暇人のぐうたら日記

暇人がぐうたらな日々をつづる

円安の進行で物価が上がる

2018-09-28 08:09:07 | たわごと

ここにきてじりじりと113絵円台まで円安が進行してきている。円安になれば輸出にとっては有利に働くはずであるが、今や日本の製造業は海外で生産しており、国内生産の空洞化が起きている。すなわち、円安が進めば石油や天然ガス、あらゆる資源関係の輸入価格は高くなり、さらには農産物の輸入物価も上がり、全体的に物価が上がる。さらには海外生産品が高くなることから、ほとんどの物の値段が上がる。物価が上がれば経済成長率は上がるかと言うと消費が増えなければ経済成長率は上がらない。

物価だけが上がる悪いインフレが起きることが予想される。そうなれば、家計が苦しくなり、さらに消費マインドは低下する。低金利の今、円の価値が下がり続ければ、庶民の暮らしは苦しくなる一方である。インフレになれば、日銀政策は終焉に向かい株式から撤退し始める。すると日銀が支えていた企業の株価は暴落し、一挙に不景気になる。こうして日本企業は壊れ、国は弱体化し、外国人の天下が訪れるであろう。

これが国を捨てた宰相が行ってきたお友達政策の結果である。

国破れて山河なし。国は徐々に破壊への一途を辿っている。


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