昨日はお風呂にこだわるおじいちゃま(義父)を書き込みましたが、
今日はそのおじいちゃまのことを書くことにしました。
我が家には自宅芸術家が3人。義父と主人とそして息子。
それぞれにちょっと変わった趣味があるのです。今日はまず、おじいちゃまから
おじいちゃまは私が嫁いできたころから 油絵を描いていたので、たぶん絵心はある人だとは思っていました。
それが、70歳になって(今は80歳です。)初めて習い事を始めました。
70の手習いです。それは能面を打つこと。
あの能を舞う人がつけてる お面を木から彫って作るのです。
工程が1つ作るのに半年くらいかかる(おじいちゃまはゆっくり作るからかな)ので、どうなることかと思っていたけど、
あれよあれよと上手になり、先生に認められ・・今や個展を開くまでになっちゃったのです。
【作品その1】 これは 女の人(独身女性の代表みたいな感じ?)の面です。 よく見ませんか?
小面(こおもて)といいます。 優しい表情をしています
【作品その2】 これは なんと男じゃなくて女の人が嫉妬とか怒っている面だそうです。
般若の面です。男の人だと思っていた人いるんじゃないかな。すごい顔だよね
私は怒ったとき、こんな顔してないぞ。こわ~い!
能は室町時代~あるそうで、1枚1枚おじいちゃまが能面を語ると1日聞いても足りない。すご~く詳しいんですよ。
木曾のヒノキの木のかたまりから、作品がどんどん生まれていきます。
自宅の1階はさながら、仕事場。工房です。
私はいつも個展を出すと受付をしますが、これが楽しいの。
訪れていただいた方に説明するんだけど、芸術に触れてる感じで。。好きなんです。
息子は小さい頃、下の居間に行くと怖がって泣いたことがある。能面は暗いとこに
飾ってあると怖いよ もうさすがに慣れましたが。
最近は・・・ちょっとお休みしてて、今パソコンで 家系図書いてるんですよぉ。
色々興味深いおじいちゃまです。家系図の話は また