さゆりのひとり言-多発性骨髄腫と共に-

多発性骨髄腫歴20年/'08年4月臍帯血移植/「病気は個性」時にコケながらも前向きに/はまっこ代表/看護師/NPO所属

明けない夜はない!

2011年03月17日 21時59分35秒 | MM闘病記

日本中がネガティブな方向に向いているのが気がかりです。

東北地方太平洋沖地震、発生から一週間目です。

いまだ、あちこちで発生する地震、原子力発電所の事故は冷静に見ても、一つとして良い方向には向いていません。

関東各地で突然行われる停電。

今日は、霞ヶ関でも17時~大規模停電、という情報に皆が振り回されました。

17時過ぎの虎ノ門駅は、今までに見た事のないような人の波。

新橋駅でも家路を急ぐサラリーマンが我先にとホームを目指していました。

私も、帰るのに必死でした。

幸い、何とか乗れるくらいの混み具合だったので、無理やり乗り込みました。

いや、ちょっと銀座線のラッシュで、フラフラになっていたのでした。

一駅立っていると、目の前の男性が下りるように立ち上がったので、そのまま座らせてもらいました。

後で、その男性、まだ先の駅まで乗っていた事に気付き。。。感謝の思いで泣けてきました。

座らせてもらった後、田町、品川と、ホームに人があふれ、駅前後の徐行運転がされるほど。

一駅一駅、どどど~っと人が押し寄せ、座っていても、あまりの閉塞感に怖くてたまらなくなっていました。

結局、電車は20分遅れ。

そして、大規模停電は実施されませんでした。

良かったのですが・・・とにかく、気が休まるときがありません。

でも、避難所生活をされている多くの方の事を思うと・・・それでも感謝をしなければならない、

と思います。

また、そう思わざるを得ない状況が、余計にネガティブ思考に向かわせています。

 

多くの皆さんが思うように、この震災をきっかけに、生きる事とか、

いままで、当たり前だと思っていた事が、普通の生活を送れるという事が、どんなに有り難いことだったのか、

という事を改めて考えます。

でも、今日、職場である先生が言っていました。

「日本人だから、大丈夫!」

と。

日本人であることを誇りに思い、日本人に対しての熱い信頼を寄せていました。

なんか、ドンと構えて「大丈夫!」と言ってくれる先生を見て、

嬉しくて仕方ありませんでした。

今のこの困難は、越えられるからこそ、与えられたのだと思います。

結末がどうであれ、前向きに、今を生きる。

今は、目の前にある、自分がやるべき事を淡々とこなしていく。

闇があるからこそ、明るさがまぶしいのです。

明日、必ず昇る陽のために、前を向いていきましょう。

地球が癒されますように。

避難所生活をされている被災者のために、まずできる事を一つずつ。

節電。

他に何が出来るのか・・・考えたいと思います。


最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ポジティブ情報です。 (ミント)
2011-03-18 08:41:24
 さゆりさん、こんにちは。
 ポジティブ情報、コモンるみさんのブログhttp://ameblo.jp/rumicommon/entry-10832781150.html を読んでみました。少し気持ちが落ち着きました。
 お仕事以上に大変な通勤状況・・・安全に運行されますようにと願っています。
 ブログ紹介不適切でしたら削除してくださいませ。
 
返信する
ミントさんへ (さゆり)
2011-03-19 12:12:01
情報提供ありがとうございます。

確かに、過敏になりすぎていたと反省しました。

とにかく、いつもと変わらない生活ペースを保ち、淡々と続けていきたいと思います。
返信する
未曽有の大災害! (ホタル)
2011-03-22 07:12:27
でも、日本人の底力を信じたいですね。
さゆりさんも体調管理には万全を期して下さい。
返信する

コメントを投稿