一昨年、私たち夫婦は銀婚式を迎えた。子供たちは気付かないだろうと思っていたが、さすがに女の子だけあって、娘から祝福のメールが夫婦それぞれの携帯に届いた。
子供が小さい頃、家族の生活は私一人に懸かっており、私の収入だけで何とかやっていけるだろうと、根拠のない自信を持っていた。
子供の成長につれ、家計を預かる妻の方が現実をわきまえていたようで、家計を助けるために、赤ペン先生の内職をしながら、ワープロをマスターしてスキルを積みあげ、自分で働き口を見つけてきた。今の天職に辿り着くまでの妻のバイタリティーには、私は頭が上がらない。
結婚した頃のお嬢のどこに、こんな生活力のある芯があったのだろうと今にして思う。知らない間に、母親は家族の要になっており、それが家庭円満の基だろう。
子供が小さい頃、家族の生活は私一人に懸かっており、私の収入だけで何とかやっていけるだろうと、根拠のない自信を持っていた。
子供の成長につれ、家計を預かる妻の方が現実をわきまえていたようで、家計を助けるために、赤ペン先生の内職をしながら、ワープロをマスターしてスキルを積みあげ、自分で働き口を見つけてきた。今の天職に辿り着くまでの妻のバイタリティーには、私は頭が上がらない。
結婚した頃のお嬢のどこに、こんな生活力のある芯があったのだろうと今にして思う。知らない間に、母親は家族の要になっており、それが家庭円満の基だろう。