こんにちは、かとう整骨院です。
最近、剣道でいろんなところに稽古に行かせてもらっており、その中でよく『身体が硬いんだけど、どうしたらいい?』という質問を受けます。柔軟性はあった方が良いというのは、なんとなく思っている方が多いようですがそもそも柔軟性は必要なのでしょうか?
結論からもうしますと『あったほうが良い』というのが私の答えです。
おいおい、随分と歯切れのわるい回答やな~と思いでしょうが、これには訳があります。確かに、柔軟性があったほうがケガのリスクは回避しやすいかと思います。肉離れなどは、硬い筋肉の方が起きやすいのは事実です。筋肉はゴムのようであり新しいゴムは伸び縮みして切れにくいですよね?ですが、古くなったゴムは硬くなり切れやすくなります。ある程度、加齢とともに筋肉が硬くなってしまう事は仕方がないですが、繰り返し曲げ伸ばしすることや栄養状態を整えてあげることで柔軟性は維持できます。そういう意味では、柔軟をすることで筋肉の柔軟性を保つことは必要であると言えます。では、柔軟性が高まれば競技力(パフォーマンス)が向上するのか?これには、少々疑問が残ります。確かに関節の可動域があがることでパフォーマンスが上昇することはあると思います。例えば、野球の投球動作などは肩の可動域があった方が有利に働く場合があります。ですが、それによる弊害があるのも事実です。良く動く関節はそれだけ遠心力がかかりますので、その分負担も大きくなります。この辺りは詳しく話すと長くなりますので割愛しますが、ただやみくもに柔軟を取り入れればよいという事でないという事だけ覚えていただければよいと思います。
柔軟をトレーニングに取り入れる最大のメリットは自分の身体を知ることです。柔軟をすることで、左右の違いや痛みが出る部位などに気付くことができます。自身の身体を知ることでケガの予防にもなりますし、トレーニング後のストレッチは疲労軽減にも役立ちますのでオススメです。
柔軟性は目的に応じて行うのが正しいと言えます。やり方やなにをすれば?というのは、それぞれです。かとう整骨院ではそういったご相談も承っておりますので、お気軽にご相談くださいね(^^)/
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