さゆりのひとり言-多発性骨髄腫と共に-

多発性骨髄腫歴20年/'08年4月臍帯血移植/「病気は個性」時にコケながらも前向きに/はまっこ代表/看護師/NPO所属

油断禁物!

2008年09月27日 21時49分44秒 | MM闘病記
先日、戦友のIさんからの電話が入りました。

Iさんは骨髄バンクからの同種移植を受け、退院して半年以上が経過していた。
ところが、なかなか体力が回復せず、
仕事も休んだままで、寝て過ごす日も多いなんて言う話をしていた。
それでも私の入院中、外来受診の際には病室に顔を出してくれて、
確かに体重が減ってしまってはいるものの、元気な姿で励ましてくれたものだった。

私も退院してからは、お互いにたまにメールで連絡。
しかし、お互い携帯操作も億劫なのでそれほど頻繁な交流もなかった。

で、突然の電話。
数日前から、
「電話していい?」とだけメールが来ていて、
こちらから電話しても連絡がつかず、心配していたのだった。

そして、やはり、現在入院中とのこと。
それが何でも、緑膿菌で脳炎になったとか言うのだが、話がよくわからない。
脳炎ということであれば、ちょっと混乱しているのだろう。
つじつまの合わない話が続く。
しかし、入院に至った経過を一生懸命話してくれたんです。

なんでも、今までと変わらず普通に生活していて、
その晩もいつもと変わらずに床に就いた。
しかし、朝、目が覚めると起き上がれない。
身体が動かない。
意識がもうろうとする中、なんとか奥さんが気づき病院へ。
医師にはかなりの重症と説明され、
とっても怖かった。
とにかく、突然きたから。
だから気をつけて、と。

とにかく、変なもの食べたとかの心当たりがなくても、
突然具合悪くなる、しかも、生死にかかわるようなことが起こりうるんだ、
ということが伝わったし、
怖いということが伝わった。
しかし、何をどう気をつけられるのか。

心配になった私は主治医にメールで聞いてみた。
そうしたら、Iさんと私とでは背景が違うから、と。
まあ、そうなんでしょうが。

それにしても、移植医療というのはほんと、一筋縄にはいかないものです。
これは何度も思うことなんですけどね。
ん~難しい。

幸いIさんは治療がうまく進み回復に向かっているようで、安心しました。

怖がってばかりでもよくありませんが、
やはり、いろんなことに気を配り、油断することなく注意していかなければならないと思いました。
自分が思う「大丈夫」と身体が受け留められる「大丈夫」は必ずしも一致せず、
こと自分自身は安易に「大丈夫」と思いがち。
それが、今は気分が悪くなって吐いちゃって、で済んでいますが。

Iさんからのメッセージ、大切に受け留めたいと思いました。



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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お元気ですか? (みさちゃん)
2008-10-13 14:59:26
昨日(12日)、ライフボートの学習交流会に行って
きました。骨髄移植の話も出た、ハイリスクって。
ほんとに油断は禁物ですが、どう注意するかはこれま
たむずかしい問題ですね。
更新がされてないので、体調を崩されたのではないか
と心配です。
くれぐれもお大事に。
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