珍しい鴨をゲット

昨日、キジの決闘を見た辺りまで来た時、二人のおじさんが、見たことも無いような凄い大砲カメラを担いで、堤防道路を横切った。余りの撮影装備にビックリして自転車のスピードを緩めた。彼らの近くまで来た時には、船端に止っているカモメに照準を合わせていた。一人のおじさんに「珍しい鳥でも居るんですか」と尋ねたら、「さっき撮った。これだよ」と、カメラのディスプレーに映し出してくれた。珍しい鴨がいるという情報を得て、撮りに来たらしい。そういえば２･３日前、ジジもこの鴨を砂浜で見たことがある。そんなに珍しいとは知らずに通り過ぎた。ならば今日も居るかもと、先日見た辺りまでペダルを漕いだ。居た、居た。頭が灰色で身体が褐色の鴨が１羽、１本足で一休み中だった。とその時、鴨の目の前を水音立てて横切るヤツがいた。褐色鴨は、一休み中を邪魔されて、周りをキョロキョロ。ジジは、その顛末をカメラに納めた。直ぐ引き返し、先程のおじさん達に褐色鴨の居場所を教えた。彼等は、あの重機材を担いで、鴨目掛けて一目散に走っていった。鴨がそれ程珍しい種類なら、ジジにとっては、撮影機材も大変珍しいモノだった。勿論二人ズレのプロみたいなオジサン達も珍しい。上手くゲット出来ただろうか。


走行データ D:27.30 T:1.37.22 A:16.8 M:32.4 O:30088