建人 建築事務所 徒然的な”独り言”

日々のことを書いています。仕事のこと、出掛けた先のこと、映画の感想、日々の楽しみなど。建築以外のことも書き込んでいます。

”世界文化遺産”の『熊野古道』を歩く。「千穂が峯」編

2009-01-10 13:48:20 | 旅行記

 

”世界文化遺産 紀伊山地の霊場と参詣道”『熊野古道』

つぎは神倉神社の近くの「千穂が峯」

 

ここは”熊野三山の一つ権現山”とも言われている

山の一角を「千穂が峯」と言います。

Img_0024   Img_0003  

 

「千穂が峯」は、”神倉神社”がある”神倉山”の脇から

登って行くコースで、父からを事前に確認。

片道約1時間のコースだそうです。

父曰く「新宮市で一番高い場所」と言うことでした。

地元の私も初めて行く場所なので、どんな道を行くのか見当がつきませんでした。

 

この「千穂が峯」登り口の”神倉神社””神倉山”は、

地元にいる頃、遊びに来ました。

何か面白い物がある訳ではないのですが。。。

地元の祭りで、毎年2月6日に『御灯祭』が、この”神倉山”であります。

紀伊の「火祭り」とも言ってたような。。。

Kumanooto_2新宮市資料から引用

この『御灯祭』は、私が地元にいるときは毎年参加してました。

地元の人は『御灯祭』の祭りに参加”とは言わず”登る”とい言います。

”神倉神社”がある”神倉山”松明を持って

石段を登り松明「火」を付けて降りてくるからです。

未だに毎年2月初旬になると、何故か身体が”ムズムズ”して来ます。

地元の人や、地元出身の方は同じ思いをしていると思います。

 

 

「千穂が峯」を調べてみると

「千穂ヶ峯は新宮市中心市街の西側に南北方向にそびえ立ち、

市街地と熊野川を隔てている。2つのピークがあり、

最高地点は北の権現山(ごんげんやま、253m)だが、

神倉神社の所在地として知られる南の神倉山(かんのくらやま、199m)の方が

名高い。数値のみで見れば都市近郊の低山に過ぎないが、

とりわけ熊野川に臨む西面は急峻に切り立った崖をなしており、

険山の様相を呈する。だそうです。

 

とりあえず”神倉神社”の鳥居をくぐって出発です。

Img_0001   Img_0002

↑ ”神倉神社”の入口です。

 

Img_0001_3_2   Img_0005_2

↑ いきなりこんな石段を登って行くんです 

神倉神社の石段は見た目”崖”のようなもので、

普通の石段とはわけが違います!!

写真で見ても石段に見えないぐらい急で”岩の塊”ですよ!

この石段を少しずつ登り約10分ひたすら登る。

 

途中で「千穂が峯」方面の目印を発見。

その目印の通りに進んで行くと。。。

あれれ??これが熊野古道』なの??

整備されていない山道??

いや、”ケモノ道”に迷い込んだ??と思うくらいの風景。

Img_0009_2   Img_0010_2

↑ 道はこんな感じです。

 

Img_0011

↑ 相変わらずこんな軽装です。

相変わらずの軽装で『熊野古道』を歩いている二人。

妻と二人で「大丈夫か?」と思いつつ進んで行く。

 

よく時代劇で旅の一行が山中で襲われるシーンのようなロケーション。

30分歩いても、40分歩いても。。。。山の中から出れない。。。

この『熊野古道』を歩いている人も見当たらない。。。

途中で一家族と会いましたが、恰好は山登りスタイル。

こっちは山登りスタイルを舐めた軽装スタイル。

  

延々歩いたのち「千穂が峯」の展望台に到着!!

Img_0001_1

↑ 少し”ゲッソリした顔”ですが、とりあえず記念撮影!

 

Img_0001_2   Img_0002_1  

↑ これが「千穂が峯」から見える景色です!!

 

少し休憩した後、下山することに。

あの山道を使って帰ることに”ゲンナリ”していましたが。。。

 

無事「千穂が峯」から下山した後、

”神倉神社””ゴトビキ岩””社殿”

Img_0012   Img_0014

↑ ”ゴトビキ岩””社殿” とりあえず参拝しました。

 

Img_0013   Img_0016

↑ これが”神倉山”から見える景色です!!

 

Img_0022   Img_0021

↑ この”神倉山”の歴史的は古く『古事記』『日本書紀』にも記されているそうです。

  雰囲気も”神々”しさを感じます。<地元にいたときは感じませんでしたが(汗)>

 

Map01_2 

↑ これが地図で見ると、「千穂が峯」”神倉神社”の位置はこんな感じです。

  こう見ると、結構距離がありましたね。通りで大変なはずだ。。。

 

 

実家での”世界文化遺産『紀伊山地の霊場と

参詣道の熊野古道』”巡りは以上です。

 

今まで、何気ない地元の風景だと思っていましたが、

こうやって”世界文化遺産”になったところに行ってみると、

自分自身、少し地元の風景のイメージが変わったような気がしました。

やはり、地元の”景色””風景”が一番きれいだと再認識した今回の帰省でした。

 

 

 

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”世界文化遺産”の『熊野古道』を歩く。「高野坂」編

2009-01-08 11:20:11 | 旅行記

”世界文化遺産 紀伊山地の霊場と参詣道”『熊野古道』を歩きました。

まずは、実家の近くの「高野坂」

ここは、父が健康のため”散歩コース”にしているそうで。

往復約1時間のコースを父の案内で歩いて来ました。

Img_0002_1  Img_0022_2

 

この「高野坂」を調べてみると

「新宮市で、熊野古道がよく残っているところは、

広角から三輪崎に越える御手洗海岸沿いの高野坂です。

距離は約1.5kmで、50mほどの高台を越える楽なコースで、

海岸の景観が大変美しい古道です。

道沿いには石畳や石仏が残り、自然と歴史が体感できる手ごろな古道です。」

だそうです。

 

子供の頃は、熊野古道』と聞いても、どこのことを言っているのか分からず、

単に「修行僧が歩いた道」「山の人が昔から使っている山道」ぐらいの認識でしたね。

”世界文化遺産”に、この『熊野古道』が登録されてから、

よく人に聞かれるのですが、関東に来てから登録されたので、

どこのことを指すのか、正直分かりませんでした。。。

そんなこともあり、”今年は妻と二人で『熊野古道』を歩いてみる!”

意気込んで、実家に帰省しました。

 

今回の「高野坂」は”高野坂登り口~御手洗(みたらい)海岸

~古道の石畳~おな神の森~大浜(王子ヶ浜)”の往復コース

Img_0001_2

↑ こんな軽装で出発。父には「そんな恰好で大丈夫か?」と言われましたが。

   

Img_0001 高野坂登り口(広角)

 

Img_0002   Img_0005

↑ 道はこんな感じです。 

 

Img_0007   Img_0008

↑ 御手洗海岸:高野坂から王子ヶ浜を望む高野坂から王子ヶ浜を望む

   <熊野灘を一望できる場所です>

この御手洗海岸は、神武天皇が熊野の女酋長ニシキトベを討った際に、

手に付いた血をこの磯の海水で洗ったという故事に因むとか。

熊野詣の人々が塩水で身を清めた禊(みそぎ)の場所です。

神武天皇が、ここで”手を洗った”から”御手洗(みたらい)”というらしいです。

 

Img_0019   Img_0020

↑ 古道の石畳

 

Img_0014  Img_0001_1     

↑ おな神の森 :漁師の方々が安全祈願を願って建てたとか。 

  正式名称は「金光稲荷神社」:漁師の方々が安全祈願を願って建てたとか。

 

Img_0034   Img_0035

↑ 大浜(王子ヶ浜):約4km続く、熊野灘の海岸です。   

 

Img_0010  

↑ おまけ:これ何になるでしょう??

竹の”根子”で、竹藪に囲まれた道に剥き出しになっています。

これを加工して”煙草の『煙管(キセルを作るそうです。

『煙管(キセル)』は、TVや映画などで見たことがありますが、

確かに”竹”で作られているのは知ってましたが、

竹の”根子”で作られているとは知りませんでした。。。 

 

 

 

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『速玉大社』の後は”熊野三山”『本宮大社』へ

2009-01-08 09:29:23 | 旅行記

妻と二人『速玉大社』から実家に帰り、

みんなでおせちを食べた後、

”世界文化遺産の熊野三山”『本宮大社』”初詣”

実家から『本宮大社』までは、車で約1時間ぐらい。

Img_0001_2   Img_0003

昼過ぎでしたが、ここは賑わっていました。

Img_0002_2

↑本宮大社名物「八咫鳥(やたがらす)」

 

境内を歩いていると、地元の同級生にばったり!!

話をすると同じ江戸川区に在住だそうで、

また偶然に”びっくり!!”

10数年ぶりに会って同じ区内なんて。。。

とりあえず私の名刺を渡して分かれ参拝。

(連絡お待ちしています。)

Img_0004_2   Img_0005_2

 

 

そのあと、姪っ子のリクエストで”熊野古道 ”

湯の峰温泉』”温泉卵”を造りに。

Img_0004_3   Img_0006_2

卵の入った袋ごと温泉に入れて待つこと約15分。

Img_0003_3  Img_0002_4   

出来上がった”温泉卵”を食べ帰宅。

1月1日の行事は、これで終了。

次はいよいよ”熊野古道 ”

つづく。。。 

 

 

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”初日の出”の後は”熊野三山”『速玉大社』へ

2009-01-07 18:34:27 | 旅行記

”王子ヶ浜”=”大浜”『初日の出』を見た後、

自転車に乗って20分弱”世界文化遺産の熊野三山”『速玉大社』”初詣

 

結構、賑わっているのかと思いつつ行ってみると。。。

Img_0001   Img_0002

あれ??あれ??人がいない??

地元にいた頃を思い出すと、NHKの紅白歌合戦を見て

近くのお寺に”除夜の鐘”を打ちに行ってから”初詣”か、

12時を回るってから”初詣”に出掛けましたね。

一般的には、朝起きて”おせち”を食べてから

家族と一緒に”初詣”に行ってました。

地元の人にとっては、こんな中途半端な時間に”初詣”に出掛けてませんでした。。。

 

 

ちょっと、出店を期待してたのですが。。。

”わたがし”など楽しみにしてたのに。。。

特に東京の出店ではあまり見ない”リンゴ飴”を買いたかったのに。。。

まぁ~とりあえず『速玉大社』に参拝して来ました。

Img_0004  

 

境内の脇にある”川原町”を見に行き

Img_0005   

この”川原町”の建物、今で言う「プレハブ式店舗」なのです。

台風で川が氾濫した時、建物を一時的に”分解”して避難したそうです。

Img_0007   Img_0006

学生の頃、先生が”郷土の歴史”の際に教えてもらったことがありました。

ここ数年前に復元して「郷土のお土産の店舗」として使っているそうです。

 

このあと”世界文化遺産の熊野三山”本宮大社』”初詣

つづく。。。 

 

 

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熊野灘と隣接する『王子ヶ浜』で”初日の出”

2009-01-07 16:49:50 | 旅行記

 

新宮市の熊野灘と隣接する一帯を”王子ヶ浜”といい、

地元の人は”王子ヶ浜”を”大浜”と呼んでます。

子供の頃は、よくこの浜で遊びました。

また、お墓や大浜体育館があり、何かとここに来る機会がありました。

この大浜は”砂浜”ではなく”玉砂利の浜”で歩いたり、走ったりすると

結構大変で、足首などを痛めことがありました。

昼間はこんな感じの景色ですね。

Sun_0034

 

ここを紹介する記事によると

「三重県熊野市まで続く七里御浜の一部になる。

約4kmにわたる海岸線に沿って熊野古道がのびている。

浜の途中から石畳道を上る熊野古道高野坂は

いにしえの面影が色濃い。」
だそうです。



12/31の夜は早めに床に入り、

1/1の朝5:30頃起きて支度。

上下の下着を重ね着して、いざ出発!!

日の出が7:00頃ということなので、

浜辺でしばし待つことに。。。と思って座っていると、

どこからか冷たい空気が服の中に!!

そんな状況で少しずつ周りが明るくなり

Sun_0001_2   Sun_0001_3

 

出ました『初日の出』

Sun_0001   Sun_0002_1

「今年も夫婦二人健康でありますように。

そして、良い年でありますように。」と祈願。


 

まぁ~地元にいるときは、中学生の時に友達と一緒に2~3年間

『初日の出』を見に行きましたね。

その時は、もっとギャラリーがいたような気がしましたが。。。

Sun_0005   Sun_0003  

 

 

とりあえず、無事に『初日の出』を見ることができ、

妻と二人で感激!!です。

このあと、自転車で世界文化遺産の”熊野三山”の『速玉大社』

つづく。。。 

 

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