かとう整骨院 よもやま話

寝屋川市、京阪香里園近く木屋町のかとう整骨院です。保険診療や自費診療、コンディショニングに力を入れています。

中高年、スポーツのススメ

2015-11-24 16:59:56 | スポーツ障害、外傷
こんにちは、かとう整骨院です。
当ブログは、アクセス解析という機能がついていまして、当日の閲覧者数やどこのページからアクセスしてきたかなどを見ることができます。当院のブログは皆さんもご存じのように、とてもですが頻繁に更新しているとはいえない状態・・・なのですが、ときどきビックリするぐらいアクセス数が増加する時があります。そして、同時にセールスの電話がとても良くかかってきます。これって、やはりそういう事なんでしょうねえ・・・^^;

それはともかく、スポーツの話題がなにかと多い昨今、皆さんも運動されていますか?
健康維持の為にスポーツが有効であることはいうまでもありませんが、スポーツをすることによって怪我をしたり傷害をかかえてしまう可能性があることも事実です。中高年スポーツ愛好家の方々は意識と身体のズレというものが障害発生要因になることがしばし見受けられます。
この意識と身体のズレというのはどのようなものか?というのを、私自身の体験を例として考えてみたいと思います。

まず始めに、私のスポーツ歴と障害歴について簡単に述べさせていただきます。
私は現在、41歳です。スポーツは小学生の時に野球をしており、中学から大学そして、現在までは剣道をしております。小学生から高校までは小さな怪我はありましたが、これと言って大きな怪我はなく過ごせましたが、大学時代は腰痛に悩まされる事になりました。高校、大学時は練習も激しく行っていた為の結果だと思われます。当時は若かった事もあり、腰痛があっても練習を休むことなく続けていました。社会人となり練習量は減りましたが、今度は仕事で腰に負担が係ることがことが多くなり(当時は現在と別の仕事をしていました)、腰には常に不安を抱える状態は変化がありませんでした。そして27歳のときに、ついに腰が悲鳴をあげました。椎間板ヘルニアを患い、酷い坐骨神経痛に悩まされ人生初の手術を受けることになったのです。当時の辛さは今も鮮明に覚えています。余談ですが、この時の経験が今の職業に就く契機となりました。

幸いにも術後の経過は良好で、そこから数年は腰に不安感は残るものの痛みに悩まされることもあまりなくなりました。30歳を目前に、現在の柔道整復師の道に進み、その間は学業と仕事に追われ稽古をする機会は激減しました。この当時も腰痛はなくなる事はありませんでしたが、日常生活に支障をきたす程ではありませんでした。そして30代の半ばに現在のかとう整骨院を開業し、少し余裕も出来てきたので本格的に剣道を再開しました。身体の事を勉強してきたので、自身の経験を剣道をしている人たちに伝えて行こうと思ったからです。本格的に稽古を再開し、感覚も大分戻ってきたある日、とある大会に出場しました。この時に二回目の悲劇に見舞われることになります。



この写真は二年前に出場した試合の時のものです。少し話が長くなりそうですので、この話はまた次回に。なるべく早くアップしますのでしばしお付き合いを^^;


*注*剣道や柔道のような武道はスポーツではないという意見もありますが、この文章中では身体を動かす=スポーツという意味で表現していますのでご容赦ください。

スポーツ外傷、障害、各関節の痛みにお悩みの方は是非一度、ご相談ください。
また、各種保険、交通事故の取り扱いもしております。
〒572-0087 寝屋川市木屋町2-1-108
かとう整骨院
℡072-812-3631(予約優先)



【シンスプリント】

2014-02-03 11:54:59 | スポーツ障害、外傷

こんにちは、寝屋川市木屋町のかとう整骨院です。
先日、再生医療の分野で凄い発見がありましたね!いわゆる、STAP細胞です。
まったくの余談ですが、このSTAP細胞という文字がSMAP細胞と見えてしまうのはワタクシだけでしょうか・・・

それはさておき。今回はスポーツ障害のお話です。かとう整骨院では数多くのスポーツ競技者の方に来院いただきました。趣味で競技をされている方から、セミプロレベルで競技されている方と年齢、性別問わず幅広い方々に来院されています。今回のタイトルにある【シンスプリント】というケガは、主に中学生ぐらいの方がよく発症するスポーツ障害です。

さて、シンスプリントというと少し聞きなれない言葉ですが、スポーツをされている方には割と有名な疾患です。その特徴を簡単にまとめてみましょう。

*特徴
下腿内側脛骨下方1/3に鈍痛。つまり、ふくらはぎの内側、やや下のほうが痛くなります。主に走ったり、跳んだりする運動をされている方に多いですが、痛みの特徴として運動開始時と運動後に痛みが激しくなるというのがあげれます。

*原因
様々な要因があげられるが、使いすぎ(Over use)が主な原因と考えられる。

*治療
テーピング、患部の安静、ストレッチなど

インターネットでざっと調べた感じだと、以上のような感じの情報が出てきます。内容はちょっとづつ違っていて、もう一つハッキリとしない感があります・・・

それは、シンスプリントというものが今一つはっきりと解っていないというのが原因であると考えられます。もちろん、痛くなる場所や競技スポーツ、練習などでシンスプリントであるというのは判別はできます。しかし、問題は発生原因です。

シンスプリントの好発年齢は13歳ぐらいと言われます。しかし、みんながみんな罹患するわけではない。つまり部活で同じ練習をしていても、みんながシンスプリントになる訳ではありません。もっともこれは他のケガでも同じことが言えるのですが・・・

シンスプリントの患者さんは治療をしていても回復にかなりバラツキがあるように感じます。それは、痛めた場所による影響もあるとは思いますが、正しい治療法が選択されていない可能性もあります。その辺はすこし長くなりそうなので、次回に続かせていただきます。

う~ん、なんか久しぶりに整骨院のブログに相応しい内容を書いた気がします^_^;