さゆりのひとり言-多発性骨髄腫と共に-

多発性骨髄腫歴20年/'08年4月臍帯血移植/「病気は個性」時にコケながらも前向きに/はまっこ代表/看護師/NPO所属

30代の合コン

2005年06月15日 20時30分53秒 | コイバナ
30代になって初めての合コンに参加した。
病気でダウンしていた時期もあったので、合コン自体2年以上ぶりのイベント。
嬉しくって気合入りまくり、の予定が当日の体調はいまひとつで待ち合わせ時間までの時間つぶしは鍼灸院、という有様。
お願いだから、合コンに行けるだけの活力、パワーをくれ~という思いを刺される鍼に込める。

さてさてお相手は、28歳の若者一人の他は30代半ばがメイン。
建築関係のリーマンというメンズたちは、席に着くなり灰皿を引き寄せ煙草をくわえた。
その時点でNG。
煙草は嫌いだ。
しかも、個室っぽい仕切られた狭い空間で空調も悪く最悪だ。
最後まで吸っていなかった35歳の竹中平蔵似の彼に期待を寄せたが、デザートにたどり着く前には吸い始めていた。
顔はそれほど好みではなかったが、まあいいかな~なんて思っていた彼。
しかし、話していく中で、超オレ様のB型気質に呆れていた。
車の運転も粗いという話を自らしていて、その内容からも興味が薄れていた。
そして、極めつけは煙草だった。
しかも、みんな吸うペースが速い。
おまけに、幹事をしていた私の直接の友人の友達、つまり彼らと同じ職場の女性も、かなりのヘビースモーカー。
参った。
こういうのは嫌だ。

開始直後からNGモードではあったものの、まあそこは大人なので、とりあえずあわせる努力はしてみる。
もちろん、彼らもわざわざ合わせようとしていたのかもしれないが・・・。

一方、レディースのメンバーは先程登場の女性以外はナースで揃えた。
27歳の若者、私(30歳)と32歳が3名。
これで分かるとおり5vs5の合コン。
と言いたいが正確には幹事謙保護者のような40代既婚のおっちゃんが一人はみ出る形で11人目。
それから、もう一人既婚の33歳がいた。

盛り上がるような盛り上がらないような会話が続く。
「何で結婚しないの~?」
とか何とか言う話題も交わされる。
レディースはほとんどがナースなので、みな初対面でも上手く会話を持っていく。
が、なんていうか、そんな中での駆け引きと言うか探りあいをしているさまが、
結構如実に現れていて、面倒くさい。

そうだ、合コンってこんなもんだった。
思い出して、若かりし頃、元気だった頃と同じことを繰り返している自分が少し嬉しい反面、
もう、そんな面倒くさいことはもういい!って納得できた瞬間でもあり、気持ちは微妙だった。
同じような状況にいる事実がある意味何も変わっていない、成長していない自分に思えて悲しくなった。
しかし、同じような状況を、もういいと思えることに成長を感じたりもした。

とにかく、体調不良もあいまって一次会の途中でお先に失礼することにした。
もちろん、誰も送っちゃくれない。
店の出口ぐらいまでは送れよ、なんて思ったりもしたが、
そんなことを期待もしていなかったのでどうでもよかった。

ただ、やはりもうこんなことはいいから、誰か一人を愛し合いされたいと強く思った。
でも、そのためにこんなことで努力しなければいけないのかと思うとどうでもよくなってきた。

帰り道、遠く金沢に住むトシに電話する。
呼び出し音が数回鳴った後、留守番電話のアナウンスに切り替わる。
今日は当直だろうか。
それともまだオペ中だろうか。
もう寝ちゃったのかもしれない・・・


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