さゆりのひとり言-多発性骨髄腫と共に-

多発性骨髄腫歴20年/'08年4月臍帯血移植/「病気は個性」時にコケながらも前向きに/はまっこ代表/看護師/NPO所属

貧血?

2009年08月24日 00時05分21秒 | MM闘病記
最近、ちょっと気温が下がったりしたせいか、頭が痛かったり、疲れ易かったり…。
職場で血圧を測ると91/60でびっくり!
もともと高いほうではなかったけど、職場では110/80くらいはあることが多い。
気になって、連日測ってみると、86/60とか言うこともあって。
確かに、座って問診していても、ふと意識が飛んだり、早口で話せなかったり…。
貧血?
だとすれば再発?
なんて思ってしまって。

根気がなくなるから、ちょっとしたことで嫌になり、結果的に大したことないのに、イライラしてしまう。

今まで、休み休み働いていたのが、夏休みをとる時期なので休めない。
半日休みでなんとか体調管理するのだけれど、休めないプレッシャーがストレスになる。
更に、先週は母が自宅に帰っていて、食事や弁当、洗濯やら掃除やら、家事をこなさないといけなかったのもストレスになった。

一応、主治医にはメールしておいたけど、特に返事もないし、明日は外来だから…採血したら、病気の動きは分かるでしょう。

でも、また急に不安になってしまい、もう大丈夫だろうと安易に考えている今、再発したら、
私の心はどうなってしまうのだろう、
と不安になった。

そんな中、昨日は久しぶりに通院している病院で血液疾患患者と家族のおしゃべり会。
移植して始めて参加する事になった。
診断されて間もない患者さん、入院中の患者さんのご家族、移植して10年近く経過している患者さん、移植を検討中の患者さん…。

自分が経験してきた様々な時期を思い出した。
自分の移植日を忘れているほど能天気な自分だが、まだまだとっても不安定な状態であり、奇跡的に生き返ったわけではなく、今がまだ、奇跡的に生きているだけに過ぎない、
ということを実感した。


その日の夜は病院を出て自宅から更に一時間ほど遠ざかり、浦和でかつてのバイト仲間との飲み会に出席。
一年半前の緊急入院の直前にあった新年会は調子が悪くて参加出来なかったので、だいぶ久しぶりだった。
心配だからと寄り道して一緒に行ってくれた仲間。
今までと変わらずに受け入れてくれる仲間たち。
昔惚れた女は、いつまでも心配、仕事が傾きかけて昼も夜も働いている時でさえ心配で仕方なかった、と言ってくれた仲間。
私は、本当に優しい仲間たちの愛で生かされているんだ、と思った。

とにかく明日、二週間おきの外来受診。
いつになく、その結果を確認する瞬間が恐ろしく緊張するものになりそうだ。

最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
頑張ってさゆりさん (福岡のおたんこナース)
2009-08-24 21:47:05
こんばんは~今日はずいぶん涼しくなりました。福岡は何となく秋らしくなってきましたね。
私もちょっとした事が気になって、再発?って考えてしまいます。私は退院してからしばらくして手の関節が痛くて~もしかしたらリウマチ?って考えてしまいます。血液内科の先生に膠原病内科受診してと言われたので、受診したところレントゲンでは所見がなかったんですが~採血の結果次第では、また、抗がん剤の微量内服になるかもと言われ少しヘコんでました。
もう~薬から今は開放されているのに~来週が結果が出ます。
恐いです。
あっ!私も障害厚生年金の3級がとうりました
少しはたすかります。病院代かかるから~
さゆりさん頑張って下さいね
返信する
はじめまして。 (東京元ナス)
2009-08-24 22:29:57
はじめまして、さゆりさん!
私は、38歳元ナースで初期のMMで、経過観察中です。受診するごとに、数値が上がり、日々悩んでいたところ、さゆりさんのブログにたどりつき、元気をもらいました。
さゆりさんの明日の診察、大丈夫なこと、心から祈っています。
返信する
Unknown (take6ni)
2009-08-25 00:09:32
博多の町から福生に引っ越してきました。今日はじめて紹介先の病院に行ってきました。勝手の違う病院は慣れるまで大変やなあと、足をさすりながら(私はリウマチもあるので…)出かけました。数値は今日はわからんかったですが、感覚としては「よくもならんが、悪くもならん」って感じです。さゆりさんの明日が「何も悪うなっとらん!」ってなるよう祈っております。気を付けて出かけて下さい。
返信する
福岡のおたんこナースさんへ (さゆり)
2009-08-26 18:29:24
メッセージありがとうございます。
障害年金3級、とれたんですね。よかったです。
私もたぶん次の更新では下がってしまうかもしれないけど、2級というのは助かっています。
きっといつまでたっても検査結果を見る時の不安、というのは取れないと思いますが、そうであれば、いつまでも、取り越し苦労である事を願っています。
返信する

コメントを投稿