花咲あさひ の 心神とともに。古神道と和の仕組の復活への道

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観世音菩薩は裸足で山を飛び出して行きました。

日本国憲法と参議院選挙に臨む若者たち。

2016年07月01日 04時37分24秒 | 奉仕の心柱

いよいよ今年も半年を切りました。昨日は,6月30日で全国の神社で夏越の祓祭が斎行されたと思います。                              私も昨日,氏神様に参拝させて頂き茅の輪くぐりをして参りました。前にも記事に書きましたが,ますます時間の短縮が進んでいるようです。先日の記事「医者はなくなります。感謝の心で病魔を退散」宇宙構造の変化で24時間制から現在は18時間制です。

そして,今月7月は参議院選挙と東京の都民の方は東京都知事選挙があります。どちらもこれからの日本の行末に与える影響がある選挙となるでしょう。そんなことから今日は,参議院選挙の目玉のひとつである憲法を題材に記事を書きたいと思います。

今回の参議院選挙から18歳以上の未成年者も選挙権(投票権)が与えられましたので,現役の高校生が選挙に投票しに行くことが出来る様になりました。若い頃から国の政治に感心し,興味を持ち,自分で考えることはとても良い事だと思います。                                                                  しかしその一方で,実際に選挙と云っても誰に投票して良いか分からない。難しい社会保障経済,集団的自衛権の行使の話など学校で勉強していないしましてや憲法の意味なんて考えたことなど一度もない。このように感じている高校生は全国に沢山いると思います。ただ純粋に,家のお父さんやお母さんがお金のことで心配していたり,給料が上がらないなどと話していたり,テレビやインターネットで子供や学生の貧困問題を取り上げていたりといった実生活で見た,聞いた,感じた想いで判断するのだと思います。

それはそれで,実態観のある生の考えであったりするのですからよいと思いますが,そこで止まらず,今回はとても良い機会なので,そもそも何のために憲法があるのだろうか?憲法が自分たちに何をしてくれるのだろうか?と考えてみてもらいたいのです。

なぜならば,今回の参院選のあとに必ず憲法改正の議論を本格化させて行くからです現在の与党は,今回の参議院選挙で憲法改正の問題には触れません。当然,与党には不利になるからです。又,それよりも経済政策や社会保障政策を重点的に国民へ訴えた方が,選挙を闘いやすいと考えた結果だろうと思います。(若い皆さんにはこの辺りのことはなかなか理解できないと思います)

我が国の日本国憲法は,先の大戦「太平洋戦争に制定され天皇陛下の名の下に公布されたものです。                         でもなぜ今,そんなに,憲法改正が必要と与党は唱えるのか?別に,無理に変えなくても良いのではないか?と疑問に感じると思います。それは,憲法と法律では全く別の働きをしているからです。                                そのことは6月25日付けの記事「神道と日本国憲法 すり替えられた第13条。」でも少し,述べさせて頂きました。                憲法は国民が国家権力を行使する側の権力者を縛る目的であるからです。ここが,一般の法律たとえば民法や刑法などと違うところです。なぜ国民が権力者を縛ることが必要なのかと云いますと権力は常に暴走する危険があるからです。 

これは過去の歴史からの反省に基づいたものです。民主主義は最後には多数決で物事が決まります。                                しかし,本当に多数決で決まったことが正しいのか?と云うと,どうやらそうでもありません。多数と云う強者と少数と云う弱者の関係で考えてみると分かり易いです。例えば,お金をたくさん持っている「お金持ちの人」と「お金のない人」「医学的知識が豊富な医者」と「医学的知識が全くない患者」「会社の経営者」と「会社の従業員」「法律家」と「一般市民」などなど,数え上げたらキリがありません。しかし,民主主義はアクセルのような働きをしますから,どんどん自由に加速して行きます。この民主主義の自由な加速度を一定のところでブレーキをかけるのが憲法の立憲主義の役割なのです。今回,与党は,この憲法を改正したいと考えています。そして,憲法を改正すると云うことは間違いなく,私たちの暮らし方も同時に良くも悪くも変わります。憲法を変えて良くなったと云えるような国にしなければなりません。つまり,民主主義は強い者をより強くする働きパワーを備えています。憲法立憲主義は,その民主主義のパワーを抑え込むパワーを持っているのです。そして,民主主義のルールに基づいて施行されるそれぞれの法律は,憲法の許容する範囲内でしか存在することが出来ません。したがいまして,憲法を変えると云うことは法律も変わると云うことになるのです。

選挙の投票に行く若い未成年者の方へとマスメディアの方へ。                                             権力(権力者)の暴走をくい止める大事な役割が憲法なのです。そして,社会的に弱い立場にある人を守ることができるのは唯一,憲法だけです。法律があると云う方は,もっと勉強してください。資本主義社会及び経済下での個別の法律では不可能です。法律は多数決の力にによって誤魔化しが出来ます。それは,今の惨状を見れば一目瞭然です。これ以上,弱い人が犠牲になる事だけはどんなことがあっても避けなくてはなりません。ますます拡大する貧富の差ひとつ見ても明らかです。

特に,若い人を惑わすこと,若い人が自分達で考える力を自立する力を阻害する様なことだけはしないで下さい。                          そのことをしっかりと考えた上で,私たちは選択して行くことになります。これからの日本を背負って立つのは団塊の世代ではありません。これ以上,若い人を苦しめることは慎んでください。

若い人たちは,自分の投じる一票が弱い人たちのためになるのかどうか,自分で考えたことが他の人のためになるかを考えて是非,投票してください。親に感謝し,弱い立場の人を自分が守るんだと云う志を忘れないで下さい。今の若い人たちの曽祖父は,皆さんが幸せに暮らし,弱い人達を自分で守れるくらい強い人になることを願い,先の太平洋戦争で亡くなったのです。それこそ,自分の命と引き換えに特攻隊として出撃し,散華されたのです。決してあの惨状を忘れてはなりません。

これは,私が特攻隊の研究をしているときに,特攻隊員として出撃され,幸いにも生き残った元特攻隊員の方とやり取りさせて頂いたときに感じた思いです。もし宜しければ「あなたは神風特別攻撃隊を知っていますか?」の記事ページ上に火だるまになって燃え盛る特攻機から特攻隊員を救い出し昇天させる天女さんの画をクリックすると鹿児島県にある知覧特攻平和会館さんのホームページにジャンプします。そこで,いろいろと勉強になることが必ずありますから観てみて下さい。


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宮柱太如き立て 高天原に千木高しりて                                                                      感謝反省謙虚奉仕素直の五つの心柱を伝えに来ました。                                                                                 仕送りの御役 花咲 あさひ 拝                              ブログ開設19日目 記事数第27記 奉仕の心柱 編



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