さゆりのひとり言-多発性骨髄腫と共に-

多発性骨髄腫歴20年/'08年4月臍帯血移植/「病気は個性」時にコケながらも前向きに/はまっこ代表/看護師/NPO所属

苦悩の日々

2007年07月21日 01時03分40秒 | 日記
勝手に生きろ! (河出文庫 フ 3-5)
チャールズ・ブコウスキー,都甲 幸治
河出書房新社

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そういえば、C.ブコウスキーは白血病で命を落としたんだっけ。

最近、やっぱり悩んでいるんだろうな。
9月末には、来年度の意向調査がある。

去るか。
残るか。

逃げるか。
闘うか。

諦めるか。
居座るか。

死ぬか。
生きるか。。。。

30過ぎの独身の壊れ者。
結局、
このままもう少し生き延びそうだから、辞められない。
つまり、辞めてしまう事は、自分自身の中で
生きることの限界を決めてしまうこと。

働き続ける限界を感じつつ、
働かなくなるということは、
いのちの限界を無意識のうちに決めてしまうこと。

だって、
今、職を失って、生きていける??

そんなふうに考えてしまうから、
どっちもどっち。

だって、
このまま辞めずに粘ったって・・・

でも、
まだ、
粘ったほうが、
しのげる雨風は、
多いんだろうな。

そんな時、
久しぶりにブコウスキーの世界に入った。

職を転々とし、
その日暮らしの飲んだくれ詩人。
仕事中に飲んで、
セックスして、
・・・。

もっと楽に、
勝手に生きろ!
と。

「おれたちの社会では、選択の余地は誰にも与えられていない。八時間働くか、飢えて死ぬかだ。社会にがんじがらめにされて、みんな恐怖から働き続ける。そこから逃げられるやつなんてどれだけいる?」(Duval,Bukowski and the Beats p.145)

訳者あとがきに書かれていた言葉に納得。



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2 コメント

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生きるとは何か? (Dosanko・S)
2007-07-21 15:25:24
はじめまして。

突然のメールをお赦しください。

私は北海道の地方都市(T市)に住んでいる一クリスチャンです。
若い時から、「生きるとは何か?」を真剣に考えて来ました。
21歳で聖書に触れる機会があり、クリスチャンになり、もう60代
半ばになりました。

難病(多発性骨髄腫:血液の癌)の妻の看病や家事をしながら、何
とかして一人でも多くの方にキリストの福音を伝えたいとの純粋な願
いから「生きるとは何か」についてブログを書き綴っています。

どうか、時間のあるとき、ご訪問ください。
拙いブログですが、初心者にもできるだけ親しみやすく、分かりやく
を念頭において書いているつもりです(↓)。
http://blog.goo.ne.jp/goo1639/


私は、「日本骨髄腫患者の会」http://www.myeloma.gr.jp/ に入って、お互いに情報交換していますが、この会をご存じでしょうか?
もし、すでに入っておられるのでしたら、ごめんなさい。
家内は、2000年8月に告知され、「余命は2、3年です。」と宣告されたのですが、VAD療法などの化学療法のあと、サリドマイドが奏功して、今は血液検査の数値も安定しています。
IgG:1.300くらいです。寛解状態ですが、いつどうなるかのかは、全く予知できません。

どうぞ、お大事になさってください。
 
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>Dosanko・Sさんへ (さゆり)
2007-07-22 15:09:47
ご訪問ありがとうございます。
骨髄腫の会のMLには参加させていただいております。
32歳のおたんこナースは・・・おそらく私ひとりです^^;
最近は、ほとんど絡みませんが(汗)

北海道いいなあ~
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