前回から3週間ぶりのカウンセリングです。
なんて可愛いんだろう
行きの車に乗るまでは普通だったんですが…
私が忘れ物をして1度出発しかけた車を止めてしまった事と、
夫が道を行き過ぎて遠回りした事と、
そもそも車の中で酔ってしまった事もあり...
車で20分位かかっただけなのに最悪なコンデションでした
車から降りたオトは
髪の毛がぐしゃぐしゃになり
その表情は暗く
酷く鬱っぽい姿で立ちつくします。
私もその姿を見ると少しズキンと傷ついてしまいそうでした。
そんな私の気持ちが伝わらないように
何にも感じていないフリをして、
カウンセリングの待合に向かいました。
❁❀✿✾
初めは私が部屋に入ります。
この3週間の間
外出は近くのイオンに行けた事。
好きなゲームのカード入のお菓子が発売され、自分のお小遣いでお菓子を買うことができました。
この時、「好きなことの為なら外出できる。」と自信を持って外出したものの、
誰かに会うかもしれない緊張で沢山汗をかいている様子や、
また、自転車を漕ぐのが遅く心配したことを伝えました。
あと、ここ1ヶ月近く、洗濯物のお手伝いをしてくれていること(洗う,干す)を伝えました。
そして、今回から始めようと考えてくれていた認知行動療法ですが、
今のコンデションでは無理そうだと伝えました。
今回は、
第三者と会話すること
カウンセリングがほっこりする空間になることを目的として
認知行動療法は様子をみて進めて欲しいとお願いしました。
次はオトの番です。
今回は部屋から遠い場所に座った為に
オトの笑い声などは聞こえず、
少し心配でしたが信じて待ちました。
約1時間後
オトはさっきとは違う
柔らかい雰囲気で扉からでてきました。
入れ違いに部屋に入るとそこには箱庭が作られていました。
なんて可愛いんだろう
そんな風に思って思わず笑顔がこぼれました。
今回は
オトとカウンセラーさんとお喋りしながら
交互にお人形を置いていったんだそうです。
「1人で作ると、その作った人の心理を読み解く材料になるんですが。
オトちゃんは、1人で何かを作るということに苦手意識があり、やりたいとは思わないと言っていました。私と2人で作るのならばやってもいいかな〜と言ってくれたので2人でやりました。
この場合、箱庭には意味がありませんのでただのコミュニケーションになります。」
それでも、私は嬉しかったんです
コミュニケーションして、さっきまでのオトの中の鬱々した気持ちが和らいだんですから
「初めの1個を置くのに凄く悩んでいたんですよ。
でもね、その後はサクサクと物語が進んで行ったんです。
この川や池も、何のアドバイスもしなかったんですが迷うことなくオトちゃんが作ったんです。
何故か人間のフィギュアを置きたがりませんでしたね…。」
何故かな?気になりますが
今は箱庭を楽しめたことを良しとして受け止めるだけにしようと思いました
カウンセリングも、オトが動きだしたいと思うまで結局待つしかない状態のように思えてきました。
認知行動療法も、興味を持ったり
やってみようかなという気持ちのないまま進めていっては
いけないような気がします。
オトが動き出すまでは
過干渉にならないように、
見守ることの大切さを
私が学ぶ時間なのかもしれません。