虹の国へ-日々を楽しんだり嘆いたりしちゃったりして-

平成21年度3次隊青年海外協力隊として
南アフリカ共和国での活動記録

洗車大好き、でも整備はせず

2011-09-26 19:58:33 | 南ア-生活-

今日は、洗車の話。

南アは、発展途上国ではありますが、
田舎でも教師や医者、役所勤めの人を中心に、
車を持つ人がたくさんいます。

私の任地での教師の自家用車所有率は、40%くらいでしょうか。
※私の知る範囲です。統計ではありません。あしからず。

その先生たちは、
毎週どこかで必ず洗車をしています。

日本では、どの程度の頻度で洗車を行っていたか忘れましたが、
毎週のようにしている人は、ほとんどいないでしょう。きっと。

何故でしょうか?

また思いつくままに書いてみますが、
①砂埃の道路が多く、すぐに砂で汚れてしまう
②きれい好き
③洗車をする時間がある
④何より、水が無料である(私の任地)

いずれもあてはまっているように思います。

しかし、これだけ洗車する南ア人も、
車の手入れはほとんどしません。

特にエンジンオイルなどの補充をするなどの、
メンテナンスを行いません。

よって、よく壊れた車を直してくれと頼まれますが、
明らかに手遅れの場合が多くて‥
(そもそも私に聞くこと自体、間違っていると思いますが‥)

見た目は重視するが、中身にこだわらない
南ア人ぽさがより濃くでているように思います。


第3ターム最終週

2011-09-26 12:31:44 | 南ア-活動の記録-

全4学期制の南アの学校ですが、
第3タームが今週末で終わります。

このタームは、あれこれと忙しくなるであろうと
予想していたのですが、どうだったか振り返ってみます。

今タームはじめに書いた予定はこちら

何か通信簿的な感じがしますね。

・算数教員向けワークショップ(今ターム中)→×(中止)

サーキットオフィスとの兼ね合いもあって、実施できませんでした。
次ターム以降に行うかどうかは、不透明な感が否めません。
しかし、その分、他の取り組みに重きを置けるので、
これだけで成功、失敗は、評価できないと思います。
詳しくは、過去の記事(リンク)に書いたので、ご覧下さい。

・NationalMathsWeekへの取り組み(8月第1週)→○(成功)

「和算に挑戦」と題して、
日本の数独や虫食い算、論理パズルの算数テストをいくつかの学校で、行いました。
2人一組でテストに取り組み、成績優秀者には、オリジナル表彰状を渡しました。
実施したのは、3校のいずれもGr.7の子どもたちです。
表彰状をもらった子どもの家族から感謝されたので、成功かと。

「和算に挑戦」のリンクはこちら。

その1その2その3

・隊員共同イベントを行う(8月中旬)→◎(成功)

8月16日から19日の4日間、私の任地の4つの小学校で、
日本紹介およびサイエンスイベントを行いました。
どの学校でも、先生や子どもたちが目を輝かせて参加していたのが、
強く印象に残っています。参加隊員の合計10名と
南ア隊員の半分以上が参加した大イベントになりました。

隊員共同イベントのリンクは、こちら。

その1その2その3その4その5

・算数フェア(随時)→△(延期)

算数フェアは、このタームも計画していたのですが、
直前になり、担当教師の都合が悪くなり、次タームに延期になりました。

事前に該当校を何度も訪問して、逐一状況を確認していたのですが、
最終的には、突然のキャンセルにかなりショックでした。

次タームに行えるかどうかは不透明なままではありますが、
持続可能な形で行えるように、今後も模索することになりそうです。

・AMESAの州大会へのプレゼン参加?!(8月下旬)→×(不参加)

7月に参加した、AMESAの全国大会を契機に、
8月末のムプマランガ州大会へプレゼンできないかと打診を受けたのですが、
日程の都合がつかなくなってしまい、断りの電話を入れました。

参加できれば、
ムプマランガ州全体に協力隊の活動を紹介するチャンスでもあったので、
残念なところではあります。

今年のAMESA関連イベントは、これでおしまいなので、
来年以降、ぜひ後任隊員に活躍していただきたいと思います。

・算数セットプロジェクトの進展状況(9月初めを目処に)→◎(次タームも継続)

これは、最近、ブログの記事でもよく書いているので、みなさんもご存知かと思います。
計算カードを用いた、基礎計算力向上プロジェクト(勝手に命名)です。
1校で結果が出たので、次タームに向けて、さらに対象を増やしていくつもりです。

算数セットプロジェクトのリンクはこちら

・日本人学校からのおもちゃ贈呈イベント(9月中にできれば?)→△(延期)

これは、ヨハネスブルグの日本人学校の子どもたちから、
私の任地の子どもたち宛てに届いたおもちゃを届けるプロジェクトです。

当初の予定では、9月中の実施を視野に入れていたのですが、
受け渡す学校側の都合で、10月末に延期になりました。

日本人学校には、今年12月に訪問して、報告する予定です。
きちんとした報告ができるように、着実に進めていきたいと思います。

その他のニュース

・オランダ人に授業を見せる(記事はこちら)
オランダからの大学生(?)に、私の授業を観ていただきました。

・スポーツ交流会、陸上競技大会に参加
今タームもスポーツ大会などがたくさんありました。
リンクはこちら→その1その2その3その4

こうして長々と書いてきましたが、
今週で第3タームが終わり、次は、いよいよ最終、第4タームです。

一年の締めをどう過ごせるか、
私の活動も終わりが近付いてきているので、
悔いのないように努力しようと思います。


28歳の誕生日

2011-09-25 23:04:10 | ひとりごと

今日9月25日は、私の誕生日です。

今日で満28歳となりました。
南アに来てからは、2回目の誕生日です。
(昨年の記事はこちら)

今年も、日本の家族や友人、
そして世界中で活躍している同期の協力隊員から、
おめでとうと声をかけていただきました。

しかし、南ア人で私の誕生日を知る人は、ほとんどいないので、
任地では、静かに過ごしました。

昨年は、仲良しの学校事務員さんから、
タオルセットをいただいたのですが、
今年も何かくれるかな?と勝手に期待しています。
(そのときの記事は、こちら。)

彼女曰く、今年もサプライズだそうです。

まさか「ない」とかいうサプライズだったりして‥。

こうした楽しみも南アならではのような気がします。


学校統廃合、住民への説明会

2011-09-25 22:41:04 | 南ア-学校-

先日も書きました、
我がマレラネ地域事務所管轄の
FarmSchool(小規模学校)の学校統廃合問題。

今日、州政府からお役人さんが来て、
関係する保護者および地域住民に対して、説明会が行われるところでした。

なぜ「でした」かというと‥

いくつかの学校にお役人が来なかったからです。

というのは、順番にお役人が回る予定だったらしいのですが、
保護者側が州政府の提案を拒否して、
まったく話し合いにならなかったからです。

ここで、初めて見た人のために、整理しておくと、
(前回の記事のリンクはこちら)

州政府からの提案
①現在の小規模校を廃校して、一つの大きな学校に統合。
②新たな学校は、全寮制。食費、寮費は、州政府負担。
月に一度の自宅までの送迎がつく。
③新学校は、来年1月より運営開始。
です。

これに対して、予想通り、
保護者や地域住民からは、かなり反発が出ています。

FarmSchoolに子どもを通わせる保護者の大半は、
月500ランド(6千円)で生活している低所得者層。

経済的に貧しいため、
この決定だと、子どもに会いに行くこともできません。

州政府側は、新学校の教員を確保するために、
いくつかの学校の校長に内々に人事を打診。

それにより、学校側(教員側)を味方につけるのに必死になっています。

今日、開催だった会合が当日にドタキャン、延期されたこともあり、
次回開催日は、未定。

来年1月まで残す時間は、3ヶ月になってきました。

予定通り強行するのか、延期するのか、はたまたストライキ突入か。

予断を許さない状況には、変わりありません。


同期クロスロードに載る

2011-09-25 13:09:00 | ひとりごと

今日は、クロスロードの話。

みなさん、クロスロードは、ご存知ですか?

クロスロードとは、
青年海外協力隊事務局が編集発行する月刊誌で、
隊員の任国での活動のようすや、活動期間中の悩み相談、
隊員活動を終えてからの再就職などのアドバイスなどが掲載されています。

私も派遣される前から、
任国の情報を得るために、何度か読んだ記憶があります。

※経費削減の対象になったのか、
2011年5月号より、配布対象がJICAボランティアに限定されることになったようです。
広く一般の方にも読んでいただけたら良いと思うのですが‥。

そのクロスロード2011年9月号に、
私の同期隊員の企画したケニアでの環境イベントのようすが掲載されました。

内容については、
彼のブログを中心に、ある程度知ってはいたものの、
隊員50人余りが参加したと言うその規模に驚きました。
(南ア隊員は現在、全員で16名なので。)

さぞかしインパクトの強いイベントだったことでしょう。

彼は、訓練所でも同じ班。
職種も語学班も同じ。

いわば盟友です。

南アにいると、普段、
同期隊員の活躍の情報がほとんど入ってこないので、
クロスロードを便りに同期の活躍が知れて、とてもうれしい一日になりました。