さゆりのひとり言-多発性骨髄腫と共に-

多発性骨髄腫歴20年/'08年4月臍帯血移植/「病気は個性」時にコケながらも前向きに/はまっこ代表/看護師/NPO所属

batubatu (岩盤浴スパサロン)

2005年04月30日 23時47分32秒 | 健康オタク
横浜、馬車道駅近くのbatubatu。
2004年6月ぐらいに出来たのだろうか。
はじめは、友人に誘われたのがきっかけだった。
「すっごい汗かいて気持ちいいところがあるみたい。行ってみない?」

早速行ってみると・・・。
秋田だったか玉川温泉という湯治場で有名な「岩盤浴」と同じではないか!
全く同じではないようだが、更に興味がわいてきた。

まずは、更衣室で浴衣に着替える。
すごく汗が出るから、下着などはつけない。
用意されている、大きなバスタオルとフェイスタオルを持って、いざ浴室へ。
室温は37度くらい。
湿度が高いので、呼吸が苦しいという感じはないし、それほど暑くもない。
指定された番号のベッドへ。
ベッドといっても床に石がはめ込まれていて、ちょっとした仕切りがある程度のもの。
石はかなり熱いので、バスタオルを敷き、その上に横になる。
まずは腹ばいで5分、次に仰向けで10分、休憩室で5分。
休憩室では、水分補給。
そんなのを3回繰り返す。

横になって間もなく、じわじわと汗が出てくる。
しかも、出てくる汗はさらさらなので不快感はない。
入浴後にシャワーを浴びる必要はなく、むしろ乳液のようにお肌をしっとりとさせる。

肩こりや冷え性、アトピー性皮膚炎とか、ありがちな効能が書かれてある。
ま、そんなのはあまり期待してはいなかった。
とりあえず、今の私に必要なのは免疫力の向上。
身体を温めて、少しでも病気に勝てる身体になりたかった。

運動することも出来ない今、汗をかくことで、老廃物も流されている気分にはなれた。
自己暗示状態かもしれない。
しかし、それも時に大きな力になることを実感した。

6回目の入院、何とか退院した11月。
まだ、吐き気が強く食事はほとんど取れない状態での退院だった。
歩くのもやっと、横になっているのも時に身の置き所のなさを感じ、つらい日々だった。
そんな時、母親の心配を押し切ってbatubatuへ。

案の定、15分浴室にいることが出来なかった。
5分寝て15分休憩、といった具合。
やっぱりまだ、無理かなあ、と思った。
しかし、帰るころには少し気分がいい。
歩く速度が少し速くなった気がした。
そして、食事も少しずつ、食べられるようになってきた。
これには、母親もびっくりしていた。

そんなこんなで、今でも一週間に一度はbatubatuを訪れている。



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