もう二十歳を過ぎてかなりの年月が経っているはずの社長とその妹が、WOWOWの特集「ドラえもん」に目をこらしてみていた。
「おまえら、そんなものまだみているのか?」といえば、そりゃ、のぶえもんだからよ。なんて言ってかえしてきた。大山のぶ代さんの声が聞きたいということらしい。
昔の、手書きの奥深い画質、昔の元々の声優等の声が懐かしいらしく、今じゃいい歳した大人が見入るのは、ほほえましくもあり、なにかわしもこそばゆくなるような感じがする。
娘達の姿と、わしの頭が、一気に昔に返ったように、元気さをもたらしたような、うきうきした。
なかなか、WOWOWは力のこもったドラマも作るし、いろんな企画も提案するし、テレビ地上波の体たらくと雲泥の差があるように思える。
エンターテインメント3チャンネルの有料放送で、月2000円払ってもいいと思える企画をこれからも続けて欲しい。
懐かしいと言えば、昔、あったなと思う曲。昔はこんな曲聞いていたんだ。今は、澱んだな、わし。