初めての出待ち

千秋楽まであと7日のミュージカル「レ・ミゼラブル」
昨日土曜日の昼の部の公演を見に行きました。

隣には、今シーズン19回観に行く予定の後輩とその同僚が。
その同僚の方は、今回初めてレ・ミゼを観る、と。
しかし、途中ボロ泣きしていました（涙）
やっぱり、後輩のレ・ミゼ命の後輩の同僚です。
しかも、聡明で頭の回転が速い！だから、初めてのレ・ミゼにもちゃんとストーリーを理解でき、それ以上に感覚的にとらえられるんです。
終わってからの会話は私なんかよりずっと深くて・・・さすが、類は友を呼ぶ、これまた聡明な後輩の同僚です。

・・・ってそんな事にも感動しつつ、今回も素晴らしいキャストで。。。思わず3人で出待ちする事になりました。
出待ち、つまり楽屋口で出演者が出てくるのを待つのです。
いや～こういう経験は初めてで、びっくりする事ばかり。
とにかくまず、ものすごい数の出待ちする人がいて、
しかも、片手にはプログラム、片手には油性ペンを持ち、誰かが出てくるというのが、
その彼女(彼ら：案外男子も多かったです)達がカチャカチャとペンを振るので分かるのです。
ちなみに、男子は今回の出演者の中では笹本玲奈ちゃんとか、中山えみりちゃんを待っているようでした。

で、待っていると・・・まず、ジャン・バルジャン役の別所哲也さんがさっさか通って行き、
アッと言っている間に、動けずにいて。。。ただ、後姿だけでも素敵でした☆
しばらくすると、夜公演のジャベール役の鹿賀丈史さんが颯爽と入って行きました。
鹿賀さんは予想以上に小柄で小顔、なのにものすごいオーラで、誰も声をかけられずにいました。
いや～すごいです!!

そして、アンジョルラス役の上原理生さんが出てきて。
とてもすらっとして背が高く、高い鼻と中世の王子様のような感じで、あっという間にサインやら握手を求める長蛇の列に。
あまりにも長い列にもかかわらず、写真撮影などにも丁寧に応じられていて、素晴らしくファンを大切にする方だというのが分かりました。
しかし、そこにも足が一歩出ず。

なぜなら、私の想いは山崎育三郎くんだったから～☆☆☆
浮気はせずに、待っていました。
しかし、そこにジャベール役の今拓哉さんが!!
そこで一気に動いた後輩とその同僚、あとを必死に追って列に加わると、
後輩はいつの間にか自分の手帳とペンを出していて、サインをもらっているではありませんか!!
さすがレ・ミゼ命！
私は、初めてで、何をどうしゃべっていいのかも分からず、「良かったです!!ありがとうございました。頑張ってください!」
と言って、握手だけしてもらいました。

って既に浮気している私ですが、今さんのくりくりお眼々とあまりのかっこよさに、腰が抜けそうでした。
でも、目をじっと見つめてくれました。
いや～かっこいいです！！
でも、岩崎ひろみさんの旦那さんとか。。。がっくり。

育三郎くん待ちの間に中山えみりちゃんも出てきました。
ちっちゃくって、眼が大きくて、こぼれそうでした。
育三郎くんとは、ハグしたい!
そんな事を思っていましたが。。。

出てきた育三郎くんは、出るや否や待っていたファンと丁寧にサインや握手に応じていて、
舞台上の姿とは一転、かわいらしい男の子。
25歳とは思えないほどあどけなく、おばちゃんがハグしてくれなんてとてもとても言えない雰囲気でした。
でも、握手をしてもらい、ただただ頑張ってね～ありがとね～っていう思いでした。

そして、えみりちゃんとも握手してもらい、エポニーヌ役の笹本玲奈ちゃんも拝見させていただきました。
こんな儚げなあどけない少女に、どうしてあんな声が出るのかと、不思議になるほどでした。
いや～努力もされたのでしょうが、もともと持っているものが違うんだろうな～
なんて思いました。

ちなみに、私、レ・ミゼを観ていて感動するのは、案外アンサンブルだったりします。
もちろんソロも良いのですが、アンサンブルは鳥肌ものです。
感覚派なので、上手く表現できないのですが、美しいハーモニーと魂の重なり合い？？
レ・ミゼの歌はどれも力強さを感じるのです。
魂に響くのです。
私もこのアンサンブルに入りたい!って思うのです。

そうそう、実はゴスペルはやめてしまったのですが、
なんか、別の形でもやっぱり歌は続けたい、と思いました。

とにかく、今回出待ち初デビュー。
オフの姿を垣間見る事が出来、さらに、もっと好きになりました。
チケットはあと1回分しかとっていませんが、出来たらもう一度観たい!!

でも、新しい演出のレ・ミゼも・・・楽しみ♪♪