とうげいの茶屋

Sunao Koizumi  
小泉すなお

短編画廊 絵から生まれた17の物語

2019-08-08 | その他
私の読書は、だいたい家と工房との電車内で。

この本は発売すぐに手に入れたものの、読んだのは少し後でした。

忙しい時期のカバンの中でグシャグシャになったり、何より土!で汚したくなかった。(たて込んでると、土つけたまま地下鉄に乗ってること多々あり)

汚したくない、飾っておきたい!
(決してツンドクではありません)
そんな素敵な装丁の本でした。

17人の小説家が、画家エドワードホッパーの作品から発想を得て書いた短編集。

読み進めるうちに、この絵はどこのシーンになるのか楽しみに。そしてどれも元から小説の挿絵だったような気がするから不思議です。

夜と空と海と…もちろんそればかりではないけれど、絵の中の青が印象に残った一冊でした。(私自身も丁度「青、青」って言ってたタイミングでもあり)

「ああ、そうきましたか!」

「いや、そのラストは全く見当もつかなかったし!」


テーマのある、素材も出展数もそれぞれ違うグループ展の展示会に似てました。


短編画廊 絵から生まれた17の物語
ハーパーコリンズジャパン