弱肉強食でなく、「弱木強生」を見た。こんな言葉は世の中には存在しないが、今日、里山の縁で見たのはそんな感じの光景だった。志貴野橋より上流へ走ったことは何度もあるが、何時もは右岸を使って豊田の山間部まで行く。今日は左岸を走ったらどんな景色に出会えるかとペダルを漕いでみた。ら、1kmも行かない内に砂利道になり、周りは里山の風景になってしまった。矢作川にも川幅一杯に堰が設けられていて、そこで水位が違っていた。暫く里山縁を走っていたら、林の中にチョット異様な風景を見付けた。杉の木だろうか。かなり太い幹に大蛇みたいな蔓が巻き付き、長い間にその木が枯れてしまったようだ。あたかも大木が絞殺された様相だった。テレビで見る動物世界の弱肉強食のシーンはほんの数分で壮絶な光景は終わる。植物では、年の単位でじわじわと衰弱していくのだろう。それも又、凄いことだと思った。蔓は藤か。春又見に来よう。
走行データ D:26.6 T:1.21.02 A:19.7 M:35.0 O:3378+10000
走行データ D:26.6 T:1.21.02 A:19.7 M:35.0 O:3378+10000