さゆりのひとり言-多発性骨髄腫と共に-

多発性骨髄腫歴20年/'08年4月臍帯血移植/「病気は個性」時にコケながらも前向きに/はまっこ代表/看護師/NPO所属

美容院へ

2005年05月01日 22時22分52秒 | 日記
一年弱ぶり?の美容院。

昨年1月からの抗がん剤治療。
はじめは緩やかに脱毛したので、3月ぐらいに最後に美容院に行ったっけ。
その後、5月に1回目の自家移植をしたときには見事にごっそり抜けた。
入院中は、白血球や血小板が低かったので抜けるがままだったが、
退院直後に自宅の風呂場で、わき毛処理用のT字のかみそりで頭剃ったことを思い出す。
そりゃあ女の子だから、ショックというか、悲しい気持ちにもなったけど、
意外と、初めて目にする頭皮のほくろにびっくりしたり、
やっぱり寒いな~なんて思ったりして・・・。
我ながら、あの強さはどこから来ていたのだろう、と思う。

で、11月に2回目の自家移植を終えて、やっとだいぶ伸びてきた。
といっても、なんていうか、モンチッチのような感じ。
しかし、ウィッグが浮くようになってきたし、
ウィッグの下から地毛が見えるようになってきたし、
そろそろ、地毛で勝負!?かなあ、って。

さすがに、美容院は恥ずかしかった。
切るところがないくらいに短いし、
人前で見せるのは、初めてのことだったから。

そうそう、抗がん剤で脱毛した後って、結構髪質が変わる。
今まで、さらさらストレートヘアーだったのに、
くりくりの天然パーマ状態。
嬉しいような悲しいような。
でも、切ってくれた美容師さんによると、途中で髪質が変わっている、と。
つまり、毛先はちりちりしているけど、根元の毛はストレートみたい。
やっぱり、抗がん剤の影響を受けた毛が初めのうちは生えてくるのかもしれない、と思った。

とにかく、切ってもらっても相変わらずモンチッチだけど、
明日からは地毛でお仕事してみようかな。
あ~緊張する。
ウィッグだった事も知らないスタッフもいると思うし・・・。

ま、そのうち慣れるよね。
そして、そのうち髪の毛も伸びるだろうし・・・。
超ベリーショートヘアーを楽しもう!

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