(2021.03.18 Thursday by my jugemブログより転載。) 誰に似るかは分からない子
隔世遺伝で見知らぬ祖先に似る場合が多いらしい。 私も両親とはあまり似ておらず、父親から言わせれば、不細工が多い家柄なのに、実の娘が可愛いなんてありえない!と思っていたとか。 つまり、「不細工」な娘が私になりすませば、私の父親は信用した可能性があるのだ。 でも、父方の下の代(つまり私の母親の代)からは男衆が格好良くなり、親戚のお兄様(といっても私が半伯母)がたはとても格好良い。 母方も、不細工が多い家系らしく、皆お喋りで色気より食い気な人々だった。なので、両親のスパルタ教育では見た目の美しさなんてほぼ無意味だった。 自分が不細工家系で偶然可愛く生まれついても、別に得したことはなく、むしろ、可愛いのになんかサバサバしており、女女していないから男から友人として見られがちだろう。 家系的に「女を武器に」していないので、私は今も、女を武器にせず、男と違って「独身でも平気な体」で、文人芸術家と為っている。男じゃなくて良かった点が、「独身でも平気な体」だったとは、中年にならなければ気づかなかったはずだ。 by 語霜久泉虹月月衣路世它月彌千