さゆりのひとり言-多発性骨髄腫と共に-

多発性骨髄腫歴20年/'08年4月臍帯血移植/「病気は個性」時にコケながらも前向きに/はまっこ代表/看護師/NPO所属

DAY1の続き

2006年12月27日 07時41分49秒 | MM闘病記
書き忘れていましたが、昨日から装着している酸素飽和度監視モニター(SpO2モニター)のために右手の指があまり上手く使えず、PC入力に苦労しています。
と言っても、とりあえず今日の10時までのようです。

ちなみに、このモニター装置、当然異常値が検知されるとアラーム音が鳴ります。
初めは心電図の電極がはずれてナースが飛んできたり、
その後は爪を切っていたら、指先の循環が悪くなりSpO2が下がっていたようで心配されたり。
そのうち、ステーションにおいてあるモニターの音がかろうじて聞こえていることに気付き、「キンコン、キンコン」と鳴っている時は、おっと私か?とチェックするようになりました。だいたいアラーム音が鳴るときはSpO2が下がっていて80台に。これだけは私が持ち歩く発信機からもデータが確認できるので、深呼吸してみたりして96を超えると安心してみたり。
同期の友人が面会に来て興奮していたら100%に上がっていて!
すごーい!
って言ってたら
「それ、興奮度を測るやつじゃないんだけど・・・―_―;」って。
そうなんだけどさ~・・・。

それから、明日の検査の説明に夕方ナースがやってきた。
「空腹時血糖の採血がありますから、採血までご飯食べないでくださいね」
「は~い」

出て行ってしばらくすると再度登場
「それから、完蓄のオーダーが入っていますので、明日の15時までおしっこためてくださいね」
「え?今行っちゃったけど・・・」
時間はちょうど15時40分。15時前に言わなきゃ意味ないじゃん、って思ったけど、
「じゃあ、16時ぐらい今で溜めておけば良いよね」
とソフトに対応。

しかし、17時半面会客を送り、帰りがけにトイレに。
いつも通りに用を足し・・・「あ!しまった・・・」
出しちゃったよ~。。。

見かけたナースに誤り、主治医にも誤り。。。
私としたことが、うっかり、うっかり。。。
「さゆりさんはナースさんだから、分かっていると思ったのに・・・」
と3年目のナースに言われ、若干ショック。
でもね、それとこれとは違うのよ~って言いたかったけど、
まあ、仕方ない。

でも、蓄尿って結構大変。
しかも、今はモニター類に点滴もガラガラ押しながら、
中腰姿勢で尿を採る。
採尿機まで片手で点滴スタンドを押して、もう片方で尿器を持って・・・

かつて泌尿器科の病棟で働いていた私は、おしっこの観察が全て。
当然、当たり前のように入院中の尿は全てためてもらうようになっていた。
あんまり深く考えなかったけど、まだ30代の私が大変な思いをしているんだから、高齢者の多いあの病棟では本当に皆さん大変な思いをしていたに違いない。
もちろん、手足の不自由な方等には別の方法をとったり介助をしていたのだが、
普通に採っていた方への配慮って、なかったかも。
配慮のない自分に今更ながらショック・・・

さて、そんなうっかりエピソード満載な感じで、二日目も無事に終了。
それから、腫瘍崩壊症候群の予防のためにもう一つザイロリックという高尿酸血症の薬が追加された。通風な訳じゃないのに、飲む羽目になるとは・・・。

そうそう、夜はやっぱりまったく睡眠できず。
マイスリーと言う睡眠導入剤を寝る前に半分2時半にもう半分飲んではみたものの、うとうとするだけで寝た感じはしなかった。
ま、そのうち眠くなったら寝れば良いと思うのであまり気にせず、
6時に起床とともに起き出し、洗顔、コーヒーを入れてPCに向かった。
今日ものんびり、楽しい入院ライフになりますように!

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2 コメント

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心電図 (中雄)
2006-12-27 09:25:23
そっか。心電図外れると、飛んできてもらえるんだ。
気がついたら心電図の電極のひとつが肌でなくってパジャマについていたけど、そのままだったな・・・。

入院中にナースに相手にされないというのは、良いこととはわかっているけど、ちょっと寂しかったりして。
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中雄さんへ (さゆり)
2006-12-27 14:51:35
さすがに、スタッフも慣れていない治療なだけに警戒している感じです。
ただ、もう大丈夫だろう・・・と思われているみたいですが。。。

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