さゆりのひとり言-多発性骨髄腫と共に-

多発性骨髄腫歴20年/'08年4月臍帯血移植/「病気は個性」時にコケながらも前向きに/はまっこ代表/看護師/NPO所属

人間関係のトラブル

2006年06月22日 23時19分19秒 | 日記
今週は月曜日から毎日号泣の私。

もう、限界でした・・・。

数ヶ月前に、職場の人から
「やる気がない」と言われ、
いろいろ指摘したくても、病気だから、
負担かけてしまうのではないかと思うと上手く言えず、
でも、目に付くのでイライラし・・・だから
「無視することにしてたの」
との一撃。
40過ぎの大人であろう人間から、こんなことを言われるなんて、
まさに青天の霹靂であっけにとられた。
さらに、追い討ちをかけるべく、
「でも、そういうふうにしなきゃいけなくさせたのは、あなた自身だからね」
とまで。

ここは女子高か??

ま、いずれにしても
そんな大人気ない発言を、冷静に受け止める余力のない時期で。
真正面から受けてしまい、いつの間にかどん底に。

悪い人じゃないし、
決して私を陥れようとか、いじめようとしているわけでもないのは分かるし。
やる気のないように見える、と言う他者評価はそれはそれで事実なんだろうし。
そう、評価されるような態度・行動になっているんだろうし。
今の私は、彼女のような思いで仕事はしていないのは事実だし。
であれば、やっぱり私は出来ないナースで、やる気がないんだ・・・。

と、落ち込んで、一つ年上の先輩に相談してみたら・・・
「でも、あなたも、疲れているとききつい言い方になってるよ」
と、またもや逃げ場を閉ざされた。

そんなことは分かっているさ。
そうやって、相手に対する思いは、自己の鏡、と自己反省を繰り返していたら、
何も言えなくなって、
自分を追い詰めて、
どつぼにはまっていく・・・。

そんな日々を繰り返し、
でも、もう、自分の限界であると認識するようにした。
彼女達が悪いのではない。
彼女達の思いを受け止められない状況、つまり身体的、精神的状況にあるのだから、仕方がない。
いま、そうやってきついのだから、
無理しないで、もう、諦めても良いんじゃないかと決意した。

やろうと思えば、立ち向かっていけるのかもしれないけど、
現に、ストレスがたまって、体調は更に悪化している。

もちろん、仕事を辞めるとなれば、
その後の生活の保障はなくなるわけで、別の意味でのストレスがかかるのは目に見えている。
でも、だからといって、それを理由に我慢したり、頑張ったりすることにも、
もう限界を感じていた。
身体が持たない。
そして、それと同じくらいに精神的にもたない。

月曜日、管理師長さんを呼んだ。
「3月まで持ちそうにないので、辞めたいんです」
涙があふれてきた。
とりあえず思いのたけをぶつけていた。

火曜日、別件で主任さんと話していて、つらくなってきた。
「もう無理です」
それから、また号泣。

泣けば済むなんて簡単なことを思っているのではない。
もう、感情の限界を超えて、意思に反して涙があふれてくるのだ。
それだけ、私は追い込まれていた。

水曜日、仕事中に座っているのもつらくなってきた。
背中から腰が痛む。
集中力もなくなり、意識が朦朧としてきた。
少し、休むことにして席を立った。

横になっているところに、たまたま、昔一緒に働いていた上司がやってきた。
顔を見るや否や泣けてきた。
そして、またぶちまけた。
彼女は、私の思いを一番受け止めてくれた。
そして、理解してくれた。

そんな環境で話していくうちに、
私は少しずつ、自分の気持ちが整理されていくのを感じた。

決してやる気がないわけではないのに、追い詰められていたと言う事実。
一歩引いて、相手の言葉を受け止める余裕がなかったということ。
管理師長に話した時点で、自分の中での底辺から、もう脱している、と言うこと。
みんなに話していく中で、更に思いが整理されていると言うこと。
とにかく、休む必要があると言うこと。

そう、今はこうやって考えることも、無理にしないで、
休まなければならない。
とにかく、少し気持ちは上向き。

うん、休んでまた考えよう。

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