さゆりのひとり言-多発性骨髄腫と共に-

多発性骨髄腫歴20年/'08年4月臍帯血移植/「病気は個性」時にコケながらも前向きに/はまっこ代表/看護師/NPO所属

すぱいらる

2010年01月23日 21時10分54秒 | MM闘病記
運命というものがあるのならば、それを背負う必要はない。

誰かのために、なんて考えなくたっていい。
医療の世界から、全く関係のない世界で生きようと、
誰もそれを否定はしない。

言われてみたら、縛られていた。
病気である私に。
幸運にも生き延びた運命に。
そして、医療者である自分に。

もっと生きなければならない人がいた。
もっと生きることへの執着に満ちた人がいた。

私は、生への執着ではなかった。
ただ、死ぬ気がしなかっただけ。
生かされると感じただけ。

だからこそ、まだまだお役御免とさせてもらえない、と思う。
何を成し遂げるべきなのかと模索する。

そしてまた、行き詰る。




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2 コメント

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・・・。 (take6ni)
2010-01-24 22:40:43
いつも拝見させて頂いております。
しんどいのは自分だけではないと何時も読ませて貰っております。
私は所謂病期Ⅰなのですが併せて「クリオグロブリン血症」というものに罹っており、原疾患であるMMの治療を進めるために明日からまた入院する予定です。
博多の町から東京に越してきて、MMになってから初めての冬が越せずに治療と相成りました。
自分の事情を知った後いろいろ考えましたが、今は自分でどうにも出来ないことを悩んでも仕方ない、患者の責務を果たして行けるところまで行こうと考えております。
いろいろ考えたうえでやっとここまで来れました。

私もまたそのうち「行き詰る」事があると思います。
「乗り越える」なんて事は考えていません。
行けるところまで行ってそこでまた考えます。

必ずまた読ませて下さい。
それでは行ってきます。
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take6niさま (さゆり)
2010-01-25 07:05:44
いつもご訪問ありがとうございます
今日から入院ですか。
まだまだ、寒いですから、ちょうどいい?ですね。
入院中はパソコンや携帯はできませんか?
出来るようなら、いつでも連絡下さいね

治療がうまく進む事をお祈りさせていただきます。
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