最近、私の周囲では剣道を再開される方が増えてきています。
剣道は年齢に応じていつでも始めたり、再開できるのも魅力の一つです。学生時代の厳しい練習や人間関係などで嫌気がさして剣道から離れた方も多いのではないでしょうか?ですが、時の流れとともに情熱が蘇ってくるものです。まあ、アレですよ。男性諸君が初恋の人や、昔の恋人をときどき思い出すというモノです。私なんぞも・・・おっと、この話はやめておきましょうか(;^_^A
私も一剣道家として昔お世話になった方や、後輩たちと再び剣を交えることができるのはうれしい限りです。
ですが、医療人としてはやはりケガのリスクを心配します。せっかく再開したのに、ケガでまた離れることになってしまうのは悲しい事です。こういった事態に陥らない為に、今回のブログを参考にしていただけると幸いです。
今回の記事を思いついたのは、剣道を再開された皆さんがほぼ全員言われる言葉に、危険を感じるからです。その言葉とは・・・
『なかなか、昔の感覚が戻らなくて・・・』
という言葉です。この言葉、ブランクのある方からすれば至極当然だと思われますが、非常に危険な意識です。この言葉を発する背景には、昔の感覚と今の感覚にズレを感じているからであると思われます。剣道で言うなれば、高校生のころの感覚で前に跳んでいくと、相手にまったくとどかなかったと言う話をよく聞きます。しかし、これはブランクがあるからそうなったのではないのです!人は誰でも歳を取ります。そして、ある一定の年齢とともに運動能力は低下してきます。もちろん、トレーニングや身体のケアなどでこの低下をある程度抑えることはできます。ですが、基本的には下がっていくものです。つまり、感覚が戻らないのではなく、運動能力が低下していることが原因なのです。残酷な話になりますが、昔の感覚を取り戻せる事はありません。今、あなた自身が出来ることが自分の実力なのです。ココを理解しておかないと、昔の感覚を追い求めるあまりに、身体に負担をかけてしまいケガに繋がる可能性が高くなるのです。
では、ブランクがある人は剣道が上達できないのか?そんな事はありません!!剣道は練度が上がるにつれ、ムダな動きがはぶかれていきます。また、剣道の醍醐味は“打った、打たれた”ではなく、打突に至るまでの攻防にあります。この技前の部分を練り上げていくことで身体能力の衰えは充分にカバーできます。実際、剣道界においては高齢者の方や女性の方でも活躍されている方は沢山おられます。これは、剣道が単に技の速さや、先に当たったかどうかを争うだけの競技ではないことを証明しています。
私自身も、高校や大学時代は毎日のように稽古をしていました。稽古は今では週に二回できるかどうかぐらいですし、若いころのような技はとても出せません。ですが、技前の攻防や身体に負担の掛からない打ち方は今の方が出来ていると思います。剣道はいろんな楽しみ方があります。競技的な楽しみもそのうちの一つですが、ブランクがあり剣道を再開された皆さんには是非とも、もっと深い所を追求していただけたらと思います。
それには、自身の体力に合わせた剣道をすることが不可欠です。まあ、これが一番難しいのですけどね・・・(^-^;あと、もちろんお身体のケアもお忘れなく!!
〒572-0087 寝屋川市木屋町2-1-108
かとう整骨院HPはこちらから
Facebookページはコチラ(いいね!していただけると私が喜びます(^^;)
連絡先 072-812-3631(予約優先)
剣道は年齢に応じていつでも始めたり、再開できるのも魅力の一つです。学生時代の厳しい練習や人間関係などで嫌気がさして剣道から離れた方も多いのではないでしょうか?ですが、時の流れとともに情熱が蘇ってくるものです。まあ、アレですよ。男性諸君が初恋の人や、昔の恋人をときどき思い出すというモノです。私なんぞも・・・おっと、この話はやめておきましょうか(;^_^A
私も一剣道家として昔お世話になった方や、後輩たちと再び剣を交えることができるのはうれしい限りです。
ですが、医療人としてはやはりケガのリスクを心配します。せっかく再開したのに、ケガでまた離れることになってしまうのは悲しい事です。こういった事態に陥らない為に、今回のブログを参考にしていただけると幸いです。
今回の記事を思いついたのは、剣道を再開された皆さんがほぼ全員言われる言葉に、危険を感じるからです。その言葉とは・・・
『なかなか、昔の感覚が戻らなくて・・・』
という言葉です。この言葉、ブランクのある方からすれば至極当然だと思われますが、非常に危険な意識です。この言葉を発する背景には、昔の感覚と今の感覚にズレを感じているからであると思われます。剣道で言うなれば、高校生のころの感覚で前に跳んでいくと、相手にまったくとどかなかったと言う話をよく聞きます。しかし、これはブランクがあるからそうなったのではないのです!人は誰でも歳を取ります。そして、ある一定の年齢とともに運動能力は低下してきます。もちろん、トレーニングや身体のケアなどでこの低下をある程度抑えることはできます。ですが、基本的には下がっていくものです。つまり、感覚が戻らないのではなく、運動能力が低下していることが原因なのです。残酷な話になりますが、昔の感覚を取り戻せる事はありません。今、あなた自身が出来ることが自分の実力なのです。ココを理解しておかないと、昔の感覚を追い求めるあまりに、身体に負担をかけてしまいケガに繋がる可能性が高くなるのです。
では、ブランクがある人は剣道が上達できないのか?そんな事はありません!!剣道は練度が上がるにつれ、ムダな動きがはぶかれていきます。また、剣道の醍醐味は“打った、打たれた”ではなく、打突に至るまでの攻防にあります。この技前の部分を練り上げていくことで身体能力の衰えは充分にカバーできます。実際、剣道界においては高齢者の方や女性の方でも活躍されている方は沢山おられます。これは、剣道が単に技の速さや、先に当たったかどうかを争うだけの競技ではないことを証明しています。
私自身も、高校や大学時代は毎日のように稽古をしていました。稽古は今では週に二回できるかどうかぐらいですし、若いころのような技はとても出せません。ですが、技前の攻防や身体に負担の掛からない打ち方は今の方が出来ていると思います。剣道はいろんな楽しみ方があります。競技的な楽しみもそのうちの一つですが、ブランクがあり剣道を再開された皆さんには是非とも、もっと深い所を追求していただけたらと思います。
それには、自身の体力に合わせた剣道をすることが不可欠です。まあ、これが一番難しいのですけどね・・・(^-^;あと、もちろんお身体のケアもお忘れなく!!
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