まんまる笑顔の真ん中で

~いろんなことがあっても いつも
笑顔で 前を向いて 生きて行きたい~

新盆の前に・・

2011-07-07 21:23:14 | 生活

昨日・・

夕方になって しばらく逢えていなかった大好きな友達が 急に訪ねてきた。

koumama~ひさしぶりぃ。 kou君大学楽しく行ってる?  

彼女は 

kouの小さなころからの幼馴染のママで 子供が大きくなった今も 変わらずにお付き合いしているの。

もちろん、子供たちはそれぞれ行く道が違ってしまったけど 子供たちも幼馴染で相変わらず 久しぶりにあっても仲良しだ。(この前

鉄道博物館も行ってたし・・ね(笑))

・・で、 急に何かと思ったら 小さな紙袋を渡してくれて その中に これ。

珈琲? ・・・はは。わざとそばに置いて見ましたが・・コーヒーの香りのするお線香だった。

もうすぐ お母さん  新盆でしょう?  珈琲 お母さん 好きだったでしょ。 香りだけでもと思って・・

・・・・・

その優しさに 玄関先で もう 泣きそうになってる自分がいた

ありがとうね。  母は亡くなる30分前にも 喫茶店で 父とモーニングコーヒーを仲良く飲んでいたんだったよ。 

そんな話をちゃんと覚えていてくれる 友達   本当に感謝しかありません。 友達はほんと 宝物だよ

・・そう  彼女が覚えてくれてる通り・・  東京のお盆は もう来週で。 

新盆

・・・初めての経験なので いつ 迎えて(迎え盆) いつ 送るのか(送り盆)さえ あんまり 知らなかったの

私の実家の深川は 

昔から 家の近くの川(なんで?お墓じゃないんでしょか?) に 迎えに行って そこにお供え物をして

そのあと ちょうちんに灯りを灯し 家に帰ってくるということを定例行事に行っていた。 母とね。

つまり それが 精霊を 迎えに行った・・ってことらしい。

でも この定例行事も  今は

川の近くにお供え物したりすることが 環境の問題とかで禁止になったしまったそうで  

最近は 提灯を持って 歩いている人も少なくなったと思う。

とりあえず 

来週は 

一人娘なもので 父と 二人で 母を 迎えに行き・・ また 送ってこようと思います。 (ブログ更新ゆっくりになるから待っててね。)

来週は・・

この いただいた珈琲のお線香と 

前に ブログ友達のリッスから送っていただいた お花の絵ろうそくを灯し  華やかに迎えてあげようと思います。

リッス 大事に使わせてもらってるよ。  ありがとう

 

・・それから おととい また 友達が 急に訪れた。

その彼女は・・

前記事で沢山の心配を頂いて 千羽鶴まで送ってくださったり

ブログを読んでくださってる みんなに はげましや たくさんの応援の言葉を頂いた Y君のママで・・

kouの 幼馴染のY君・・

去年の8月に 白血病と闘い  まだ17歳の若さで逝ってしまった彼 

その闘病を綴った 本が 先日 出版されました。文教堂より出版。

前の記事でも書いていたから みんな知ってるけど

彼が亡くなる直前まで ブログに発信していた その記録と 彼のご両親が Y君と過ごしてきた 楽しかった彼の歴史

そして 彼の残した遺書・・すべてが 余すことなく綴られている。

 

彼の 

~自分がこの世にいたことを存在を残したい・・・

その強い遺志を 彼との約束を守って 現実のものとしたYくんママ 

出版と同時に 私とkouに1冊 届けてくれました。 ありがとうね

私のように

最愛の母を失うことだって 順番とはいえ 辛いもので まだまだ その悲しみは癒えないけど

 

彼のように 17歳という若さで亡くなることは やはり 頭では理解できない

彼女のように

最愛の息子がいなくなる 

その場所に いない という その現実  計り知れない悲しみだ

彼のママである私の友達の彼女は この世の中の色が全部 消えてしまっているんだろう。

1年経った今も  そしてこれからも・・

 

ただ・・ 彼女はそんななかでも

こうして 息子との約束もきっちり果たし 凛として 前を向いて生きている

ブログ友達の英さんの写真。凛として素敵でお借りしたの。いつもありがとう!

それは彼女が強いことではなく

彼女の心に 

Y君が しっかり生きているし そばにいつもいると 彼女が感じているからだけど

本が出来たから 見てね。 って

その凛とした姿は この花のように せつなくて まぶしかった

 

私にとっても 母の新盆を迎える この夏

ワイルズの闘病記 の本を手にしたのも偶然ではなくて 必然なことかもしれないね

だって

それは決して 想い出の本ではなく

生きて行く 私たちへの 強いメッセージがいっぱいだったから。 

生きて行くこと  辛いことも沢山あるけど 

この世の中で 若くても  

生きたくても生きることができなかった命があったことを 忘れてはいけないんだと。

 

なかなか 健康であることの大切さ

平凡な日常 に感謝することを忘れがちだけど

1日1日しっかり 踏ん張って 生きてることに感謝して いこうね。