さゆりのひとり言-多発性骨髄腫と共に-

多発性骨髄腫歴20年/'08年4月臍帯血移植/「病気は個性」時にコケながらも前向きに/はまっこ代表/看護師/NPO所属

レナリドマイドの安全管理手順 厚生労働省がパブリックコメントを募集中

2010年05月18日 19時10分41秒 | MM闘病記
厚生労働省がレナリドミドの安全管理システムに関するパブコメを開始しました。
兎も角、承認を急いで欲しい、患者フレンドリーなものにしてほしいけれど、待つぐらいならすぐに承認を!
サリドマイドの時もそうでしたが、そういう患者自身の声が大切です。

自分の声をぶつけて下さい。ここががんばりどころです!
皆さんも、自分のブログや知り合いへのメールで広めて下さい!

よろしくお願いします。

投稿方法はこの厚生労働省のページの「意見募集要領(PDF)」をクリックしてください。



【意見提出様式】
○件名:レナリドミド製剤安全管理手順案に関する意見
○氏名(法人の場合は法人名)
○住所(法人の場合は所在地)
○電話番号
○意見:
<該当箇所>
<意見内容>
<理由>
※ 該当箇所が複数ある場合には、上記3項目を繰り返し記載してください。

【提出方法】
○インターネットの場合:PDFにあるリンクから入力画面に飛びます
※入力フォームの「件名」に「レナリドミド製剤安全管理手順案に関する意見」
と入力してください。
○郵送の場合
送付先:〒100-8916 東京都千代田区霞が関1-2-2
あて先:厚生労働省医薬食品局安全対策課レナリドミド担当あて
○ファクシミリの場合
FAX番号:03-3508-4364
あて先:厚生労働省医薬食品局安全対策課レナリドミド担当あて



以下、患者の会のHPより


レナリドマイドの承認を待たれているみなさまへ

このたび、レナリドマイドの安全管理システムの案ができ、厚生労働省がこの案を公開し、広く意見を募集しています。



レナリドマイドは、サリドマイドと化学構造式が似た薬です。
レナリドマイドを妊娠したカニクイザルで試験をしたところ、奇形の子どもが生まれたとから、既にレナリドマイドが承認された欧米の国々では、サリドマイドと同様に安全管理システムと共に承認され、運用されています。

日本でも、「RevMate(レブメイト)」と呼ばれる、「レブラミド適正管理手順」の案が完成しました。レナリドマイド承認後、レナリドマイドを服用する患者さんは、この手順を守ることを義務付けられますから、患者さんやご家族にとって、とても大切な身近なものとなります。

 このたび厚生労働省医薬食品局安全対策課は、「RevMate(レブメイト)」案 に関して、サリドマイドの安全管理システム「TERMS」のときと同様に、パブリックコメントの募集を開始しました。こちらのページをご覧ください。
厚生労働省 「レナリドミド製剤安全管理手順(案)」に関する意見募集について
パブリックコメントとは、国民からの声を広く募集するシステムです。メール、ファックス、郵便などで応募できます。

 みなさんの声によって、「RevMate (レブラミド適正管理手順)」がより適切なものとなります。

 上の意見募集のページにある「RevMate案(本文)(PDF)」を読んで、

○ ここはもっとこうした方がいいと思う
○ ここの表現がわかりにくい
○ サリドマイドでこういう経験をしたから、こんな風にして欲しい

 などなど、みなさんの生の声を厚生労働省にお届けください。
みなさんの声は、「RevMate (レブラミド適正管理手順)」を完成させるための会議やレナリドマイドの承認に関わる会議等の資料として活用されます。

 
 意見の応募の仕方がわからないなど、お問い合わせは厚生労働省医薬食品局安全対策課か、患者の会でもお受けします。
 
 本件に関する患者の会問い合わせ窓口
    日本骨髄腫患者の会 上甲 恭子(じょうこう きょうこ)
   e-mail  owner-imfjapan@myeloma.gr.jp
電話   090-6908-2189

○ 参考
 薬剤の一般名 : レナリドミド
 (通称でレナリドマイドと呼んでいますが、正式にはレナリドミドです)
 薬剤の商品名 : レブラミド
 (レブリミドと呼ばれることもありますが、正式にはレブラミドです)
 安全管理システムの名称 : RevMate レブメイト (レブラミド適正管理手順)

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2 コメント

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お久しぶりです。 (愛知県・岩尾)
2010-05-27 05:32:30
いつもさゆりさんのブログから、色々と学んでいます。

僕はこういった薬学系の知識は、勿論ど素人(汗)なのですが、以前後輩から、現在の日本でのサリドマイドのことは色々と聞いていました。

うちのお店のお客さんには、医学関係の方が沢山みえます。

先程、記事中のリンクから内容を精読しましたが、この、「レナリドミド」というものを、これから意識して、今後、医学関系のお客さんと接する機会のある時は、この事を伝えておくことにします。

以前、職業に関係なく、色々なお客さんを通じて、サリドマイドの話をした時には、過去の影響もあり、あまり良い印象を持ってない方が多い事実がありましたが、こういった接客の機会をキッカケに、血液系は管轄外の医師の方でも、人を治療するという観念の下に、このサリドマイドというものに興味が湧いた方々も沢山いました。


 このところずっと気候の変化が著しく、体には堪える環境ですが、持ち前の凛とした明るさ??(MIXIの名前からの憶測ですが(笑))で、ウイルスを跳ね飛ばして下さい(笑)!

応援しています。


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岩尾様 (sayuri)
2010-05-27 22:45:50
ありがとうございます!
なんだか、とっても素敵なことです
そうかあ、医者であっても、見方はいろいろですからね。
必要な患者さんに対しては適正に渡るようにしたいものです。
薬の副作用(催奇形性)が分からない状態での事故ではなく、既に、もう、その危険性が十分に理解された上でそれでも必要な患者さんがいるのですから、薬はあるのに使用できない、なんていう事がないようにしてほしいものです。
患者さんに上手くあって、上手く管理できればとても有効な薬ですからね。

ありがとうございます
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