月始めに愛知に暮らす子や孫たちに会ってきた。二回目のコロナワクチン接種を妻と一緒に済ませており、緊急事態宣言も解除されていたので、この機会を逃したら、次にいつ会えるかわからなかった。私は二泊三日と慌ただしい日程だったが、妻は十泊十一日の長い滞在となった。
私が九州に戻ったあと、一歳十一か月の孫娘がRSウイルスに罹患し、四日間入院した。娘夫婦が交代で病室に詰めたが、妻は面会することができなかった。孫娘は退院後に新たな風邪をひき、腹や頬のシルエットが少し細くなったようだ。
妻は帰りの新幹線で咳が止まらず、周りの人を不快にさせないよう肩身の狭い思いをしたようだ。帰宅してからも咳が続く妻と、鼻水が止まらない私とでかかり付け医で診てもらった。私は処方された鼻炎の薬がすぐに効いたが、妻の咳は止まらなかった。市販の薬もいろいろ試したが効果がないので、自らネットで探した呼吸器科の専門病院を訪ねた。
診断は細菌性の気管支炎と診断されたが、今もひどく咳こむことが多く、毎晩湿らせたマスクをして寝ている。
大事に至らなければよいが、心配だ。