こんにちは。
昨日の記事で,リスクマネジメントの再興の祖でもある二宮尊徳さんのことを引き合いにいろいろと書かせて戴きました。又,その記事の中で,リスクマネジメントは,日本の縄文時代が発祥であったとも書きましたがリスクマネジメントと云う言葉自体にあまり馴染もないと思います。たとえば,危機管理の話題などで少し言葉を聞いたことはあるけれど,実際,リスクマネジメントとは何かと云うことを理解されている人はそんなに多くはないのではないかと想像しています。日本は,お役所(主に省庁)が先導して企業と国民を引っ張って行くと云うことがこれまでの大きな流れでありました。経済の分野で護送船団方式と云うことを学んだことのある人も多いのではないでしょうか。金融を自由化する際に盛んに言われていました。日本は行政に対する信頼が厚いのです。
ですが,このリスクマネジメントこそ実は,日本古来からの和の仕組みであったのです。
つまり,日本の和の仕組みが海を渡って行き,外国でリスクマネジメントとして変化し,再び日本に上陸したのであります。ちなみに,民主主義と云う考え方も日本が発祥です。一般的に民主主義の起源は古代ローマや古代ギリシャと云われていますが,民主主義のつまり,議会制と云う概念は日本の神道に伝わる大祓詞(おおはらえのことば)と云う祝詞(のりと)に既に書かれております。
そもそもリスクマネジメントと云う言葉は,海外で定義付けされ又,理論として体系化されていったのです。一番分かり易い例えで言えば,損害保険や生命保険ではないかなと私は考えています。損害保険業界や生命保険業界は金融業と云う業種に分類されていますが,金融業もリスクマネジメントの分野に相当します。今では日本だけではなく,世界の経済の土台でもある金融業です。
日本では金融機関(銀行・証券・保険等)と呼ばれていたりしています。たとえば,自動車を運転される方であれば,ほとんどの人が自賠責保険「強制保険」と任意保険「自動車保険」に加入されていると思います。この任意保険「自動車保険」がリスクマネジメントになります。なぜ,自動車を運転する人は,自賠責保険に加入しているのにそれとは別に自分の意思でお金を払ってわざわざ任意保険に加入するのでしょうか?又,医療保険や生命保険に自分の身体が元気なのに高いお金を出してまで医療保険や生命保険に加入するのは何故なのでしょうか?日本は病気になって病院に行けば健康保険制度を使えるのに別に医療保険にも加入するのです。
こう言った日常生活に大きく関与する事柄の大前提になっているのが和の仕組みから派生したリスクマネジメントです。
法律を学ぶ時も同じような思考で問題を解いていくことになります。六法全書なんて如何わしい言葉を聞いたことがあると思いますが,たとえば,その六法の中に民法と云う法律があります。膨大な条文で構成された法典で,司法試験の現場では「民法を制するものは司法試験を制す」とまで言われている法律です。わたし達の日常生活に一番大きく,深く係わりを持っているのがこの民法でもあるのですが,民法の中に契約と云う分野があります。13種類の典型契約とはなんですか?と一生懸命勉強して来た人もいると思いますが,しかし,それをただ暗記したり記憶しただけでは何の役にも立ちません。無駄ではありませんが,役には立ちません。
さらに具体的に,契約と約束の違いはなんですか?と聞かれるとどうでしょうか?
やはり,日本の教育制度を暗記・記憶主体の過去問主義から変えなければなりません。
もう少し,深く和の仕組み「リスクマネジメント」を明日,書かせて戴きたいと思います。
Festina lente
毎日,クリック応援ありがとう御座います。
これからも,2つクリック応援宜しくお願いします。
太古の昔から日本人の性質は互いに支え,助け合い,足りないところを補い続けた民族でした。
私たちの祖先は,それを相互扶助とし和の仕組みとしました。日本が和の国と呼ばれる所以です。
又,人にはそれぞれ違いがあり,その違いを認め合い,尊重し合うことを大切にして来ました。
それが祈りの民族と云われる大和の民。大和民族です。
菊の紋章は世界祭祀の継承者としての証であり,世界で唯一,太陽を国旗にする国でもあるのです。
わたし達の心の中には根源神の分魂が内在しています。高天原は,わたし達の心の中に存在します。
観世音菩薩とともに。花咲あさひ 拝