あなたの毎日に楽しく実践!宇宙の叡智♪アーユルヴェーダドクターのブログ

アーユルヴェーダは、古代から人々を癒してきたインドの伝統医学です。おうちでできる簡単な免疫力アップ法!

アーユルヴェーダで妊活成功 その2

2020-07-20 06:40:46 | ラッド先生の診察室
こんにちは。

東洋の叡智アーユルヴェーダ医学実践法オンライン講座開催中!!

インド在住12年目、
アーユルヴェーダ医のhamsaです。
(現在ロックダウンで、日本に帰国中)

1年以内に、妊娠に至った女性のアーユルヴェーダ治療のお話
(先日の記事)のつづきです。

3週間の浄化療法のプログラムは、
こんなかんじ。

3週間のあいだは、ずっと、食事療法
インドのスパイスや豆の入った
消化にいいお粥
を3週間食べながら、
胃腸を休めます。

これは、食べる絶食療法のようなものです。

体中にたまった毒素を排泄するには、
汗、尿、便から出す必要があります。

毒素といっても
実は、食べたものがきちんと消化されず、
体の中に未消化物がたまり、
ネバネバした毒素になり、
その人それぞれ違うからだの弱点に
溜まっていって
病気の源となっているものです。

その原因は、

消化の火がうまくはたらいていないこと。

消化の火が強すぎたり、

弱すぎたり、
不安定だったりするために

お釜のご飯(胃腸の食物)
がきちんと炊けず、

からだをつくる栄養の中に
排泄物が混じった状態

になります。
そのような
不完全な栄養が
身体中に回ってしまい

もともと弱っていた関節や内臓などで
病気をつくるもとになるのです。

浄化療法では、

オイルを使い、
手先や足先から体幹へ
向かってマッサージします。

そうすることで
身体中に巡った毒素(未消化物)が
胃腸へ戻る
のを助けようとしています。


胃腸に毒素(未消化物)がたくさん戻ってくる
と、
胃腸が、普段の食事を消化する負担
になってしまいますよね。

だから、

消化の火を守るために、
消化にいい食事をすることが大切なのです。

また、
そのような治療により、
オイルマッサージ中の体は、一時的に
いつもよりだるく、重たく感じられます。


仕事や家事からも休められる環境でないと
よい効果が望めません。

新倉敷のクリニックまで、
治療に来られたこの女性は、
岡山県外在住だったので
2週目だけ7日間、
近くのホテルに滞在されていました。


2週間目には、
体やこころのバランスにあわせたオイル
を使って
気持ちのいいオイルマッサージ
頭にオイルを垂らすトリートメント
(シロダーラ)
を7日間
受けていただきました。

オイルマッサージの直後に
薬草入りのスチームサウナに入っていただき、
しっかり汗をかいてデトックスします。
開いた毛穴からオイルも染み込んで
からだの深部へ行き渡ります。

からだの緊張もゆるんだところで、
もう一度ベッドの上で仰向けになって
額の上から、ちょっとあたたかいオイルが流し落とされます。

脳のマッサージ
といわれるくらい、
額の特に眉間のあたりのツボに
オイルをタラタラ垂らすのは、
オイルが滴下された地点から、
ちょうど額の奥にある、
脳の第3脳室へ刺激が伝わる
からだと言われています。

第3脳室は
自律神経の働きを調節
意識・神経活動の中枢をなす

間脳内のものを指します。

間脳は、
自律神経の調節・中継部位です。

嗅覚(きゅうかく)系以外の感覚神経や、
内臓の働きや内分泌の働き
に重要な働きを担っていたり
感情や情動の活動と密接な関係ももち、
抗利尿ホルモンや、
子宮筋収縮および乳腺分泌を促す
ホルモンの分泌や、
自然な眠りを誘うメラトニンの分泌など
体温調節、
抗利尿ホルモン、
血圧、
心拍数、
摂食行動や飲水行動、
性行動、
睡眠、
子宮筋収縮、
乳腺(にゅうせん)分泌などの本能行動、
及び怒りや不安などの
情動行動(大脳新皮質と辺縁系皮質)の調節

また、
内分泌(ホルモン)系の中枢
といった
間脳という重要なポイントを刺激してバランスをとるのです。

一般的には、
太白ごま油ベースの薬用オイルなどをあたためて、
ポットの中に入れ、
糸のように流れるオイルを
たらたらと20分から30分くらい
垂らします。
髪の毛も頭まるまるオイルに浸った状態
になります。

まるで胎児がお母さんの子宮のなかの羊水に包まれていた時のように


リラックスする人気のトリートメントです。

これは、
シロダーラ
(頭にオイルを糸のように滴下する治療)
と呼ばれています。

前回の記事で紹介している
不妊治療中の女性の場合、
体に熱がこもっていて、ピッタ(主に火と水のバランス)が高くなっていました

そこで、
2度目の治療の時には、
この女性には、
室温の牛乳を額に垂らしました。
室温なのですが、
この女性にとっては、
冷たく感じられるとおっしゃられていた
のが印象に残っています。

牛乳を額の真ん中へ、
一点集中して垂らすことにより、
額の奥にある女性ホルモンのバランスをとる
脳のポイントへ冷たさをとどけることも、
狙いの一つでした。

もちろん、
自然な睡眠を誘うメラトニン分泌のバランスとられるので、
いつのまにか
気持ちよく
リラックスして
トリートメント中は
ぐっすり。

短時間のうちに、深いリラックスを味わっていただけます。

妊活に疲れたこころもからだとともに
癒されるトリートメント
です。

そのあと
胃腸に戻ってきた毒素を排泄するため、
腸へ薬草の煎じ液を浣腸法で
届けて排泄させます。

そして、
3週目は、自宅で食事療法として
スパイスと豆入り粥
続けていただきました。

それまでは、
ストレスで甘いものや
間食がやめられなくてお困りでした
が、

2週目の治療を受けられた後は、
食べたいものが変わったとおっしゃっていました。

前のように間食をしなくても平気になった!
喜ばれていました。

これは、
体に溜まっていた未消化物である毒素がデトックスされたからです。
未消化物がなくなり、
舌の苔の白っぽさも少なく、
ピンク色になってきました


消化の火がきちんと働くようになると、

からだが軽くなったり、
やる気がおきたり、
スッキリした気分が味わえるようになり
体に良いものが自然と食べたくなってきます。



特に、この女性が気をつけた食事は、
他にも、
     
*間食なし、冷たいものを控えること
*アグニティー(消化力アップのスパイスティー、カフェインなし)
をお茶代わりに飲むこと
*生姜、塩ひとつまみ、レモン数滴を食前にかじること。

それから、

体を冷やさないように気をつけて、できるだけゆったりと
すごしていただきました。


このような治療を半年くらい間をあけて2度受けていただいた結果、

体の毒素(未消化物)を排泄したおかげで、
なやみだったからだのだるさも軽くなり、


体質にあった食事、生活を続け、
ホルモンバランスを整えられ


数ヶ月後には

産婦人科にて
 体外受精をホルモン注射なしに妊娠成功!

されたと喜びの報告の
お手紙をいただきました。


決して3週間の治療だけではなく、
消化の火を守り、
体質にあった食事や生活をされた効果
です。

お悩みを解決されたのは、
この女性の努力のたまもの
でした。

東洋の叡智アーユルヴェーダ医学は、
宇宙のリズムに寄り添った生活、
自然な食事をする
具体的な方法を

体質やバランスを手がかりにして
あなたがあなたの主治医になれるのです。




東洋の叡智アーユルヴェーダ医学実践法90分体験クラスのお申し込み受付中です。

朝をスッキリと迎えたいあなたへ、
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をご紹介します。
一度、アーユルヴェーダってどんなものか知りたい、体験したい方、
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大橋 美和子


東洋の叡智アーユルヴェーダ医学実践クラス








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Copyright © miwako ohashi All Rights Reserved.

























アーユルヴェーダで妊活成功

2020-07-15 22:16:31 | ラッド先生の診察室
こんにちは。
インド国家資格アーユルヴェーダ医師免許をもつ薬剤師のHamsaです。

東洋の叡智アーユルヴェーダ医学実践法で妊活をしたい方へ
アーユルヴェーダ治療後、妊娠された女性の例をご紹介します。
 2008年に倉敷光クリニックでアーユルヴェーダ担当として勤務していた時のことです。
その女性は、当時38歳、倦怠感、生理不順、不妊に悩まれ来院されました。
そして、2度、アーユルヴェーダ浄化療法(パンチャカルマ)を受けられたあと
妊娠されました。


はじめに来られた時は、産婦人科で人工授精に挑戦しながらも、子宮外妊娠に失敗され
心身ともに疲れ切っておられました。

とても体がだるくて、顔色もわるくみえました。
人工授精のためのいろいろな治療は、
精神的にも身体的にもしんどく、とてもお疲れになっていました。

しかし、健康にも気を使って、お茶やコーヒー、アルコールなども
控えめの食生活をおくられていました。

ただ、頻繁に間食をしてしまうのだとおっしゃっていました。

この方は、アーユルヴェーダの浄化療法に希望をもって来院されました。

アーユルヴェーダ医学で治療前に考慮する点は、以下のとおりです。(カッコ内は、この女性の場合)

1)体のどの組織に体質バランスの乱れがみられるか?(、乳糜やリンパや血漿に乱れあり)
2)どんな地域にお住まいか?(乾燥地帯でもなく、湿地帯でもない、暑くもなく寒くもない地域)
3)体力は?(やや弱め)
4)季節は?(9月、初秋)
5)消化力は?(強いが、不安定)
6)体質は?(ヴァータピッタ=風空の要素多め+火水要素多めのバランス)
7)年齢は?(38歳)
8)精神的気性は?(行動的、外交的)
9)アレルギーは?(なし)
10)食生活は?(不規則)
11)生活習慣は?(夏は昼寝する)
12)排泄は?(かため)
13)未消化物は?(多量)
14)症状をおこしている原因は?(不規則な生活)

もちろん、他にも、過去の既往歴や、家族歴なども伺いますが、
これらを考慮した上で、
治療を始めます。

アーユルヴェーダの治療は、2種類あります。
一つ目は、食事や生活、薬を使って体質改善する治療
2つ目は、浄化療法をして毒素を排泄する治療です。

アーユルヴェーダの浄化療法とは、
簡単にいうと、
体のなかにたまった毒素(未消化物)の排泄をして、
体のクリーニングを行い、
細胞や組織の若返りにつながる治療です。

毒素(未消化物)といっても、
もともとは、お食事です。

食事は、消化されて、体の栄養と老廃物(汗、尿、便)にわけられ、
老廃物は、排泄されます。

ところが、消化がうまくいっていないとき、
栄養とも老廃物ともつかない、あいまいな未消化物ができてしまいます。

それは、胃腸に残り、一部が栄養に混じって体に行き渡ります。
だんだんと、体の弱点にたまって、病気の原因になってしまうのです。

この女性の場合は、
その未消化物がたくさんありました。

舌をみると、真っ白く苔で覆われていたのが、その証拠です。
また、倦怠感も典型的な症状です。

この女性の場合、原因は、不規則な食生活、間食です。

そのため、倦怠感や、生理不順も、不妊に悩まされていたのでした。

早速、3週間の浄化療法を開始しました。

1年以内に、妊娠に至った女性のアーユルヴェーダ治療のお話、

続きます。





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宇宙から生命の真実を知るアーユルヴェーダ2

2020-07-12 13:03:00 | ラッド先生の診察室

こんにちは。
東洋の叡智アーユルヴェーダ医学は、
3つの体質をつかって
心や体のバランスをとる治療法
として有名です。
アーユルヴェーダマッサージ
も人気があります。
それは、
あなたの体質によって、
あなたのバランスをとる
薬草を含むオイルを選んで使うからこそ、
体がすっきりしたり、
痛みをとったりといった効果がでるのでます。
その体質を知る手がかりになるのが、地、水、火、風、空の5大要素です。

それは、
前回のブログでお伝えした
宇宙がつくられた24の原理
を説く哲学(サーンキヤ哲学)
から理解することができます。
今日は、その続き。

前回の記事でお伝えしたように、

宇宙がつくられた24の原理とは、
  純粋な宇宙の精神(プルシャ)が見守る存在とともに

1、宇宙の根本的な原理(プラクリティ)から
2、宇宙の知性(マハド)個人的な知性(ブッディ)

3、自己の帰属意識(アハンカーラ)
4、思考・感情・記憶などをつかさどる心、
  精神(マナス)
5、聴覚(五感)
6、触覚(五感)
7、視覚(五感)
8、味覚(五感)
9、嗅覚(五感)
10、話す口(五行動器官)
11、つかむ手(五行動器官)
12、歩く足(五行動器官)
13、生殖器(五行動器官)
14、排泄器(五行動器官)
15、音 (五感の対象物)
16、触感(五感の対象物)
17、形(五感の対象物)
18、味(五感の対象物)
19、におい(五感の対象物)
20、空要素(五大要素)
21、風要素(五大要素)
22、火要素(五大要素)
23、水要素(五大要素)
24、土要素(五大要素)

つまり、
何もなかった宇宙にあった、

男性エネルギーの源、
純粋な宇宙の精神(プルシャ)が見守る中で
女性的なエネルギーである
根本的な宇宙の原理(プラクリティ)
から最初に
宇宙の知性(マハド)が生まれ、
『私』という感覚があらわれたとき、
個人的な知性(ブッディ)が
生まれます。
そして、
宇宙の秩序ができていき、
宇宙が進化していきます。
宇宙は、 
たくさんの部分が集まって一つの全体
を構成し、
その各部分が密接に結びついて
互いに影響を及ぼし合っているような
エネルギー
によって起こります。
それは、
もともと女性的なエネルギーともいえる、
根本的な宇宙の原理(プラクリティ)
であるうちは、
バランスよく存在していたのですが 
 

3つの、
純粋な本質(サトヴァ)
動かす性質(ラジャス
安定した性質(タマス)
 

がバランスを崩し 

相互に作用しあうようになり、
宇宙を進化させるエネルギーとなったのです。
そして、
宇宙が進化してできた
有機物である生体と 
無機物である物
が生まれます。

それらは、
地水火風空という
5つの要素(マハーブータ)
から全て構成されています。


そこで、

アーユルヴェーダは、
宇宙から現われた生体も物も
この地水火風空 
の5つの要素(マハーブータ)から
できているので

私たちの体も
食べ物も
私たちを取り巻く環境も
すべて、
これらの5つの要素からできている、
と教えてくれます。

そして、
これらの5つの要素が 
どれくらいずつ含まれるか、
によって
体や食べ物が
いろいろな種類や違う状態、味
を作っているのです。

たとえば、
水が多いもの、汁気のあるものを食べると
体の水分が潤います。
そのようにして、
食べ物や環境から取り入れる
ものやエネルギーに
5つの要素がどれくらい含まれているか、
を手掛かりにして、
私たちの体のなかにある5つの要素のバランスを取ってあげましょう!
ということなのです。

アーユルヴェーダで取り入れているもう一つの概念は、
同じ性質+同じ性質=増加
同じ性質+反対の性質=減少

です。
つまり、
同じ性質のものを取り入れれば、
その要素は増えます。
反対の性質をとりいれれば、
減ります。

そのようにして、
食べるものや、
環境にあるものが
すでに体に多い要素が多めのものは、 
取りすぎないようして
バランスを整えてあげられます。

だから、
アーユルヴェーダでは、
体質診断をして、
5大要素からなる 
タイプ3つ

ヴァータ (主に風と空の要素)
ピッタ(主に火と水の要素)
カパ(主に水と土の要素)

に注目して、

食事や行動、環境からとりいれる 
もののバランス
に気づきをもつことによって
それぞれの体質にあった
食事や行動をすすめることができるのです。
 
 

なぜ、
地、水、火、風、空の5大要素は、
5つあるのに
ヴァータ 、ピッタ、カパという
3タイプに分けているかというと

水、火、風という3つの要素は、
変動しやすいバランス。
それに対して、地と空の要素は、
変動しにくいバランス
なので、どの要素が多くて少ないかというバランスを
とるうえでは、重要視されないからです。

だから、
風と空の要素を重視したヴァータ
火と水の要素を重視したピッタ
水と土の要素を重視したカパ
という体質バランスをみます。

このように、
アーユルヴェーダは、
宇宙の原理を使って
宇宙のリズムに寄り添った智慧
をたくさん教えてくれます。
 
 
 

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宇宙から生命の真実を知るアーユルヴェーダ1

2020-07-12 10:05:14 | ラッド先生の診察室
こんにちは。

宇宙の生まれた音ってきいたことありますか?

東洋の叡智アーユルヴェーダ医学には、
5000年にわたって
宇宙のリズムに寄り添って生きる
生命の智慧がたくさんあります。
とはいっても、
そもそも、
生命はどこからきたのでしょうか?

アーユルヴェーダのもとになる
哲学のひとつに
サーンキャ哲学があります。
サーンキャという単語は、
サンスクリット語で
サット(真実)とキャ(知る)という語源
を持ちます。
ひいては「真実を知る哲学」
という意味なのです。
アーユルヴェーダは、
その「真実を知る哲学」に
深くつながりを持っている智慧なのです。


その昔、
カピラという聖者が、
「宇宙から地球や生命が創られるまでに 
要素が24ある」 
という発見をしました。

24の要素のうち、
プラクリティ(根本的な宇宙の原理) という創造力、創造性の元になるものが
宇宙の創造の起源である、
とされています。

それは、
女性的エネルギーをもち、

対照的なエネルギーである
男性エネルギーをもつ 
プルシャ(純粋な宇宙の精神)として、
女性的なエネルギーである
プラクリティ(根本的な宇宙の原理)
を見守っている存在とともに
宇宙を創り始めるのです。

そこから宇宙の進化が始まります。 

まるで、
たくさんの部分が集まって
一つの全体を構成し、

その各部分が密接に結びついて
互いに影響を及ぼし合っているような
エネルギー
によって起こります。

そのエネルギーは3つの性質を持っています。

1、純粋な本質、光(サトヴァ)
2、動かす性質、活発な生命力(ラジャス)
3、安定した性質(タマス)

これらは、
もともと
女性的なエネルギーである 
プラクリティ(根本的な宇宙の原理)のなかに
バランスよく含まれているものでした。

それらのバランスが崩れ始め、
お互いに影響を及ぼしあうようになると、
宇宙が創造され、
進化していくエネルギーになります。

まず、
進化が始まって最初に、
宇宙の知性(マハド)がうまれます。

宇宙の知性とは、
宇宙の秩序、
たとえば星や天体の位置、
動きなど
なにかしら働いている原理のことです。

そのおかげで
地球から空を見上げると、
毎日太陽は東から昇り、
西から沈んでいきます。
そのような知性がなければ、
宇宙の秩序は保たれないでしょう。

また、
個人的な知性(ブッディ)もうまれます。
個人的な、というのは、
宇宙全体よりも小さい単位、個体であることの気づきです。

宇宙の知性が現れると、宇宙という大きな存在のなかで、ある点に

自我(アハンカーラ)が起こります。

それは、

『私』
という感覚です。

『私は、人間だ』とか
『私は、マンゴーの種だ』
といったような

他のもの 
他の人、
他の動物など


「私」を区別する
感覚です。


そこに「私」という個の単位がうまれます。


その個体が、
それぞれ「私」を認識するために

「私」を感じることができる五感があります。

「私」という感覚は、
純粋な本質(サトヴァ)を使って、

目、耳、鼻、舌、肌、
口、手、足、排泄器、生殖器といった

5つの感覚を感じる五感と
5つの行動を行う五大器官として

はっきりとした生体としての姿、形を
表すようになります。

五感で「私」へ 
聴覚、触覚、視覚、味覚、嗅覚
といった感覚として刺激がとどけられます。

その情報を、
思考・感情・記憶などをつかさどる心、
精神(マナス)

で気づくことができるので、

なにかをつかむ手をうごかしたり、
歩くために足をうごかしたり、
口をうごかして話したり、
排泄や生殖活動といった
5大器官を使った行動につながります。

このようにして、

有機的な生物の世界が成り立っていきます。

また、
「私」という感覚が、 
安定した性質(タマス)を使った時、

地、水、火、風、空
という物質的なエネルギーのはじまりである、
5大要素(マハーブータ)をあらわしていき、

無機的なもの、物質の世界が成り立っていきます。
それらの有機的な世界からなる有機宇宙と
無機的な世界からなる無機宇宙、
どちらの方へ動かすかは、
動かす性質(ラジャス)次第です。

つまり、

純粋な本質(サトヴァ)と
安定した性質(タマス)は、

どちらも動かないエネルギーなので、 

動かす性質(ラジャス)のエネルギーを必要としています。

この
純粋な本質(サトヴァ)は、
宇宙の創造力の源とされ、
ブラフマ神とよばれます。
安定した性質(タマス)は、
宇宙の潜在的破壊力の源で
シヴァ神。
動かす性質(ラジャス)は、
宇宙を維持する源で、
ヴィシュヌ神。

ちなみに、
サンスクリット語の「あ、う、ん」
という音は、
それぞれ
あ=始まりの音

う=始まりと終わりの間の音

ん=終わりの音

です。

たとえば、口を開けて声をだしましょう。

「あーーーー」

そして、声を出したまま、

口を閉じていくと

『あーーーーうーーーーんーーーー」

だんだん、

『あ』の音から『ん』になる間の音が
『う』にきこえませんか?

この宇宙のなかの音なき音、
「あ」という音が
宇宙を創造する 
ブラフマ神
「う」という音が
宇宙の維持をする 
ヴィシュヌ神
「ん」という音が
宇宙を破壊する(終わりにする)

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カラーセラピー

2020-07-10 07:25:53 | ラッド先生の診察室
アーユルヴェーダでは、
薬草を使った治療(過去記事こちら)のほか、金属、宝石、鉱石などもお薬として使われます。

宝石や鉱石は、
何日もかけて
無毒化処理を行い、
加熱して
灰にして、
とても微細な粉になったものを
ほんのひとつまみほど
服用するお薬もありますが、

もっと簡単に

宝石や鉱石は、
指輪やネックレスとして
身につけたり、
宝石を一晩水の中につけて、
翌日飲んで利用したり(過去記事参照こちら
できます。

そして、
宝石だけでなく、
色もまた、
その色の波動で
癒しのエネルギーとして
使われます。

光の波長によって、
私たちの眼に見える色が7色
に分かれています。

赤、オレンジ、黄色、緑、青、藍、紫色。

このような虹の7色は、

体の組織7つ

1乳糜やリンパや血漿、
2血液のヘモグロビン、
3筋組織 
4脂肪組織 
5骨組織 
6骨髄、脳、神経組織 
7生殖器系組織

とつながりがあります。

赤色は、血液の色。
体をあたため、
血行をよくし、
神経や骨髄のエネルギーアップ!

ただし、
もともと血色のよい、
体に熱をもっているタイプの
ピッタ(主に火と水の要素)の方は、
使いすぎに注意しましょう。

たとえば、
肝臓や弱っている方、
怒ったりイライラしているときは
避けましょう。


オレンジ色は、
生殖器系のエネルギーアップ!
オレンジ色も体をあたためる色です。
むくみや滞りを軽くし、肌の輝きに良いです。

これも、
体に熱を持っているタイプの
ピッタ(主に火と水の要素)の方や
肝臓の弱い方は、
使いすぎに注意しましょう。

黄色は、
理解力や知性をアップ!
冷え性の方や冷性をもつカパ(主に水や土の要素)の方には、おすすめです。
消化を助ける色です。
ただし、
肝臓の弱っている方や
体に熱を持っているタイプの
ピッタ(主に火と水の要素)の方は、
使いすぎないように、
ほどほどにしましょう。


緑色は、
心を穏やかにするでしょう
幸せな気持ちになる色
ともいわれます。
どのタイプの方にもオススメですが、

使いすぎると、
ピッタ(主に火と水の要素)の方は
胆石ができやすくなることもあるそうです。

青色、藍色は、
心身を落ち着かせ、
クールダウン
白斑症や、
皮膚の赤み、
肝臓に
良い色です。

ただし、
冷え性の方や、鼻づまりのある人
冷性をもつ
ヴァータ (主に風と空の要素)、
カパ(主に水と土の要素)
の方は、
使いすぎると
鼻づまりを起こしたりすることもあるそうです。



紫色は、
体を軽くして、
知覚の扉を開く色です。

熱のこもった
ピッタ(主に火と水の要素)の方、
体が重く感じられるカパ(主に水や土の要素)の方に
おすすめです。

逆に、体の軽いヴァータ (主に風や空の要素)の方は、
使いすぎに注意しましょう。


これらの色の癒しのエネルギー
を使うためには、

水をいれたボトルやグラスを
使いたい色のセロハン紙で巻き、
日光に4時間ほどあてておきます。

そして、その水を飲むとよいでしょう。

ラッド先生の
アーユルヴェーディックインスティチュート(米国&インド)では、
浄化療法(パンチャカルマ)の患者さんに
カラーセラピー
を行なっています。

基本的には、
7色を全部
チャクラ(体のエネルギーセンター7つ)
の1番目から順にあてていきます。

ただし、
肝臓の弱っている人には、
赤色を避け、
青色を右腹の肝臓のあたりに照射します


色や音の波動を癒しのエネルギーとして
使う方法は、
他にもあります。

実際、それらを治療に使っています。

そのなかでも、
とりわけ簡単にできる方法を
ちょこっと
ご紹介してみました。

東洋の叡智アーユルヴェーダ医学実践法90分体験クラスのお申し込み受付中です。

朝をスッキリと迎えたいあなたへ、
たった20分だけで簡単にできる実践法
をご紹介します。
一度、アーユルヴェーダってどんなものか知りたい、体験したい方、
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大橋 美和子


東洋の叡智アーユルヴェーダ医学実践クラス








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アーユルヴェーダマッサージ

2020-07-08 23:56:55 | ラッド先生の診察室
こんにちは!

アーユルヴェーダでは、人気のオイルマッサージをおうちでやってみませんか?
アーユルヴェーダの浄化療法(パンチャカルマ)では、
2名のセラピストが左右から4本の手で
あたためた薬用オイルを使って
マッサージするもので
とても気持ちがよいです。

実は、
お家でできるセルフマッサージ

とても簡単で、
とっても気持ちが良くて
マッサージのあとにお風呂に入ったり
汗をかいて
タオルで拭くと
スッキリ!!
超おすすめなのです。

オイルは、台所にある
オリーブオイルや
キャノーラ油
ひまわり油
コーン油などをあたためて使えばオッケー。

乾燥肌の人、
体力をつけたい人や
ヴァータ (主に風と空の要素多め)の方
には、


太白ごま油がおすすめです。
ただし、中華料理などに用いられる茶色の胡麻油は、
用いられません。



日焼けするとすぐに赤くなりやすい人、
敏感肌の人
ピッタ(主に火と水の要素が多め)の方
には、

オリーブオイル、ひまわり油
がおすすめです。


ダイエット中の人や、

むくみやすい人、
しっとり肌の人、
カパ(主に水と土の要素の多め)の方
には、

コーン油や
キャノーラ油


を使ったり、
絹の手袋などで
マッサージするのもおすすめです。



オイルマッサージの後

お風呂に入って、
軽く汗をかき、


さっぱりして
お布団にはいると
とってもよく眠れます!!

オイルは、
小瓶に入れて
洗面器に入れた湯に浸して
あたためると簡単です。

もしくは、

手のひらに少量とって
あたためても良いですが、
気持ちよさは
断然、お湯などで温めたオイルです!

使い古したタオルなどをオイルマッサージ用に決めて、
一枚は、マッサージをするときに敷き、
1枚は、マッサージした後の余分な油を体からふき取るように
使います。
それから、お風呂に入って汗をかきましょう。

全身のマッサージをする余裕がなければ、
3点マッサージをしてみませんか?

のてっぺんと、
と耳の周り、
それから
足の裏の3箇所だけ!

簡単で、とても気持ちが良いです!!



ストアカ






大橋 美和子


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アロエベラ

2020-07-07 23:43:13 | ラッド先生の診察室
こんにちは。

日本に帰ってから、3ヶ月。
先月、インドでもベランダで育てていた
アロエベラを通販で注文しました。
早速、日当たりのいい場所に置いたところ、
すくすく、のびのび、羽を広げたように大きくなりそうな気配。

日本では、アロエというと、
薬局でも売られている
キダチアロエのジュースが知られていますが、
アーユルヴェーダでは、アロエベラが一般的です。

アロエベラの方が、苦味が少ないようです。

別名、クマリと呼ばれます。
クマリは、直訳すると、少女という意味です。
少女のように若々しさを与え、女性の若返らせるためといわれています。

また、肝臓や脾臓、血液、女性の生殖器系によいお薬になります。
ピッタ(主に火と水のバランス)をととのえ、
からだの中の酵素が働きを強くして
子宮を若返らせる作用を持ちます。

アロエベラジュースを飲むときは、
小さじ2杯を1日3回、
ターメリックパウダーをひとつまみ加えて飲みます。
ただし、市販のジュースには、
添加剤が入っていて、
別の作用がでるかもしれません。
特に、濃縮ジュースをたくさん長期にわたって飲むと、
嘔吐や下痢、腹痛を引き起こすおそれがあります。

生理痛には、
アロエベラのゼリーやジュースを大さじ1杯と
黒胡椒茶さじ4分の1杯を混ぜて
1日3回飲みます。

痔には、アロエベラのゼリーやジュースを大さじ半分と生姜を少量まぜて、
痔が消えるまで1日2回飲みます。

やけどには、アロエベラのゼリーやジュースに
ターメリックパウダーをひとつまみ
混ぜて、
ペーストを作って、塗ります。

アロエベラは、アーユルヴェーダの肝臓によい錠剤や、女性のための液剤にも
よく使われています。

ただし、女性の方の妊娠中、生理中、子宮の出血には、使用を控えなくてはなりません。

東洋の叡智アーユルヴェーダ医学を一緒に実践してみませんか?
オンライン講座開催中。
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大橋 美和子


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アーユルヴェーダの免疫力の秘訣(オージャス)

2020-07-06 20:10:09 | ラッド先生の診察室
オージャス、というサンスクリット語があります。

東洋の叡智アーユルヴェーダ医学の古典によると、
活力または免疫力という意味です。

それは、まるで蜂蜜が、たくさんの花から蜂蜜を集めるように、
体のいろんな組織からとれた純粋なエッセンス。


オージャス(活力、免疫力)は、循環器系を通して身体中をめぐり、
体の自然の抵抗力を維持します。
良い質のオージャス(活力、免疫力)をもつ人は
めったに病気になりません。

そのためには、
体のいろんな組織の強さが必要です。

オージャス(活力、免疫力)は、概念ではなく、アルブミンやグロブリンと比較されます。
つまり、
免疫系のこと。

ただし、
ワクチンを接種してえられる免疫のことではありません。

もともと感染症に抵抗するために
自然に私たちの体に備わっている
免疫力の事です。

オージャス(活力、免疫力)には、2種類あって、
片手分の量の生のオージャス(活力、免疫力)が全身を巡り
ほんの8滴しかない、
とっても微細なオージャス(活力、免疫力)は心臓へ行き

心臓の収縮を刺激します
もしも、心臓が止まると、
全身をめぐるオージャス(活力、免疫力)が流れなくなり、
死に至ります。

オージャス(活力、免疫力)は、
液状で、なめらかで、冷たくて、甘くて、
まるで蜂蜜のような味だそうです。
香りは、米を炒ったような、
少し白っぽくて、
黄色味がかったギー(純粋なバター)の色
をしているそうな。



病気は、感染してどれくらい経ったか、どれくらい深い組織まで
感染症に冒されたかによって強さが変わります。
病気にかかって急に進行する「急性」

病気が進行しないか、
または、
極めてゆっくり進行する「慢性」、 

その間で急激ではないが徐々に進行する
「亜急性」

に分けられます。

もし、ウイルスやバクテリアが
たくさんありすぎる過剰な状態にあれば、
慢性でしょう。
まるで、
体外からやってきたウイルスやバクテリアが
自分の体だと思ってしまっているような状態
かもしれません。
そのような、
外からやってきた「お客さん」が主人
になってしまっている
「慢性」の病気のとき、
オージャス(活力、免疫力)は、
弱っています。
もし、
体のなかでも特に大切な、
脳や心臓、髄膜(脳および脊髄の保護のための膜、硬膜・クモ膜・軟膜)が
冒されてしまうと、
オージャス(活力、免疫力)は、
戦う力がとても弱くなります。

オージャス(活力、免疫力)を損ねる原因
には、

交通事故などによる身体の障害
とても悲しい心理的なトラウマ
たくさんのバクテリアやウイルス、寄生虫
にさらされること
結核
慢性的な腹水症や糖尿病、喘息、
リウマチ性関節炎
がん
腸チフス
潰瘍性大腸炎などの重篤な疾患にかかること
また
妊娠中に誤った食事や生活様式、感情的なストレスをかかえているとき、

お腹の赤ちゃんのオージャス(活力、免疫力)に影響を及ぼします。

オージャス(活力、免疫力)が弱っている人

怖がりで
弱々しく
心配性で
聴覚、触覚、嗅覚、視覚、味覚が衰え、
肌の輝きを失い
精神的に弱り、
乾燥肌で
やせ衰えている


状態です。


オージャス(活力、免疫力)は
消化の火によって、
良くも悪くも
影響を受けます。

消化の火が正常であれば、栄養素の同化や吸収がうまく働き、
オージャス(活力、免疫力)も強く保たれます。

そのためには、
生活様式、
ストレス、
人間関係を改善する
ことが助けになります。

東洋の叡智アーユルヴェーダ医学は、
私たちの体の体質をタイプ別にわかりやすく分類し、
どんな食事や生活があっているのか教えてくれます。

オージャス(活力、免疫力)をアップする
食事法を一緒に実践しませんか?


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アーユルヴェーダでセルフヒーリングを学ぶ3週間 オンライン講座開催決定!!
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ベーシックセルフヒーリングコース全5回

開催日)①​7月7日(火)19:30~21:30  
   ②7月10日(金)19:30~21:30
   ③7月14日(火)19:30~21:30
   ④7月19日(日)19:30~21:30
   ⑤7月23日(木)19:30~21:30

&初めの7日間、毎朝7時から20分間
    7月8日〜14日 朝7:00~7:20

場所)​毎回 @ZOOMオンライン

*5回講座で学べること

頭がスッキリする、体が軽くなる実践方法を学びます。

3週間のプロセスでは、初めの7日間、毎朝7時から20分間、Dr.ハンサによるオンライン呼吸法があります。こころの奥に溜め込んだ感情をすっきりおそうじする毎朝の習慣を作れると、体も心も大きな変化を経験するでしょう。仕事の効率も大幅にアップ!起き抜けで、仕事前に行く前にすっぴんで参加できます。
アーユルヴェーダには、サンスクリット語で書かれた歌のつまった三大医学書があります。その中から、基本の教えの歌を理解し、実践する方法を学びます。頭がスッキリする、体が軽くなる実践方法。

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ラッド先生の診察室

2020-07-06 00:45:39 | ラッド先生の診察室



今日は、1年のうち、特別な満月の日。
インドでは、お師匠さんに感謝を捧げる日です。
私にとってのアーユルヴェーダのお師匠さんといえば、
二人の脈診の名医がいらっしゃいます。

まず、
アーユルヴェーダに出会ったきっかけの、
インドのプネ市にある
ワゴリアーユルヴェーダ大学&病院
&がん研究センター
の創設者サダナンダ サラデシュムク先生

そして、
アメリカの
ニューメキシコ州の
アーユルヴェーディックインスティチュートで欧米へ
広く
アーユルヴェーダを教える
ヴァサント ラッド先生

です。


サダナンダ先生に初めてお目にかかったのは、1998年東京にて。

その出会いがなければ、
アーユルヴェーダを知ることもなかったのです。

そして、

ラッド先生にご縁があったのは、2002年インドにて。

このご縁がなければ、
アーユルヴェーダを続けていなかったでしょう。

先生の先生、そのまた先生のお話も、、

また、その先生にまなぶ者同士の学びも、

とてもとてもありがたいなあ、と感謝するばかりです。

今日は、あいにくのお天気ですが、

雲の向こうの満月に思いを寄せて、

教えていただいたことに感謝しています。

そして、どちらの先生からも

とにかく、はじめなさい!

十分学んだんだから!!大丈夫!!

と、

おっしゃっていただいた言葉を

心に

これから、楽しく!

オンライン講座やブログなどでお伝えしていきます。


特にこの10年は、
おふたりの先生の診療所に
朝晩通って
アシスタントしながら
アーユルヴェーダ大学修了して、
インターンして、
アーユルヴェーダ医師の免許を取得して、
マハラシュトラ州に登録して
アーユルヴェーダグラマでアーユルヴェーダ医として
カウンセリング&
ヴァサンタインスティチュートオブアーユルヴェーダ施設で
パンチャカルマトレーニング、
OSHO INTERNATIONAL MEDITATION RESORTで
アーユルヴェーダマッサージ&
バンドで音楽演奏
ほか。。
いろいろ兼業しながらも
先生の診療所通いを毎日最優先にしてきました。
そういえば、
この11年間、
インドのプネを2ヶ月も離れたのは、
昨年が初めて
でした。

それまでは、
2週間も
離れていなかった。。
そして
今年は
ロックダウン前から帰国中。

アーユルヴェーダ診療所では、
先生の一挙手投足からひとときも目を離さず、
理解できないマラティー語やヒンディー語も
意味はわからなくても
とにかく耳を澄まし、
始めは、
処方の意味がわからなくても
先生の言われるままに
ひたすらメモして、
学んできました。

写真は、
アーユルヴェーダ診療所で、ラッド先生の患者さんを検眼鏡で覗き込んでいる私と丁寧に指導してくださっているラッド先生

こうして、
処方をメモしていったノートは100ページのものが20冊以上。。
(インドにおいて帰ってきたまま、ロックダウン中なので数えられないけれど。。)
1ページ1症例。
ということは、
2000症例は越えている。。。



特にラッド先生の診療所では、
はじめは、
みるだけだったのが、
脈をきかせてもらったり、
レントゲン写真をみせてもらったり、

そして、

診療所の鍵を預かり、

先生がこられる前に、
お掃除して、
お線香焚いて
診療所を開けるようになり、
患者さんからの電話を受けたり、

患者さんの
血圧を測ったり
目薬入れたり
施術を手伝ったり
脈をきいたり、


いつのまにか、

先生がやりとりしきれない患者さんからの
相談を受けることになったり、
新しくこられる生徒さんに
教えたり、、、

そうしているうちに、
いつのまにか、
何かが、
身についている
という実感がでてきていました。

今年は、12年目になる予定でした。
が、
ロックダウンのため、
2009年以来初めて、
この満月の日を
ひさしぶりに
日本で感謝して、

そして、
学んだことを
お伝えできる機会をいただいていることに
感謝して、

読んでくださっている方へ
感謝をこめて!

ありがとうございまーす!!

先生から教えていただいて
うれしかったこと、
役に立ったこと、
ありがたかったこと
たくさんあります!
お伝えできる機会があると、
ついつい
話しすぎてしまうくらい、、


これからも、どうぞよろしくお願いします‼️🙏✨🥰

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元気がでないのは、歳のせい、、とは限らない!

2020-07-04 23:47:46 | ラッド先生の診察室
こんにちは。
ここ数日の大雨で、
気温も下がったり上がったり、、、
体調の変化が気になっていませんか?

なんとなく元気がでないなあ、というとき、
ひょっとしたら、こんなサインがありませんか?

□エネルギーがあまりない
□体が重たい
□落ち着かない
□やる気がしない
□消化不良
□痰や粘液質がみられる
□汗、尿、便がでにくい
□味に鈍くなった
□疲れている



これらは、アーユルヴェーダでは、
未消化物(アーマ)、
つまり食事がきちんと消化されないで体に残ってしまっているもの
があるサインといわれています。

消化とは、本来、栄養と老廃物に分けて、
栄養をからだに取り込み、
老廃物を出す助けをします。
ところが、消化の火が弱いと、
栄養にもならず、
老廃物にもなりきれなかった
体を汚すもの(未消化物)として
胃や腸にとどまります。



その体を汚すもの(未消化物)がネバネバしたものとなり、
細胞に栄養を送る経路を塞いでしまい、上記のような症状をおこします。

そんなときは、
消化力をアップ!
したり、
未消化物を排泄!
させる方法をとることが
上記のサインの解消法です。

例えば、
運動、
呼吸法、
消化に良い食事、
食べすぎないで腹八分
冷たい飲み物を控える
白湯を飲む
食べ合わせを避ける

など、
シンプルなど方法がいろいろあります。




そして、

□エネルギーが満ちた!
□体が軽い!
□落ち着きがある!
□やる気がいっぱい!
□消化がいい!
□痰や粘液質のない!
□汗、尿、便がでやすい!
□味に敏感になった!
□疲れを感じない!

となる方法を、
東洋の叡智アーユルヴェーダを学んで、
でおうちで一緒に実践してみませんか?

先日のアーユルヴェーダトークライブ
でご紹介した
超簡単な呼吸法
を実践いただいた方からも
スッキリした!
体が気球のように軽くなった!!

とのうれしいお声をいただいています。
締め切り間近!少人数制!!
お待ちしています!


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   ④7月19日(日)19:30~21:30
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    7月8日〜14日 朝7:00~7:20

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