さゆりのひとり言-多発性骨髄腫と共に-

多発性骨髄腫歴20年/'08年4月臍帯血移植/「病気は個性」時にコケながらも前向きに/はまっこ代表/看護師/NPO所属

通勤時ウォーキングの勧め

2005年05月28日 00時12分37秒 | 健康オタク
健康管理センターという部署で働き始めてしばらく経過してきた。
毎日、何十人もの受診者の人間ドックの結果と問診表からそれぞれの生活習慣を目にしている。
そこでまず実感するのは、生活習慣病ってその名の通りなんだなあ、ということ。
コレステロール値が高い、中性脂肪が高い、脂肪肝、高尿酸血症・・・どれも、やはり生活習慣に起因していることがほとんどだ。

特にオデブ(BMI25以上)は万病の元になる。
そこでまずはオデブを解消しなければならない。
でも、頑張っているオデブと頑張らないオデブには相当な違いがあることに気づく。
もちろん、頑張っているオデブの場合はそれなりに成果が出てきているもので、体重が減ったりしている。
でも、たとえ体重がそれほど減ってきていなくても、体脂肪率が減っていたりするだけでも、血液のデータは見違えるほど改善されていたりする。

頑張るオデブは何に頑張っているからそう言われるのか。
それは、食生活の改善と運動。
まあ、当たり前のことなのだが、ここでは運動についてお話したい。

日々関わっている中で感じる(今のところ正確なデータには基づいていない)成果の出ている運動のダントツ1位、それは通勤時ウォーキング。
通勤時ウォーキングとは、その名の通り、通勤時一駅手前で降りて歩くという単純なこと。
一駅歩くと大体15分くらいにはなる。
プラス駅から職場まで、と考えると大体20分ぐらい歩くことになるだろうか。
これが、実によく効く。
朝がつらければ帰りだけでも構わない。
毎日のことなので習慣化しやすく、これだけで週5日は運動することになる。
もちろん、エクササイズ目的のウォーキングなので、意識して早歩きをする。
たらたら歩くのでは意味がない。

人間ドックを受診するのは大体年に1度。
毎年、受診者個々に応じたアドバイスをしていて、素直に生活習慣に通勤時ウォーキングを組み込んだ人は何らかの形で成果となって現れている。
体重が減っていなくても体脂肪が減る、コレステロール値が下がる、脂肪肝が改善されるなど。
やっぱり、生活習慣は大事。

ちなみに、通勤時ウォーキングは成果が出てきやすく、目に見える成果によって病みつきになる、というのも結構多い。
毎年の人間ドックの結果が楽しみになって、努力が継続するっていうわけだ。

私も数年前から通勤時ウォーキングをしている。
体重は減っているが、別の理由もあるのでこれは成果としては充分な理由ではないかもしれない。
しかし、朝一駅分歩くと眠い身体もすっきり目覚めるし、程よくぽかぽかしてくるので冬場なんかは特に働き始めの身体が調子いい。
夏場はちょっと汗ばんでしまうが、暑くてだるい、ということはないので心地よい爽快感があることは確かだ。

それに、一駅分歩くことによって交通費も削減できる、ということもありケチな私としては音区間にもつながる一石二鳥でもあるのだ。






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