花咲あさひ の 心神とともに。古神道と和の仕組の復活への道

感謝・反省・謙虚・奉仕・素直・勇気・結び・歓び・怒りあと1つの心柱は?
観世音菩薩は裸足で山を飛び出して行きました。

宇宙の構造と心の病 神道と現代医学 再掲載

2018年11月14日 13時44分35秒 | あさひの医学心書

今日は,医学博士でもあり,奈良県の春日大社 前宮司でいらした葉室頼昭先生をご紹介しながら,神道と心の病の関連性を含め記事にしたいと思います。宇宙の仕組みと神道の考え方を医療現場にも率先して取り入れた先生でありました。

心の病と聞くと,なんだか複雑で厄介で,訳が分からないと思う方も多いと思います。日本は他の先進国と比較すると,心の病についての認識性と又,その心の病を社会がどのように受け入れているのかを積極的に知る必要がある時期に差し掛かっているように思います。なぜならば,現代社会において,この心の病を患っておられる方がとても多い気がしています。しかし,病と呼ばれる又は病と云うには,どの程度の症状が発症した時を指すのでしょうか?たとえば、誰でもそうだと思いますが,社会での様々なストレス,家庭でのストレス,会社でのストレスなどなどストレスを抱えていない人は現代社会においていないと思います。又,ストレスが心の病を発症されるものなのかどうかも定かではありません。要は,誰でも落ち込んだり,不安になったりすることはあります。そのときに,病院に行けば心の病だと決められてしまうのではないでしょうか?その時,自分は病人なんだと,自分で暗示を掛けてしまう訳です。自分で自分自身に,自分は病気なんだ,病人なんだと言われてしまえば,誰でも病気になってしまうと思うのです。

たとえ医師であっても本当の根本の原因や起因が分からないのです。ですが本当に,この心の病との因果関係が現代の西洋医学で少しでも近づけることが出来れば,困った人の役に立つことは間違いありません。その一方で,西洋医学とは別に,人間の身体を宇宙そのものとして考えている東洋医学に私個人的には期待しています。前にも記事にさせて頂きましたが,この東洋医学の身体宇宙論(通説ではありません。私個人の呼び方です)で,心の病を少しでも解明でき,治癒出来るのではないかと思っています。さらに,日常の生活習慣の影響がとても大き様な気がしています。その中でも特に大切だと感じるのが,食事と生活する場の清掃です。そして最も重要なのが「水」です。水については,またの機会に記事にさせて頂きます。奥が深いですし,とても大切なことが多く含まれておりますので。つまり,身体のバランスと本人の気持(念)がすごく関係しているようです。

子供のころに風邪をひいて熱を出したりで病院に行くと,優しい看護師さんやお医者さんが診察の前に体温計を持ってきて測ることがあります。そうすると,不思議なことに家を出る前にあった熱が少し下がった。そんな経験をされた方はいないでしょうか。病院に行くと熱が下がる。そんな安心感があってのことだと思います。一種の暗示力ではないでしょうか。子供は疑うことをしませんし,なんでも素直に言うことを聞きます。その純粋無垢な気持や念(波動)が,熱を下げるのかもしれません。つまり,自己治癒です。病院に行くと熱が下がると云うことに何ら疑うことをせずに素直な気持ちで風邪と向き合う。日本の神経科の先生も,そのあたりの研究をされると新たな成果が期待できるはずです。

このブログにも度々,御登場される奈良春日大社の前宮司であった葉室頼昭先生が,この東洋医学と自己治癒の話を本などで書かれておりました。なぜ?と思われるかもしれませんが,葉室先生は宮司になる前は,形成外科のお医者さんであったからです。そして,葉室先生が繰り返し述べられているのが,病気を素直な心で受け入れること。そして,何よりも大切なのは身体に感謝の気持ちを捧げることだと云うのです。私はもの凄く共感できますし,納得しました。以前の記事は「医者はなくなります。感謝の心で病魔を退散」です。記事本文では,時間の短縮と新陳代謝による自己治癒ですが,ご興味があればご覧下さい。又,葉室先生の本の中ではあまり触れてはおりませんが,それにプラスして食事と清掃を組み入れると格段に違いが出るように感じます。

正直,現代人は食べすぎです。そして,その食べる内容のものである献立が凄く悪いです。私はだいたい1日1食ですし,食べても2食です。それ以上,食べるともう身体がきついです。集中できないし,何よりも身体がダルい。これでは,仕事に成りませんし,勉強なんて絶対無理です。満腹感で寝てしまいます。

話が少し変わりますが,ひと昔前までの薬。つまり病院なんかで頂く薬ですね。ある大学病院の看護婦長さんに教えて頂いてのですが,ほとんど精神安定剤の様なものだとおっしゃっていました。要は,気持ちを落ち着かせるために服用するものです。しかしながら,現代は無理やり体を強制的に支配する考えですから,強い薬でコントロールしています。これでは後の副作用が大変だと思います。治癒ではなくて,無理やり支配すると云う考え方ですね。先ほども申し上げましたが,東洋医学の考えでは,身体を宇宙そのものであると云う考え方に立脚していますから,支配すると云う考えはそもそもない訳です。

そのことは,今の地球の構造と似ているように思います。地球を汚し,自然環境を強制的に支配する。そうすると地球のバランスが崩れ,自然環境が破壊される。近年は,異常と想えるほどの気象や気候に変化が出て来ています。この論理を人間の身体に当てはめているのが東洋医学のそもそもの考え方です。だからこそ,葉室先生は,身体に感謝し,素直に病気を向き合うことが何よりも大切なことだと言われたのはではないでしょうか。同時に,生命の尊さを伝えたのだと考えます。

心の病は,心の在り方で治癒できると云う論証を私は,東洋医学の研究に期待しています。私はそれは可能だと思っています。                                                                     日々の暮らしを神様に感謝する。祖霊,先祖に感謝する。そして,これまで付き合ってくれた身体を何よりも大切にする。たまには感謝の気持ちで身体をさすってあげると身体が喜んでくれます。そう言ったことがとても大切なことの様に思います。岩戸開きが出来ること信じて下さい。葉室先生が繰り返し伝えてきたことをこのブログで記事に出来ることに感謝致します。

  

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太古の昔から日本人の性質は互いに支え,助け合い,足りないところを補い続けた民族でした。

私たちの祖先は,それを相互扶助とし和の仕組みとしました。日本が和の国と呼ばれる所以です。

又,人にはそれぞれ違いがあり,その違いを認め合い,尊重し合うことを大切にして来ました。

それが祈りの民族と云われる大和の民。大和民族です。

菊の紋章は世界祭祀の継承者としての証であり,世界で唯一,太陽を国旗にする国でもあるのです。

わたし達の心の中には根源神の分魂が内在しています。高天原は,わたし達の心の中に存在します。

心柱神社 心神とともに。花咲あさひ 拝


春日大社 前宮司 葉室頼昭先生 再掲載

2018年11月14日 07時11分16秒 | 素直の心柱

こんにちは。今日は,私の好きな神道家で春日大社の前宮司さんでいらした葉室頼昭先生の御本とその御本の中に書かれている一部を紹介させて頂きたいと思います。神道と日本人と云うタイトル本ですが,この御本は多くの人に読んで頂きたいと感じる超優良本だと思います。私は元々,本が苦手でほとんど読みませんと云うか本が読めないのです。なんだか変な話をしておりますが,実はこのかたマンガ本も読んだことがなく,本を読むのに人の何倍も時間が掛ってしまい苦手なのです。以前,こんなので本当に大丈夫かと心配になってしまいいろいろ調べたら失読症と云うものあるのを知ってテストしてみましたがほとんど当て嵌まってしまい納得致しました。もちろん学校の成績は・・・?ご想像にお任せします。(笑)そんな私でもすんなりと読める本ですから普通に本が読める人にはおすすめです。葉室先生は生前に確か10冊前後の本を書かれていて,その内,数冊は過去にこのブログでも紹介させて頂きました。こちら「宇宙の構造と心の病 神道と現代医学」です。補足,葉室先生は神職になる前は形成外科のお医者さんでした。

それでは,以下が葉室先生が書かれた「神道と日本人」と云う御本の「おわりに」からです。

現代の日本人のなかには「この科学の時代に,神など信じない」という人も多いし,また「この世には,科学では分からないことがまだまだたくさんあるから,私は神を信じる」と云う人もいます。また「目に見えないものは信じない」「神がいるならどうして,この世に不幸だとか悩みだとか病気などがなくならないのだろうか。だから私は神を信じない」と考える人もいます。「神がいるならなぜ,悪いやつが金を儲けて幸福な生活をし,あんな善い人が不幸な生活をするのだろうか。だから神を信じない」「自分の人生は自分の力で築くものであるから,何ごとも神の導きに従うというような神頼みの人生は真実の人生ではない」などと思っている人もいます。また私に対して「お医者さんのくせに,なぜ神さま,神さまというのか」と聞く人もいます。

しかしこれらは,神とはどんな存在なのかということを知らないで,ただ神を信じるとか信じないとか言っているだけなのです。私はこういう態度こそ,科学の発達した現代の中で,非科学的なことだと思っています。神さまは,信じるか否かということではなくて,神の世界を見ることができるかどうか,なのです。

神の世界と,我々の世界は,別々に存在しているように思われていますが,本当はそうではありません。ちょうど夜の世界と昼の世界が別世界ではないように,宇宙の真実,神の世界は夜の世界であって,その中に我々のいる現世,昼の世界が一緒に存在します。昼の世界は,ただ日光の明るさで夜が見えなくなっただけです。だから昼でも日光を完全に遮断したら,闇,すなわち夜の世界がそこに現れるでしょう。でも夜の世界を知るためには,夜ばかりでは分かりません。反対の明るい昼の世界がなければ分からない。この宇宙の仕組みが本当に分かることが我々の役目なのです。つまり,神さまは,神の真実の世界を認めさせるために,わざと逆の世界を人間に与えておられるのでしょう。逆があるから真が見えるのです。それなのに人間は,病気だとか,不幸だとか悩みというようなものが,実在の世界であると思ってしまったところに過ちが現われ,現在のような乱れた世の中になってしまったのです。

古来より,日本人はそのすばらしい知恵で,病気だとか,不幸だとか,悩みなどは,神さまが本来神の姿に作られた人体を包み隠す(罪),また我々を生かしてくださる気を枯らす(穢)ことが原因であるから,これらを祓い除くことで神の真実の姿が現われることを知っていました。この罪・穢はすべて我欲であるから,その我欲を祓い除いたとき,神の姿を見ることができるのです。つまり神は外に求めるものではなくて,心の中の我欲をなくしたとき,はじめて神の世界が現われてくるのです。

私は子供のときから,いつも何かに導かれているという感じがして「これは神さまや祖先に導かれているのか,あるいは自分の心の錯覚なのか」と大いに迷い,中学時代から神社,仏閣をはじめ,いろいろな宗教から「神さまとは何か」ということを勉強してきました。それが大学医学部在学中に肺結核となり,悪化してついに死が目の前に近づいたとき,なぜか私からすべての我欲が消え,目の前に神の世界を見せられて,ただありがたさに涙が止まらず,気がついたら病気が消えていた,という体験をしました。その時の感動が忘れず,もう一度神の世界を見たいと思いましたが,恥ずかしながらまだまだ我欲があるために,現在まで二度と神の世界を見ることができていません。しかしながら,人生を振り返ってみると,いろいろと奇跡と思われるようなことや,厳しい状態もあり,それらを含めて神の導きと知らされ,それに順応して耐え抜く人生を歩まされてきました。そして,この年になってふと,私は進化させられ,神の世界に近づかされていることに気がつきました。

とくに春日大社の宮司に就任してからは,自分でも不思議なくらい我欲がなくなり,常に神の導きを感じるようになり,そのとおりに生活させていただいています。神を見るには理屈はいりません。日本人の祖先が伝えてきたように,すべては神の恵みと祖先の恩の導きですから,それに従って全力をあげて努力し,決して我欲を出さないことです。これは非常に厳しい人生ですが,神さまは厳しさの極限を耐えぬいたときに現われてこられます。

今までいろいろなことを述べてきましたが,すべては1人でも多くの方々に,神の真実の世界を伝えたいと考えたからです。私の申し上げたことが少しでも,皆さまの何かのお役に立てれば,幸いに思います。

以上が,葉室先生の「神道と日本人」と云う御本のおわりに書かれている内容の全文であります。冒頭でも少し書かせて頂きましたが,本を読まない私でも葉室先生の本は読みやすく,特別な宗教用語は使用していません。今でも人気のある本ですので,是非,読んでみて下さい。私がはじめて葉室先生の本を読んだとき,自分の考えていることと葉室先生の本の中に書かれている内容が一致する箇所が多く驚きと嬉しさを感じた覚えがあります。我々の祖先がいかに子孫を守ろうと命懸けて生きていてくれたことや日本語の意味や様々なことを勉強できる一冊であると思っています。今日は,おすすめの一冊からでした。拝

  

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太古の昔から日本人の性質は互いに支え,助け合い,足りないところを補い続けた民族でした。

私たちの祖先は,それを相互扶助とし和の仕組みとしました。日本が和の国と呼ばれる所以です。

又,人にはそれぞれ違いがあり,その違いを認め合い,尊重し合うことを大切にして来ました。

それが祈りの民族と云われる大和の民。大和民族です。

菊の紋章は世界祭祀の継承者としての証であり,世界で唯一,太陽を国旗にする国でもあるのです。

わたし達の心の中には根源神の分魂が内在しています。高天原は,わたし達の心の中に存在します。

心柱神社 心神とともに。花咲あさひ 拝