今日は、教員の人事異動の話。
南ア(少なくとも私の任地)の公立学校教員の人事異動制度について、
現時点で分かる範囲で説明します。
はじめに日本について、おさらい。
日本では、毎年一回年度が変わる3月の終わりに
全教員の20~30%程度が他の学校に移ります。
よって毎年新しいメンバーと一緒に仕事をすることになります。
では、南アはどうでしょうか。
ここ南アでは、原則、人事異動制度はありません。
本人が希望してやめることがあっても、日本で言う教育委員会の人事担当から
学校を変わりなさいとは言われません。
したがって、日本の学校のように人の入れ替わりが激しくありません。
誰かが異動を希望して、その学校に空きがあれば、移動することが可能です。
よって、なかなか新しい血(仲間)をいれることができません。
では、何故この国では、人事異動がないのでしょうか?
教員に聞くと、
①交通に時間がかかり、読めない。
これが一番回答の多い理由。日本の先生のように
みんなが車を持っているとは限らないので、
コンビだと朝間に合わないときがある。
②一人ひとりの専門分野がとても狭い。
これも多い理由。専門分野が先生によって、ばらばらなので、
異動してもなかなかうまくいかない。
例えば、この先生は、Grade6か7の算数のみが専門であるとか
Grade1~3までの担当だとか。
ところで、
何故今日このトピックを選んだかといえば、
写真にうつる先生が今年Schoemansdal地区より変わってきた先生だからです。
彼女はKamhlushwa地区に住んでいますが、
昨年までは、ここより遠く離れたSchoemansdal地区の学校で勤務していました。
こっち(Kamhlushwa)の学校にうつることによって、
経済的にも物理的にも楽だからと判断したからだそうです。
彼女の授業は、とても分かりやすく、
また協力隊の趣旨を明確に理解してくれる先生の一人です。
南ア(少なくとも私の任地)の公立学校教員の人事異動制度について、
現時点で分かる範囲で説明します。
はじめに日本について、おさらい。
日本では、毎年一回年度が変わる3月の終わりに
全教員の20~30%程度が他の学校に移ります。
よって毎年新しいメンバーと一緒に仕事をすることになります。
では、南アはどうでしょうか。
ここ南アでは、原則、人事異動制度はありません。
本人が希望してやめることがあっても、日本で言う教育委員会の人事担当から
学校を変わりなさいとは言われません。
したがって、日本の学校のように人の入れ替わりが激しくありません。
誰かが異動を希望して、その学校に空きがあれば、移動することが可能です。
よって、なかなか新しい血(仲間)をいれることができません。
では、何故この国では、人事異動がないのでしょうか?
教員に聞くと、
①交通に時間がかかり、読めない。
これが一番回答の多い理由。日本の先生のように
みんなが車を持っているとは限らないので、
コンビだと朝間に合わないときがある。
②一人ひとりの専門分野がとても狭い。
これも多い理由。専門分野が先生によって、ばらばらなので、
異動してもなかなかうまくいかない。
例えば、この先生は、Grade6か7の算数のみが専門であるとか
Grade1~3までの担当だとか。
ところで、
何故今日このトピックを選んだかといえば、
写真にうつる先生が今年Schoemansdal地区より変わってきた先生だからです。
彼女はKamhlushwa地区に住んでいますが、
昨年までは、ここより遠く離れたSchoemansdal地区の学校で勤務していました。
こっち(Kamhlushwa)の学校にうつることによって、
経済的にも物理的にも楽だからと判断したからだそうです。
彼女の授業は、とても分かりやすく、
また協力隊の趣旨を明確に理解してくれる先生の一人です。