘れてしまっているかも知れませんので,誕生日の明日,メールでも送って見ます。元気でいると良いです。
今日は,朝から現代社会の問題を世間に提起させた悲しい結末の事件のニュースを読みました。介護殺人と云う最近,テレビや新聞などでよく報道されるようになってしまっている事件です。私が読んだ事件は,ちょうど2006年に起きたものでしたが,主文を言い渡した裁判官も心の中で相当な葛藤があったのではないかと想像しておりました。判決当日,被告人である本人は裁判官の問いに対し「生まれ変わったらまた母親の子供として生まれたい」と云う趣旨の弁を述べたようです。この被告人の言葉に,判決を言い渡した裁判官も声を詰まらせ,目を赤くしていたらしいです。判決そのものは温情判決としてニュースでも取り上げられていたようです。しかしながら,この事件は,判決と云う裁判規範性や法的規範性の外で終結することになってしまいました。
社会に復帰した本人を待っていたのは,とても厳しい現実でした。結果,本人は自死してしまったのです。本人がいつまでも大切に保管していたものの中に,母親と本人のへそ緒が遺体に身に着けてあった小さいポーチから発見され,メモ書きには一緒に焼いて欲しいと書かれていたようです。本当にこの様な事件は辛い出来事です。これでもまだ自己責任と呼ぶのでしょうか?
昨日まで書かせて頂いてきた「神様との約束事 仕事とは祭事であるぞ。 5」でも触れましたが,神社やお寺の総代さんをはじめ護持組織をとにかく動こかすことが出来れば,自分の神社や寺院の中にいる人たちにだけでも光を照らすことが出来るのです。大きな組織や団体を形成する必要もなく。お金がかかるものでもなく,不特定多数を対象とすることもなく,自分たちの神社や寺院に所属する氏子崇敬者,檀家信徒だけで良いのです。これがはじめの一歩となって,その波は日本国中の神社や寺院に波及して行きます。
そして,年に数回,氏子崇敬者さんや檀家信徒さんに祭事の案内や法事などの手紙を郵送していると思いますので,その中に一言だけで良いので皆さんへ宮司さんと総代さんが語りかけて頂きたいのです。難しい話や用語は使わず「必ずお役に立てることがあります。何か困ったことがあった時にだけ,神社(寺院)と私たちを思い出してください。それだけで十分です。」と氏子崇敬者,檀家信徒さんに言葉かけをするだけでも救われる命があり,また明日も生きてみようと思って頂けると真に感じています。
今回ブログで掲載させて頂いた起案は「買い物困難者」の情報を元に立案させて頂いた過去のものです。しかし,課題は何でも応用が出来る仕組みになっております。たとえば「災害弱者」「介護」「高齢者の交通事故」「子供の貧困」等にそれぞれ変えて起案が可能です。但し,民間の企業が主体となると失敗する仕組みになってもいますので注意が必要です。神社とお寺にいる総代を動かせと神様から教えて頂き,神様から授かったリスクマネジメントを駆使して活用してみて下さい。きっと,誰かの助け舟に成ります。
事件の本人も,自分の実の母親を自分の手によって死なせてしまったこと。自分も母親の死を見たあとに自死しようとしたが,自分だけ助かってしまった心の重み。本人にしか解らないことの苦しみと悲しみ。さまざまな苦悩があったと思います。これから日本は,人類が経験したことのない少子高齢化が本格的に訪れます。そして,あまり報道されていませんが,世界中の国が日本がどうのように少子高齢化を乗り越えて行くかをじっと観察しています。特に,中国は一人っ子政策によって,数十年後には超少子高齢化時代を迎えます。それに備える為にも日本の政策と問題点や課題を見つめているのです。最大のチャイナリスクは少子高齢化です。拝
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太古の昔から日本人の性質は互いに支え,助け合い,足りないところを補い続けた民族でした。
私たちの祖先は,それを相互扶助とし和の仕組みとしました。
又,人はそれぞれ違いがあり,その違いを認め合い,尊重し合うことを大切にして来ました。
それが祈りの民族と云われる大和の民。大和民族です。
そしてまた日本人の本当の性質を勇気を以て再び伝え広めて行きたいです。
そのことが日本を取り戻し,日本人としての誇りを取り戻す真の意味だと考えます。
観世音菩薩とともに。花咲 あさひ 拝