ナマステ!
10年若返りの元気を取り戻すアーユルヴェーダ医師のハンサ(大橋美和子)で
す。
初めてアーユルヴェーダの薬を処方されたとき、その錠剤の粒の大きさ、色、独特の匂いに驚き圧倒されたことは、今でも忘れられません。それほど衝撃的!
(写真は、アーユルヴェーダの錠剤)
西洋医学のきれいで無臭で飲みやすさまで考慮してくれる薬とは大違いです。
口に入れると、苦いだけでは済まされない複雑な味がしました(笑)
実は、アーユルヴェーダでは舌で薬の味を体感するところから、薬の作用が始まっているのです。だから薬の味はとても重要なポイント。同じ薬でも、体調の変化や回復によって味が違うのを感じます。
アーユルヴェーダの古典書には、水源による水の味について記述があります。
雨水、川の水、水溜りの水、大理石から滲み出た水、など…そのうち特に甘いのは空気の綺麗な場所に降る汚染されていない雨水なのだそう。
子どもの頃、雨が降ったときに傘をよけて、空に向かって大きく口を開けて、空から降ってくる雨を味わってみようとしたことを思い出しました。雨を味わってみたかったこと、皆さんも経験ありませんか?
今の時代、どこに降る雨が「汚染されていない甘い雨」であるかは吟味する必要はありますけれど、子どもって無邪気だから、というわけでなく、雨が甘いことを知っていたのかな。
苦い薬、甘い雨、舌、味覚は、身体の状態を知るための重要な診断になるのです。
アーユルヴェーダの智慧がみなさまの毎日に役立ちますように。
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