かとう整骨院 よもやま話

寝屋川市、京阪香里園近く木屋町のかとう整骨院です。保険診療や自費診療、コンディショニングに力を入れています。

11月26日(土)、午後は休診とさせていただきます。

2016-11-26 10:39:27 | おしらせ
先日アップした昇段審査の動画(コチラ)、再生回数がかなり伸びていてビックリしました。やはり、6段審査ともなると注目度はかなり上がるものですね。合格した動画ならともかく、不合格の動画ですので自分の未熟さをひけらかしてしまったな・・・と少し後悔している今日この頃。しかし、この悔しさを糧に来年は必ずや合格を勝ち取ろうという気持ちになった基本的には前向きな私です。

それはともかく、タイトル通り11月26日(土)の午後診(PM4:00-7:00)は、都合により休診とさせていただきます。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。


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腰痛になりやすい人、その特徴とは?? 【香里園 かとう整骨院】

2016-11-24 12:42:28 | 腰痛

今さらですが、インターネットって本当に便利ですよね。調べたい言葉を入力すればいろんな情報が一気に見ることができます。もちろん、健康情報などもそれこそ溢れんばかりの記事が出てきます。そんな中で、最近おもしろい記事を発見したので、その紹介と補足説明をしてみたいと思います。

腰痛になりやすい選手の身体的特徴【フィジカルチェック】


この記事ではサッカー選手を例にとり、腰痛になりやすい人の特徴をまとめています。これは、サッカー選手のみならず他のスポーツをされている方や、そうでない腰痛持ちの方にも当てはまると思います。この記事によると腰痛になりやすい人の特徴として①持久力がない②軸足の安定が悪い③大腿四頭筋が硬い④前屈が硬いという事が書かれています。なかなか興味深いデータです。『身体が硬いと、ケガしやすい』というのは、感覚的にご存知かもしれませんが、このようにデータとして表すとより信憑性が増しますね。では、これらをもう少し詳しく解説してみたいと思います。

①持久力がない人
持久力がないという事は、言い換えれば体力がないとも言えます。体力がないと、スポーツでは正しいフォームを維持することができません。その結果、誤った動作やクセがつきやすくなります。それが腰痛発生の一因になると思われます。スポーツ以外でも同様で、立つ、しゃがむ、歩くといった日常生活動作においても体力不足による誤った動作の反復は腰痛発生の原因になります。

②軸足の安定が悪い人
軸足というのは、動作を起こす際に身体を支える側になります。サッカーでなら、右足でボールを蹴る際の左足が軸足になります。より強くボールを蹴ろうとすれば身体を安定させなければなりません。軸足の安定が悪ければ身体の他の部位、主に上半身でバランスを取らなければなりません。このような“余計な力”が腰に対しての負担になるのです。

③大腿四頭筋が硬い人
大腿四頭筋というのは、太ももの前側の筋肉で膝から下を伸ばす筋肉です。立った状態やうつ伏せで片足の膝を曲げて、踵がお尻につかないひとはこの筋肉が硬いといえます。大腿四頭筋は足を伸ばす以外にも身体を支えるのにとても大切な筋肉です。この筋肉が硬いと身体の安定性が低下します。また、硬い筋肉は衝撃を吸収してくれません。走ったり、ジャンプした際に地面からくる衝撃を腰にダイレクトに伝えてしまいます。これらも腰には大きな負担になります。

④前屈が硬い人
身体を前かがみにする動作は腰を前に倒しますが、それは腰の柔らかさではなく股関節の柔らかさなのです。前屈動作は本来、股関節が曲がる事で行われるのですが、股関節が硬い人は腰を曲げなければなりません。腰の筋肉は支える動きには強いですが、動かすのは苦手な筋肉です。ですので、必要以上に動かす機会が多いと腰痛の原因になる訳です。

この4つの特徴は、どれも関連があります。持久力がない→安定が保てない→身体が硬くなる(疲れやすい)とも言えますし、身体が硬い→フォームが安定しない(軸が作れない)→無駄な体力をつかってしまう(持久力がない)とも言えます。腰痛をお持ちの皆さんは、いずれか心当たりがあると思います。一時的な腰の痛みを取り除く事はそんなに難しい事ではありません。しかし、繰り返す痛みや慢性的な痛みを改善していくのはとても大変です。それは、これらの原因が複雑に入り組んでいるからです。腰痛にお悩みの皆さんは、一番の原因が何であるかを把握しそれを改善していくのが最も効果的な方法です。次回では具体的な対策について触れてみたいと思いますので、参考にしてみて下さい!

腰痛に関しての疑問はメールでもご相談に乗りますのでコチラからどうぞ!

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剣道六段への道

2016-11-15 16:44:09 | 剣道
11月13日(日)は、剣道六段審査の日でした。私は今年の春に初めて挑戦しましたが、結果は惨敗・・・(その時の様子はコチラから)それ以来、臥薪嘗胆、捲土重来の思いで稽古に励んできました。落ちたことは正直ショックでしたが、おかげさまでこの半年間はより剣道に向き合えたような気がします。

今回の会場は愛知県名古屋市。剣道六段以上は全国審査になるため、遠方まで行かなければなりません。受付が午前9時なので家を出発するのは・・・


こうなります。まあ、日帰りできるだけでありがたいんですけどね(^^;
そして、何年振りかの新幹線へ乗車。


旅行に行く際はバイクか車がほとんどなのですが、新幹線の快適さには驚きました。改めて日本の技術力を感じます。
そして車内からは昇る朝日が



この惑星の朝日は美しい・・・

そんなこんなで、名古屋へ到着。

ココに来たのも10年ぶりぐらいでしょうか。会場に入り、慌ただしく受付を済ませていざ決戦!審査の様子は動画でどうぞ!!ちなみに、左側が私です!!

剣道六段審査 H28 11/13 枇杷島スポーツセンター

今回は春の審査に比べると、落ち着いて出来たと思います。“快心の一撃”とまでは言いませんが、良い技も出ていたと思います。

そして、結果は!









残念ながら不合格(ToT)


う~ん、悔しいですね・・・しかし、改めて自己分析してみると身体が前に出てないですし、構えに迫力が無いですね。あと、身体的にも気になる点がちらほら。この辺りが審査員の心に響かなかったのだと思います。

このように、結果は残念でしたが、新たなる課題をいただけたと思っています。次の挑戦はまた半年後になると思いますが、今回の結果を受け止めて前に進んで行きます。

それにしても・・・六段への道はなかなかに厳しい(-"-)

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第64回 全日本剣道選手権大会

2016-11-05 16:58:29 | 剣道
え~まず、最初にお断りしておきますが、私はタイトルにある大会の関係者でも実際に会場で観戦してきた訳でもありません。ただ単にテレビの中継を見ただけの剣道愛好家兼整骨院経営者です。そんな私の今大会を見ての感想ですので、かる~い気持ちで読んで頂けると幸いです(^^;

さて、剣道の全日本選手権といえば、毎年11月3日に行われる注目度の最も高い大会といえます。全国各地から予選を勝ち抜いた精鋭たちが剣道日本一を目指して戦います。その戦いぶりは、見事なものであり、毎年この大会を楽しみにしている方も多いと思います。今年の大会も、大変見ごたえのある大会でした。しかし、これも毎年のことなのですが試合の判定について議論が巻き起こります。今年の大会ですと、準決勝の宮本選手VS勝見選手の試合がネット上で大いに議論を呼んでいます。問題のシーンは宮本選手が先制し、勝見選手が追いついた後の場面です。
https://youtu.be/WeQQ1Lw8kDk

結果は白の勝見選手の面で勝負ありだったのですが、赤の宮本選手の突きが有効ではないかという議論が巻き起こっているのです。この場面、確かに宮本選手が先に仕掛け、技も先に出しています。また、突きも打突部位をとらえているかのように見えます。この場面を“宮本選手の突きだ!”と主張されている方々はこの点を見て仰っているのだと思います。この突きは確かに良い技であったと私も思いました。では自分がもし、審判をしていたらこの突きを有効打にするかどうかといえば、おそらくしなかったと思います。理由は、相手の勝見選手が崩れることも居つくこともなくすかさず技を返したからです。つまり、宮本選手の突きは“当たっていた”かもしれませんが、審判規則に定められている有効打突の要件を満たしておらず、一方の勝見選手は相手が出てくる所を見事に捉えたと判断されたのではないかと思います。

剣道に限らず、審判というのは大変難しい判断を迫られます。実際に、オリンピックなどでは誤審により人生が狂わされるという事もあるぐらいです。それ故に昨今のスポーツ界では、映像で再検証することが認められるようになってきました。審判といえども人に“完全”はありませんから、公平性を求めればこの流れは理解できます。しかし、これはスポーツでの話です。剣道はスポーツ的な要素も多分に含んではいますが、武道です。今回の件をスポーツ的に解釈すれば宮本選手の突きになるかもしれません。しかし、武道的に解釈すれば“単に先に当たっているだけ”という事になるのではないかと個人的には解釈しています。私個人の見解としては、この辺が剣道の奥深い所だとは思いますが、一般の方や剣道にあまり詳しくない方には理解されないでしょうね(^^;

今回の判定にはいろんな意見があると思います。ですが、一つだけ止めていただきたいのは審判をされている先生方を批判されることです。仲間内で議論するぐらいでしたらまだしも、ネット上などで意見として書き込むとそれは多くの人の目に触れ、残ります。審判というのは、一度でも経験のある方ならお解かりかとおもいますが、とても大変な仕事です。集中を切らさず、瞬時に判断を下さなければならないからです。剣道では審判の裁量が大きいですから、その責任は重大です。ですので、全日本選手権のような大会では経験豊富な先生方が務められています。その先生方の判断を公の場で批判するというのは、大変失礼な行為であると思います。剣道が少しでも盛り上がるのは喜ばしいことですが、やはり礼儀は必要だと思います。剣道は“礼に始まり礼に終わる”競技ですからね(^^)

う~ん、久しぶりに整骨院に一切関係ない記事になってしまいましたねえ(^^;皆さんのご意見もよろしかったら、お聞かせくださいね!