おでぶな、あらため太めのコーギーと迷い子猫と都会に帰りたいおじさんの切実なつぶやき! 

40代でUターンしたおっさんが、
田舎のなにもなさに飽きて、太めなコーギー
マリィと居候猫ピピに愚痴をつぶやくところ

ず~ん

2019-07-19 14:54:03 | 日記

おちゃらけた話も控えたいが。少し気をとりなおして、わしに束縛されるのがいやなマリィ。

不謹慎でしたけど、お許しを。

で、本題の、鎮魂。

全部社長に教えてもらったはなしだけど、京都アニメーションは、今の日本のアニメ業界で珍しい制作を全部内製するほぼ唯一の会社で、これも珍しい従業員のこともよく考えたホワイト企業だったということ。

今の日本のこの業界は処理を分担、分担と言えばいいように聞こえるが、外注による低賃金、下請けのブラック化によって成り立つシステムができていた。長らく、経済性のもとに見捨てられてきている業界である。

押っ取り刀のように打ち出されたクールジャパンという中にジャパニメーションも入っている。社長によると、もうアニメーターの仕事は安価な人件費の韓国→中国に向かい、国内の環境は瀕死の状態。すでに空洞化しているということだ。

その中で、ホワイト化された企業環境のなかで、今では希有な丁寧な仕事、熟練した従業員の力量が発揮される、残りすくない日本のアニメの希望の星のようなところだったらしい。

あまり詳しいことは、わし自体はいえないが、絵を描くということでの広い意味の今回の被災者の戦友である社長の話を聞くと、日本の業界にとってはすごい大きな損失ではないかと感じる。被災者の能力喪失、さらに将来に発揮されるであろうものも含めて。

いろんな意味で日本を陰で背負ってきた無名の現場が犠牲になるのは見るに堪えない。日本を本当は支えながら、今の日本では比較的軽んじられている人たちに対してはもっと敬意を払うべきだと思う。

人を安く働かす、あるいは労せずして銭を稼ぐことがもてはやされる時代の中で、地道に土台で汗かく最前線のみんなに幸あってほしい! 

合唱