実家の5匹いる猫のうち3匹は私が保護し、子猫から育て、現在20歳になっている。
(ほか2匹は母が保護し育てた)
この子は21歳の女子。
今のところとても元気であるが、やはりやせている。
この子は20歳の男子。
うちにきたときは育つかどうかわからないくらい小さかった。
同じ腹の兄弟がほかに1匹(里子に行った)いて、下の子もいたのだが、一番小さかった。
それが育つにつれ、一番頭がよく、強くなったので、長いこと親分をしていた。
体も頑丈で、どこの医者に見せても、「外にいたらボス猫だったね」といわれた。
だが、20歳になってみると、肉が落ち、骨と皮ばかりになって、抱くとごつごつしている。
しかし強烈な食欲で、よく食べ、今のところ元気でもある。
この子は上の子と同腹の20歳男児。
子猫のときにこの子のほうが大きかったので兄である。
だがこの子は弟と比べると、頭にお花が咲いているような性質で、
すっかり育ってしまってからでは、弟にはまったくかなわないのであった。
だが、ノンストレスな性格をしてい、世渡りも上手なところがあるので、病気とは無縁で、
予防接種以外で病院のお世話になったことがない。
歳相応にやせてはきたけれども、上の弟よりずっと若い。
すでになくなっているのだが、うちにはもう一匹老猫がい、
その猫は迷い猫で歳がわからなかったのであるが、立派な体格をしていたのに、
ある頃からやせるようになって、以前の半分くらいになり、よく食べ、よく飲み、
ぼけて大声でなくようになって、家を徘徊した。
その症状を聞いて、獣医に「糖尿病では」と云われたのであるが、
「歳も歳だし、糖尿病の治療はコクなので、このまま好きなようにさしてあげて、寿命を迎えるほうが幸せ」
といわれ、歯の病気で全身麻酔をして手術をした過去もあったし、医者のすすめるままにしていたのであるが、
それから数年、わりと長生きをして、最後は2日ほど寝込んだものの、さほど苦しまずに、老衰で死んだ。
病院ではなく家で、静かに庭を眺めながら、家族に看取られて亡くなった。
このことに後悔はないが、今から5年前くらいのことで、その頃はそこまでいろいろわかっていなかったし、
それ専用の療養フードもなかったのであるが、今ではあの様子はもしかすると、甲状腺機能亢進症ではなかったか、
と思うようになってきた。
というのも、上から三番目の画像の子がまったく同じ症状で、
猫ともだちがいうには、この食事で自分の家の猫は骨と皮だったのが、少しふっくらし、けづやもよくなったという。
えんえんと水を飲み続けることもなくなったし、もしかしたらお宅の子もそうではないか、というので、
この夏からこの療養職を与えることにしてみたのだったが、成果のほどはまだわからない。
この子は、そのほかにも、毛で覆われていてわからないが、触ると皮膚にいぼ(腫瘍)がたくさんできていて、
悪性か良性かもわからない。しかし昔からいぼのできやすい体質だったのと、できはじめてから、数年たっているが、
今のところ元気でいるのと、この子は、針を飲み込んだり、ほかの病気もしていて、もう麻酔はしないほうがいいのと、
頭がよいこと、病院が何より嫌いであることなどから、いやな目にあって寿命を縮めるのが一番本人にとってよくないと考え、
それ以外(病院でお世話になること)のできることをしようと決心した。
家で見取ることができたあの子も、最後はしあわせそうであった。20年も付き合って最後、病院で死なすのはしのびない。
療養フードでどの程度までよくなるか不明であるし、ほかの原因で具合を悪くして、
この夏を越せないことも十分考えられるのだが、よくなった猫がいる、という一筋の希望と、
たとえ寿命は変わらなくても、少しでも楽になるんであれば、いいじゃないかということで、
オレコの療養職を購入する時に一緒に購入して、実家に持っていくことにしている。
結構高かったりするので、正直、負担は大きい。
だが、それでいいのだ。いずれこんな日が来ると考え、彼らが子猫だった頃からずっと猫貯金をしてきた。
こつこつこつこつと積みたててきたわずかな扶ちと、カリカリ基金など(おつりをためたりとか)でがんばってます。
うちは貧乏なので、こういうことにも、努力が必要なんである。
しかし、近頃は本当に犬猫にとって、よい環境になった。
飼い主たちのほうでも、よく学び、予防をするようにもなってきていて、心強い。
無残な目にあう動物も多いこの国で、少しでも大切にされる命が増えることを祈りつつ、
もしかしてお宅の猫ちゃんにも心当たりのことがあったら、こういうものもあるので、安心してもらいたい。
そして可能であるならば、食事を切り替えてあげてほしいと思う。
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3週間(y/dのみの単独給与)で甲状腺の健康に役立つことが科学的に証明された栄養です。
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■代謝エネルギー:419kcal/100g