暇人のぐうたら日記

暇人がぐうたらな日々をつづる

格差という暴力

2018-08-29 22:49:43 | たわごと
格差社会が叫ばれて久しい。一向に改善される気配がないばかりか、益々拡大している。学生はより良い待遇を求めて大企業志向が強まり、学歴による格差は社会問題となっている。
格差社会は、権力者が力に物を言わせて弱者を還付なきまでに痛めつける行為であるから、格差というのは所謂イジメの構図と同じである。したがって、格差は社会が産んだ産物のように他人事の様に語られるが、イジメと同じ暴力なのである。
かつては勝ち組、負け組という言われ方をした時期もあったが、これは露骨過ぎたので言い方をより格式高い言い方に変えたのだろう。
政治の世界が最も酷い状態であろう。官僚も含め彼らは最も強い権力を有しているにもか変わらず、何度も国民を欺く不祥事を起こしている。にもかかわらず、誰一人として責任を問われることもない。それどころか、裏切り者はトコトン痛めつけられる。だから、誰も逆らえないばかりか、声を上げようともしない。
恐らく、彼らの中には負け犬の遠吠えにしか聞こえないのだろう。
こうしたイジメの構図は経済界や大学組織とあらゆる所に満エイし、私物化されている。
逆らえば、排除されるから声を上げるのも勇気がいる。もしかしたら、勝ち組と思っている権力者の方が弱虫のヘタレなのかもしれない。
何れにしても、格差つ言う暴力を追放しないと大変な争いが起きる可能性がある。
それは、過去の身分制度と同質のものであり、歴史が証明している。

コメントを投稿