杉本かよブログ

杉本かよのちょっとおしゃべり

経済文教常任委員会

2010-06-18 16:17:40 | 日記
今日は6月定例議会の常任委員会の開催日でした。

主な内容は3つ。
1.小学校理科の強化から中学校体育の武道の必修化に伴う予算の増減(補正)
2.高等学校授業料無償化に伴う、予算と条例の変更
3.荒川河川敷のフットサル場の設置工事にともなう繰越明許費

1の小学校理科の強化は、海外に比べ日本の子供は理科が弱く、理科という想像性、創造性を豊かにする科目を強化することが大切であるとの見地からH19年度より、教材や理科支援員に対する国庫補助に伴い、市でも予算編成を行ってきたところ、事業仕分けの結果、理科強化を行わないことになったというもので、「それでは今までの効果が無駄になる」との市側の意見から国庫補助の一部のみが再開されたものの、大幅に予算削減が行われたことによる減額補正です。
一方で、日本の伝統でもある武道を強化せよとの事で、H24からの教育要領の変更前に、武具を用意するなどの目的で国庫補助がついたというものです。

自治体は国の一挙手一投足によって右往左往させられています。
これじゃぁ、民主党のいう地域主権も何もないですよね。

高校授業料無償化にしても、以前ブログに書きましたが、授業料の全額ではなく、全国一律の調整額の係数計算で差し引いた金額を補助してきましたので、実際に無償化しなかった場合に入ってくるだろう授業料より川口市の場合2600万円ほど少ない金額しか入ってきませんでした。しかし、そのお金は必要な額ですので、市の一般財源から繰り入れることになっています。

また、市外からの入学については入学金は6倍以上になりましたが、市費でまかなっている市立高校の運営としては悩ましいところです。

現場の状況を考えた制度運営をしてほしいものです。
コメント
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