かとう整骨院 よもやま話

寝屋川市、京阪香里園近く木屋町のかとう整骨院です。保険診療や自費診療、コンディショニングに力を入れています。

“リバ剣”の皆さまへ!  【香里園 かとう整骨院】

2017-07-24 09:41:37 | 剣道
最近、私の周囲では剣道を再開される方が増えてきています。
剣道は年齢に応じていつでも始めたり、再開できるのも魅力の一つです。学生時代の厳しい練習や人間関係などで嫌気がさして剣道から離れた方も多いのではないでしょうか?ですが、時の流れとともに情熱が蘇ってくるものです。まあ、アレですよ。男性諸君が初恋の人や、昔の恋人をときどき思い出すというモノです。私なんぞも・・・おっと、この話はやめておきましょうか(;^_^A



私も一剣道家として昔お世話になった方や、後輩たちと再び剣を交えることができるのはうれしい限りです。
ですが、医療人としてはやはりケガのリスクを心配します。せっかく再開したのに、ケガでまた離れることになってしまうのは悲しい事です。こういった事態に陥らない為に、今回のブログを参考にしていただけると幸いです。


今回の記事を思いついたのは、剣道を再開された皆さんがほぼ全員言われる言葉に、危険を感じるからです。その言葉とは・・・

『なかなか、昔の感覚が戻らなくて・・・』

という言葉です。この言葉、ブランクのある方からすれば至極当然だと思われますが、非常に危険な意識です。この言葉を発する背景には、昔の感覚と今の感覚にズレを感じているからであると思われます。剣道で言うなれば、高校生のころの感覚で前に跳んでいくと、相手にまったくとどかなかったと言う話をよく聞きます。しかし、これはブランクがあるからそうなったのではないのです!人は誰でも歳を取ります。そして、ある一定の年齢とともに運動能力は低下してきます。もちろん、トレーニングや身体のケアなどでこの低下をある程度抑えることはできます。ですが、基本的には下がっていくものです。つまり、感覚が戻らないのではなく、運動能力が低下していることが原因なのです。残酷な話になりますが、昔の感覚を取り戻せる事はありません。今、あなた自身が出来ることが自分の実力なのです。ココを理解しておかないと、昔の感覚を追い求めるあまりに、身体に負担をかけてしまいケガに繋がる可能性が高くなるのです。

では、ブランクがある人は剣道が上達できないのか?そんな事はありません!!剣道は練度が上がるにつれ、ムダな動きがはぶかれていきます。また、剣道の醍醐味は“打った、打たれた”ではなく、打突に至るまでの攻防にあります。この技前の部分を練り上げていくことで身体能力の衰えは充分にカバーできます。実際、剣道界においては高齢者の方や女性の方でも活躍されている方は沢山おられます。これは、剣道が単に技の速さや、先に当たったかどうかを争うだけの競技ではないことを証明しています。

私自身も、高校や大学時代は毎日のように稽古をしていました。稽古は今では週に二回できるかどうかぐらいですし、若いころのような技はとても出せません。ですが、技前の攻防や身体に負担の掛からない打ち方は今の方が出来ていると思います。剣道はいろんな楽しみ方があります。競技的な楽しみもそのうちの一つですが、ブランクがあり剣道を再開された皆さんには是非とも、もっと深い所を追求していただけたらと思います。
それには、自身の体力に合わせた剣道をすることが不可欠です。まあ、これが一番難しいのですけどね・・・(^-^;あと、もちろんお身体のケアもお忘れなく!!




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7月15日(土)午前は休診させていただきますが、7月17日(月)は通常通り診療いたします。

2017-07-14 19:24:15 | おしらせ
7月15日(土)の午前診(9:00~12:00)は都合により、休診とさせていただきます。尚、午後(16:00~)は通常通り診療いたします。

7月17日(月)は祝日ですが、通常通り診療いたします。(受付は午後7時まで)


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突然の背中の痛み その原因と対処法とは?? 【香里園 かとう整骨院】

2017-07-07 18:04:03 | 健康・病気
最近のように気候の変化が大きいときなどは、背中の痛みを訴えて来られる方が多いような気がします。
背中の痛みと言っても、人それぞれで首に近い方であったり、肩甲骨周辺であったりです。突然現れる背中の痛み、今回はその原因と対策について触れてみたいと思います。


・急激にあらわれる背中の痛み(ギックリ背中??)
当院に背中の痛みを訴えて来られた患者さんのお話を伺うと、
・朝起きたら突然痛くなった。

・前の日から違和感があり、それが痛みになった。

・身体を捻じったら急に痛くなった。

というお話をよく聞きます。これって、何かに似てると思いませんか??実は、首の寝違えやギックリ腰の方でも同様のお話をよく聞くのです。個人的には、この症状はギックリ腰の背中バージョンという気がしております。実際、筋や筋膜が原因である場合が多いですからね。

・背中の痛みの原因とは?
急激に現れる背中の痛みは、筋肉や筋膜に原因がある場合がほとんどです。そして、ギックリ腰や首の寝違え同様に筋肉が硬くなっている時にこの症状は起こります。筋肉が硬くなっている状態とは、簡単に言うと“凝っている”状態です。肩や腰などは凝った自覚が感じやすいのですが、背中は首、腰に挟まれているせいかコリを自覚しにくいです。ですが、背中と言われる部分にも肩の筋肉に含まれる場所が多くあります。ですので、広義の意味では肩こりの一種と言えます。背中や肩のコリにお悩みの方は、肩甲骨周辺の筋肉が硬くなっています。硬くなる原因は姿勢不良やストレスなど様々ですが、この硬くなった筋肉が動かした際に損傷し痛みの原因となるのです。

・背中の痛みを出さないためには?

硬くなった筋肉が痛みの原因になる訳ですから、その対処方法としては日ごろから“動かしておく”ことが重要になります。硬くなった筋肉は動かすことで柔軟性を取り戻すことが出来るからです。普通に肩をまわしたりでもよいのですが、より有効な方法はストレッチです。そのやり方ですが、私が所属している公益社団法人 大阪府柔道整復師会のYou Tubeチャンネルに良い動画がありましたので、紹介させていただきます。

セルフストレッチ ~広背筋~


セルフストレッチ ~大胸筋~


とても丁寧に解説してくださっているので、是非とも参考にしてみてください。もちろん、ストレッチをしていたからといって全ての痛みを防げる訳ではありません。ですが、痛める確率は確実に下がります。また再発防止にも効果的ですので、是非ともお試しください!

・背中の痛みを感じたときの注意点
これは背中の痛みに限ったわけではないのですが、痛みの原因が筋肉や筋膜以外の場合があります。例えば、内科疾患や悪性腫瘍で背中に痛みを出す場合もあります。筋肉の治療を受けても効果が出ない場合は、こういった可能性も考慮しなければなりません。かとう整骨院でも、こういった可能性がある場合は専門機関へ対診を出すようにしております。どのような病気でも、早期発見できることに越したことはありません。ですので、背中の痛みを感じた際は、自己判断をせずに整骨院や病院といった医療機関を受診されることをオススメいたします!



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