伊勢の奇跡

今日から母と共に伊勢に来ています。
今日は外宮、明日は内宮という事以外は全く決めずに、行きの新幹線や特急電車でガイドブックや伊勢白山道さんの伊勢の写真集を必死に読みイメージを膨らませる母娘。
天気も心配だったのです。
昨日から発達した低気圧が日本列島を横切っていて、天気予報は全国的に傘マーク。
でも、昨晩、今日からお伊勢詣りに行く事、その喜びに感謝していたので、なんか、大丈夫そうな気はしていたんです。
すると、やはり、名古屋で乗り換え、伊勢に向かって行くと、みるみる雲が晴れて、着いた頃には、雨傘として使ってびしょびしょだった傘が、一気に乾いてしまうほどの晴れ間に。

ルンルンで、ボランティアガイドさんに案内してもらいながら、外宮を参拝。
特別、何かを感じるという事もないし、期待もしていなかったし、ただただ、深く考える事もなく、でも、気が付くと、つらいことがないのです。
足の痛みも気にならないし、スッキリしてるんです。
昨日は調子が悪くて一年中寝ていたのがうそみたいで。

ボランティアガイドさんの案内が終わると、私達だけ、月夜見神社にも行く事に。
お腹も空いてきたので、その帰りに、ガイドさんに教えて頂いた伊勢うどんの中むら屋さんに入ったのです。
平日の13時過ぎでお客さんも二組しかいません。
と言って、美味しくないかも？とは全く思わなかったのですが。
注文を済ませると、私は直ぐにトイレに行きました。
席に戻り、座ろうとすると、なにやら見たことがある人が、待っていたかのようにトイレに立ちました。

私の職場の同期だった友人に瓜二つなんです。
でも、就職して四年で退職し、結婚、数年前に出産をして、今は山形にいる人なんです。
だから、小さい子供もいるのに、一人でいるわけがない、と思ったのです。
もう一度、良く見ようと、その女性が戻るのを待つ時間が…長く感じられました。
実際、私達とほぼ同じタイミングで運ばれた伊勢うどんさえも、まだかまだかと待たされています。
そして、戻ってきた彼女に視線を送っていると、
「○○ちゃ～ん！？」
と福島弁で私を呼ぶ、懐かしい響きが！
もう、びっくりしましたw(°O°)w

お伊勢さんが、巡り合わせてくれたとしか言いようのない、久しぶりの再会でした。
でも、彼女とは就職活動の頃からの縁で、今までも奇跡のような縁で結ばれているんです。
本当に、ありがとうございます！

鳥羽まで一緒に移動し、お互いの旅が良いものになるように、と交わしました。

今日、晴天のお伊勢さんが向かえてくれたこと、たくさんのご縁に感謝いたします。
明日は内宮をお参りさせていただきます。