さゆりのひとり言-多発性骨髄腫と共に-

多発性骨髄腫歴20年/'08年4月臍帯血移植/「病気は個性」時にコケながらも前向きに/はまっこ代表/看護師/NPO所属

ショックな出来事

2005年05月10日 22時03分38秒 | 日記
ここ3日間、父親のお世話のために実家に行っていた。
お世話といっても、寂しがり屋の父のために一緒にいただけのこと。
先日、姉に二人目の子供が生まれたので母親は姉の家に行ってしまっているのだ。
なので、まあ、ほとんどが出張で家にいない父だが、家に戻ってくるときぐらいいてあげよう、
というやさしい娘心。

さて、この3日間、一番ショックだったことがある。
それは、同僚の入院。
同僚といっても、一緒に働いたことはないのだが、
私が今の職場に復帰するにあたって、異動したナースである。
彼女は、5年前になるだろうか、白血病で骨髄移植をした、血液疾患患者としては大先輩なのである。
歳は私よりも若い。
その彼女、部署を異動して頑張って働いていたが、
まあ、今私が働いている職場よりはずっと立ち仕事、という面で身体に負担がかかる。
といっても、移植して5年、
もう、すっかり元気!?という感じだったので、
彼女が入院してしまったのにはショックだった。
肺炎を起こしてしまったということなのだが・・・。

やっぱり、無理は利かないんだろうな、って思ったり。
彼女も話していたが、無理していることに気づきにくい、ということも納得してしまったり。
つまり、自分で自分が無理しているのが分からないのだ。
気をつけているつもりなのに、甘えちゃいけないと思うし、
ただ、疲れているだけなんだろうな・・・くらいにしか思えなかったり。
熱が出てみて、あ、やっぱり具合悪かったのか、って分かる。
もちろん、普通の人でもそうなんだろうけど、
それが、普通の人なら熱が出ても一晩寝ればよくなるところが、
肺炎にまでなってしまう段階になって、やっと気づく。

自分のことは自分でしか分からない、
無理せずに、といわれても、自分自身のことがいまひとつ分からないのだ。
ん~、なんとも表現が難しいが、
とにかく、戦友の入院はショックだった。
今は、とにかくゆっくり休んでほしいと思う。


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