今日の夜8時頃 母からLINEがきました。
ブログで知り合った方が教えてくれた言葉がふと思い浮かびます。
『おじいさん(入院中の父)から電話あったよ。変わりはないかって』
LINEを読んで直ぐに母に電話をしました。
「お父さん電話してきたんだね」
「うん。なんかなかなか治らないみたいでまだ退院できないみたいって言ってた(笑)
月曜日退院やでって言っておいたわ。
声も普通やったよ。」
やっぱりあれはせん妄状態だったんだな…と今になって確信できました。
手術の翌日の夜
父がひどく暴れたので
病院から呼び出されたんです。
暴れている父はいつもの父ではなかったように思えた反面
私や母という認識はしっかりしていてやっぱりいつもの父かもしれないと不安になる位でした。
父は怒りと恨みを私たちにもぶつけてきました。
ただただ・・・
父を取り押さえて
ごめんねって・・・
罪悪感と恐怖で泣いてしまった日でした。
あの場に、母だけでなく私がついて行って本当に良かったです。
母だけにあんな辛い思いをさせなくて本当によかった。
2人だから乗り越えた1日でした。
私たちを強く恨んだ父は
その後1週間ほど連絡がなかったのですが
今週あたりからちらほらメールが母にとどくようになったそうです。
あの父が電話できるくらいに
日に日に回復していることに少し安心しました。
もう
今後、父に手術はさせないと思います。
できるだけ人間らしい生活をしてほしいと思っています。
自分の足で歩いたり
自分のことを自分でしたり
好きなご飯をできるだけ食べたり
そういう事がどれだけ大事なのか
手術をする度に命は長いかもしれません。
けれども、自分で生きるための大事な事を手術で入院で奪いたくないなと
思いました。
前回も今回も
手術後、
父はせん妄の為
拘束帯をつけられていました。
命を守るため
安全のため
仕方のないことだったのかもしれません。
退院後も、
『肝硬変』は変わらずの事実です。
どう父と母を支えていけばいいのか
正直わかりません。
でも、大切なのは
笑顔
家族の会話
何とかしようとして強要しないこと
そして私が元気であること。
ブログで知り合った方が教えてくれた言葉がふと思い浮かびます。
相田みつをさんの
『雨の日には雨の中を
風の日には風の中を』