私の中の不安を吐き出す

2021-09-19 11:35:41 | 日記
先週金曜日 心療内科に行きました。
オトの状態と、薬をもらいに。


気圧や気温のせいか、しんどそうにしている夏でした。
先週も顔がパッとせず近づく台風か何かの影響を受けている様子でした。

「薬は、もしかしたら効いていないのかもしれません。
かと言って、効くような薬もないのかも。
結局は家にずっと居て運動もしない状態ではずっと変わらないのかもと思っています。
だから、薬を増やすとか変えるとかはあまり考えていません。」

そう、先生に伝えました。

すると先生は
「そうですね。僕はだからずっと処方は変えていません。
成長期なので、成長と共に良くなっていくと思います。
逆に、すごく効くお薬とかは副作用がありますし僕は絶対に処方しないです。」
と言いました。


そうか…
すがるように通っていた心療内科は
結局対話がメインであって
薬をもらうという目的に変わってからの通院は娘の為にあまりなっていなかったのか…

そう頭の中で思いながら
「そうですよね〜アハハ」って笑いました。

ここにきて、心療内科に行く目的を完全に無くしたような気持ちになりました。


夏休みが明けて、2回だけピアノに行けている以外は大した外出はできてないオト。

お小遣い欲しさにやっとお手伝いを少し始めたこと(洗濯物を洗う 干す)。

日常の会話で私が感じたことやオトの発言などを色々話しました。

「お母さん、オトちゃんとの会話に意味をもたなくても大丈夫ですよ。」と言われました。


「あ、そうですか。確かに、私は安心したくて意味づけをしているかもしれません。」

「大丈夫です。オトちゃんは大丈夫ですよ。成長していますからだんだん大丈夫になってきますよ。
安心してください。」

そう言われて

あぁ、私は平気だ!今を受け入れている!
不安な気持ちにならない!

と頑張っている部分を見透かされてしまったと思い笑ってごまかしました。



☆。.:*・゜

本当にそうです。

先生の言う通り。

私はやっぱり不安だらけ。

だからこそ
私が嬉しいと感じたこと
大丈夫と感じたことを日記にしないと
安心できないんだなぁ。



この不安がまた『なんとかしなきゃ』
の原動力になるのは目に見えています。

力をぬかなきゃね。

大きくため息をつくと、
胸がスっとしました。

さぁ、主婦のやるべきことに集中しよう。


娘と話す

2021-09-16 23:06:11 | 日記
昔の私は、夢中で絵を描いていました。

私の学習机の棚には
沢山の色鉛筆
小学校で使った水彩絵の具
中学校で使ったポスターカラー絵の具
高校で使ったアクリルガッシュ絵の具

学校を卒業しても
絵の具はとことん使いました。
無くなっては買い足しながら使っていました。

すごい絵は描けませんでしたが、
あの時は
『こんな感じに描きたい』という気持ちが
自分の画力をぐいぐい引き伸ばしてくれていたような気がします。



夢中に描く私を見て、
父はいつも同じセリフを言ってきました。

「おぉ〜ネイロからα波がでとるなぁ。
えぇこっちゃ。

好きなことをしていると体からα波がでるんやって〜。」

そんなきまり文句をいつも言ってくれていました。

その言葉がいつの間にかしっかり胸に刻み込まれていることが不思議です。





オトが今日また沢山私に話しかけてくれました。

「ねぇ、ママ。ちょっとコレ見て。」

そう言いながら私の隣に座って
自分のスマートフォンをオトと私の間にかざします。

YouTubeで歌の動画を一緒に見ました。
「最近コレにハマってるねん。」

そうオトが言ってくるので、色々歌について質問したり教えてもらったりしていました。

「同じ歌でも歌う人によって表現が全くちがうね〜」って私が言うと
色んな人の『歌ってみた』を聞かせてくれました。


「この歌詞は、どうしょうもなく辛くて苦しくて、悲しい感情やと思うねん。
そんな絶望の中で、誰かが手を差し伸べてきた。
だんだん辺りが明るくなってきて、自分は実は暗い中に居てなかったんだってきづくねん。
世界が広がる感じ。
映像をつけるとしたら
今まさに日が昇る瞬間の様なそんな感じだと思う。」


私はまるでオトのようだと感じました。
誰も信じられない暗い中に居てると思い込んでいる。それがこの歌の歌詞とリンクしていると思ったんです。


「(暗闇から手をさしのばしてくれたのは)誰の手だろうね」
と聞いてみました。


「うーん。
未来の自分かな…。
もしかしたら友達かもしれないし、
過去の自分かもしれない。」


「そっか、イメージが膨らむね」


「うん、こうやって歌を聞いてイメージを映像化してるねん。
ほら、同じ歌でも歌う人によって浮かぶイメージがちがうよ。
この人のやつ聴いてみて
…ほら、
この人のやつは、風が通り抜けるような歌い方をしてるやろ。
こうなってくるとまた歌詞の解釈がかわってくる。」


「オトはやっぱり感受性が強いんだね。
いい事だよ。
今、感じることを大切にしてね。
色んなことを想像して幸せな気持ちになれそうだよ。」


「幸せかどうかはその歌詞によるわ。
でも、今湧き上がるイメージを絵にしてみたいという気持ちになる。」
そうオトが言いました。


きっと以前の私なら
「じゃあ、背景とか苦手な部分も描けるようにしなあかんな。」とか
「とにかく毎日絵を描きまくらなあかんわ」とか

『なんとかしよう』
『なんとか子どもの夢を叶えてあげるアドバイスしよう』
などと思って発言してたはずです。



だけど、
そんな風に『なんとかした』事の効力は長続きしないし、
干渉すれば、いずれは自信喪失につながるんだと学びました。



今は
この小さな小さなオトから生まれた『やってみたい』を大切にしたいと思います


きっとオトからはα波がでていたはず


『やってみたい』を沢山感じていれば
いつかは
『やってみる』力になるんだ






「ママ、ママは可愛いものが好きでしょ?ママが昔描いた絵を見たけど、きっとああいう絵が好きなんだよ。ママは。
それを突き詰めれば、ママはまた絵を描く様になれるんじゃないかな?」


オトの方が1枚うわてです。

さりげなく私に絵を描くきっかけを与えてくれようとしてくれます。

ママはオトのことで
頭いっぱいなんですけどね




不安と過干渉 オムライス

2021-09-12 10:40:52 | 日記
最近、自分のブログに向き合えない日々を過ごしています。


考えれば考える程に
『私の子育て』の『間違い』を反省してしまい

私は『不登校にしてしまう親』の典型例だと気付かされてしまいます。


まだそんな『烙印』を背負い
苦しむ自分が居てるんです。


☆。.:*・゜

そんな中
またフツフツと湧き出てるのは
『私がなんとかしなきゃ』という想い


また塾に復帰してくれればいいのに
なんて、考えていました。

zoomのアプリをインストールして塾と紐付けして、昨日は夜に塾まで行き
顔出ししないでオンライン授業を受けれないかなんて相談をして来ました。

結果は❌

顔は出して欲しいといわれました。
マスクをしてでもいいから、表情を見てやりとりしたいと言われました。

娘に話してみると
「顔出しは無理。自分の姿を見られるのも、見るのも嫌。」って明るく断られました。
顔出し無しならやってみようかと思ったけど無理って言われました。


そこで

ハッとするんです…


私はまた良かれと思って先走っていること


過干渉が発動していたこと


オトが自分で動き出すことを待てなかったことを。



今回はオトは明るく断ってくれたから助かりました。




なかなか動き出すことのないオトが久々に作ってくれたオムライスです。

玉ねぎを微塵切りしておくね〜って声をかけると

「玉ねぎの微塵切りはオトがしたい」と言ってくれ作りだしました。

「ストレス発散になるわ〜」
なんてオトが言うから


「あれ?まだストレスあるの?」
と言う私。


「生きてるだけでストレスやん」
とオト。


何でも深くとらえちゃう私は
「あはは」
と、笑いながら不安を飛ばします。


一緒にキッチンに立って、
卵にケチャップライスをくるんで
お皿に移す時

フライパンとお皿とをうまく扱えないオト。

オムライスをうまく滑らせてお皿に移すその作業に

過干渉が発動しない様に

かと言って見放さないように

近くに居て

「そうそう、がんばれ!」

なんて応援。


パパの分

オトの分

私の分


1回1回を応援




こんな関わりが大切なんだな

そう思いながらオムライスを食べました。

卵にはオトが牛乳とマヨネーズを忍ばせて塩コショウで味付け

ふんわりしたこだわりの味でした










オトの声

2021-09-05 21:12:09 | 日記
午後8時半

私は寝室

夫と娘のオトはリビングに居ます。


「パパ アイスたべよ〜」



そう夫の声がして




「オトのアイスはたべたらあかんで」


なんて

可愛い声が聞こえてきました。







オトの声は

高くて
コロコロしてて
小さく弾む声




声がまだ小さな頃と一緒





抱っこしてよしよししてた頃の
記憶が蘇り
幸せを感じて


やっとブログに向き合えると思いました。






先週末は
金曜日 心療内科
土曜日 不登校カウンセリングでした。

カウンセリングでカウンセラーさんと話をして気づいたことが気にかかり
また動けなくなった私。

動き出せないのか
動き出さなくていいと思っているのか
無気力なのか

『無気力』なのは何故か

ストレスは与えていないはずだし、
今までよりも寄り添っているし、
私が出来ることは足し算ではなく引き算だと身を引いてきたつもりでしたが

ここにきて
動き出す気がないのかもしれないという疑いがまたでてきたんです。

まだ気持ちが混沌としてまとまりません。



どちらにしても

待つしかないんですよね。






強い雨に花びらが散り
黒いアスファルトにピンクの絨毯が広がります。



雨に打たれてもなお
つぎつぎと可愛い花を咲かせるこのお花のように、オトもいつか強くなって欲しいと思いました。


そしてまたふと思い出します。
2歳のオトが
この小さな花をつんで
手に大事に持って歩いたあの頃を。

ピンクの長靴を履いて。


もしもタイムマシーンがあったら
あの頃に戻ってやり直したい