犬がおるので。

老犬から子犬まで。犬の面倒をみる暮らし。

オレコ、ストレスの発散ができるようになったかも。

2014年04月29日 | おせわがかり日誌


本当はたろうちゃんちに行くはずだったある日、オレコはいけなかった。






前日に「あしたはたろうちゃんちにいくよ」と説明しておいたので、朝の散歩のとき、

オレコはいつものように、しー、をして、すぐさま駐車場へと走って行ったのだが・・・

お父さんが会社から帰ってこなかったので、車がなく、それでいけないのだった。

「ごめんね、ごめんね、今日はいけないのよ、車がないの、ごめんね、明日いっぱい遊ぼうね」

お留守番ばかりだった1週間、たろうちゃんちへ行くのがきっと楽しみだったに違いない。

謝っていたら、理解したのか、駐車場へ行くの~~~、というツッパリをやめ、くるりと体の向きを変え、てくてく歩きだした。

朝の散歩は苦手なものが多いから、用が済んだらすぐ帰る、ていうことも多いのに、この日は違った。

苦手な小学校のわき道を抜けて、あれよあれよ、行ったことのないところまで足を延ばして、1時間弱。







「たろうちゃんちいけないから、ちまんないから、おーちゃん、たくさんありーたのよ」

ほんとにそんな感じだった。

普段怖くて通れないところ、行ったことのないところ、ずんずん歩いて歩いて、さ、帰ろうかお母さん、って、自分で切り上げた。

えらいねえ、えらいねえ、いいこだねえ、って、思いっきり褒めてなでなで。

楽しみをふいにして、ごめんね。

火曜日からずっと帰ってこなかったお父さん、週末になったらorekoといっぱい遊ぼうって、頑張ってるよ。

いっぱい遊んでもらおうねえ。






たろうちゃん、orekoが来ないから、さびしがっているかもね。

「おれこちゃん、どうしちゃったのかなあ~」

こんどあったら、たくさん話すことがありそうだねえ~。