目が覚めたら二足歩行

なんかダラダラ生きています。

光待つ場所へ 読書感想文

2013年09月19日 14時33分04秒 | AW


光待つ場所へ  著:辻村深月
あれやこれやのスピンオフ、未読でも楽しいだろうけれど
知っていた方が面白い短編集ですぜ!

・・・で、この作者さん。
頭が良くて周りを冷たくみちゃう人、が好きなのか
自身がそうだったのかコレ系の人が多いよなぁ。
不器用で、努力に努力を重ねてきた私とは相容れない。
でもきっと努力しなくてもできてきた人たちに、
こう思われていたんだろうなとは思うw

努力が空回りして気持ち悪い、とか、人に下に見られる人間とか
うっとうしがられる人間とか、多分私がそれで、もう自覚している。
さすがにオバサンな年齢になって解放されたけれど
幼稚園~高校までは結構きつかったなあ。リア充って何。

   


冷たい光の通学路Ⅰ (元ネタ:ロードムービー)
しあわせのこみち  (元ネタ:冷たい校舎の時は止まる)
アスファルト    (元ネタ:冷たい校舎の時は止まる)
チハラトーコの物語 (元ネタ:スロウハイツの恋人)
樹氷の街      (元ネタ:名前探しの放課後、僕のメジャースプーン、凍りのくじら)
冷たい光の通学路Ⅱ (元ネタ:冷たい校舎の時は止まる)

凍りのくじら、でSFのラスト「スコシ ・・・」はここで回答が出ている。
いろいろなFを考えていたけれど、やっぱりSukoshi Familyが正解だね。(マウス反転)
少しではないし・・と思っていたけれど関係性を考えるとそうなるのかな。

個人的な感想でいくと、しあわせのこみちとチハラトーコの物語が好きだな。
チハラトーコ・チヨダコーキ、きっと本当に好きだったんだろうなーとか。思ったりね。
樹氷の街は全く知らなかった。難易度高いね、こりゃ無理だろう。



辻村作品のこの順番で読むとNGなのが
僕メジャ→子どもたち & 名前探し→僕メジャ だと思う。
コメント
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