ツルボの花が一斉草刈りで刈り取られてしまった。法面がサッパリすると、河原の葛の群生の緑色ばかりが目立つ。長い間、花の端境期が続いたので、「次は葛の花」と、毎日、毎日、堤防上から観察しながらぺダルを漕いでいた。ところがこの花は、薄紫で中々見つけにくい。大きな葉っぱの間から、花が塔のように立ち上がってきて、始めて「あっ咲いた」と気が付く。そんな奥床しい花を、今朝、初めて見つけた。斜面を駆け下りてみると、広い群生地のあちらにも此方にも、沢山の花が咲いていた。ということは、開花は、既にかなり前からだったのかもしれない。写真を撮って、更に川下の群生地まで走ったら、此方も一斉に薄紫の花の塔が咲いていた。この花を見つけると、秋を見つけたような気になる。
走行データ D:25.33 T:1.26.01 A:17.6 M:34.2 O:32821



走行データ D:25.33 T:1.26.01 A:17.6 M:34.2 O:32821


