さゆりのひとり言-多発性骨髄腫と共に-

多発性骨髄腫歴20年/'08年4月臍帯血移植/「病気は個性」時にコケながらも前向きに/はまっこ代表/看護師/NPO所属

快気祝い

2009年03月09日 19時02分44秒 | MM闘病記
2004年1月から始まった病気とのお付き合い。
入退院を繰り返し、その都度いろんな人たちからいろんな形でお見舞いを頂きます。
しかし、病気の性質上、快気祝いというのはできずにいました。

しかし、今回は快気祝いをちゃんとすることにしました。
親族に一斉に快気祝いを送りました。
友人にも送ったり、手渡したり。
とにかく、区切りに・・・したかったんです。
再発?なんてもう御免です。
願望なんです。

でも、快気祝いって結構難しい。
その都度、退院するごとにしてもよかったのかもしれません。
まあ、でも今までの入院はどれも、日常生活を送れる時間を得るための入院。
退院や治療を終えても、前提に再発というのがあって、少しでも再発までの時間を長くするための治療だった。
もちろん、治療してみてじゃあどれくらい完解期間を得られるかは、何の保証もなくいつまた治療が必要になるのか、とびくびくして過ごす。
実際、自家移植は1年半しかもたなかった。
とまあ、快気祝いなんていう状況にはなかったわけです。

だから、臍帯血移植をして、
たとえ一年以内の再発率が80%と言われたって、
それをクリアーしようとしていて、復職もする、
という今は、タイミングとしては一番いいのかもしれないと思ったのです。

では、快気祝いって?
どんなものを?

これが頭を悩ました。
結構、同じように悩んでいる人も多いのではないか??
と思い、一応ご紹介。

親族関係はお見舞いで1万円くらいずつ頂いていたので、
半分の5,000円くらい、地元横浜中華街のおススメ、天心の詰め合わせにしました。
友人は、パジャマとか本とかタオルとか、お見舞い金を頂いたりいろいろでした。
正直、途中までは誰から何を頂いたかを記録しておいたのですが、
そんなこともできない状況にあったりして、今やもう把握しきれていないのが現状です。
お恥ずかしい話です。
なので、基本的には500円くらいの和タオル(タオルハンカチ)を再会できる時に渡し、高額なお見舞いをいただいた方には3,000~5,000円のパンとジャムのセットを送りました。
私のお気に入りのパン屋さんのギフトです。

結局、食べ物メインにしました。
食べたらなくなってしまうほうがいいのかな、って。

一般的にはどうこうとか、病院に置いてあるようなフリーペーパーとかに書かれてあったりもしますが、
あまりこれといった決まりごともなさそうですし。

要するにいろいろな形で私の治療を支えてくれた方々に、
ありがとう!という気持ちを表現する方法のひとつ。
だから、私の大好きなものを贈ることにしました。
もちろん、それが相手にとっても喜ばれるものだと思うから。

何といっても、これが本当の快気祝いとなることが一番!




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2 コメント

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こんばんは! (aylton)
2009-03-10 00:53:32
快気って気分がよくなることと考えたら,気が楽かもしれません。私たちは治るという言葉が当てはまらない病気ですから。さゆりさんにはパワーを感じます。
自分で「元気だ」と思える時が快気なのでしょう。

無理のない程度に更新されることで皆さん安心をもらっていますよ!

毎日を思いっきり楽しんでください!私も楽しみます。また書きますね
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ayltonさん (さゆり)
2009-03-10 20:47:03
そうか、そうですね。
その考え方、好きです。

ありがとう!
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